12月20日からディズニープラス「スター」で独占配信されるファンタジー作品『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』で主演を務める奥平大兼さんがCLASSY.オンラインに初登場! ご自身の性格や実践されている〝ウェルビーイングなこと〟についてお話していただきました。
――ドラマや映画で大活躍されている奥平さんですが、CLASSY.ONLINEに登場していただくのは初めてです。ご自分の性格をひと言で言うとどんな性格か教えていただけますか?
よく「すごいミステリアス」みたいなことを周りの方は言ってくださるんですけど、基本何も考えてないだけです(笑)。
――ご自身で思っている自分の性格と周りから言われる性格が違うでしょうか?
そうですね。違うことは多いかもしれないです。今まで暗い役が多かったので、そういうイメージがついているのかもしれないですけど、全然そんなことはないです。仲の良い友達が一緒にいると、はしゃぐこともあります。一人の時間も好きなので、ギャップがあるかもしれないです。
――では「これがあると頑張れる! 機嫌がよくなる」というものを教えてください。
音楽だと思います。ヘッドホンがないと外に出れないですし、小さい頃から音楽が家で流れてる家庭だったので、4、5分空き時間があったら、やっぱり音楽が聴きたいです。それぐらい音楽は身近ですし、緊張するようなところに行く時はリラックスするために聴いたり、自分の行動の一つ前には必ず音楽があるなと思います。
――どのジャンルの音楽がお好きなんですか?
結構いろんなジャンルを聞くんですけど、この世で一つのジャンルしか聴けないってなったら、クラシックですかね。
――クラシック! 一番好きな曲を教えてください。
うわ、難しい(笑)。もう一曲しか聴けないってなったら、ラフマニノフっていう作曲家のピアノ協奏曲ですごく有名な曲があるんですけど、個人的にはずっと聴いていられる曲だと思います。一番好きなアーティストだったら、間違いなくラフマニノフですね。
――素敵ですね! ご自身も楽器を習われていたのでしょうか?
ちょっと前に少しだけピアノを習っていた期間があって、その影響だと思います。元々はすごくショパンが好きで弾いている曲もショパンが多かったんですけど、 だんだんいろいろな曲を聴くようになって、今はラフマニノフが個人的にブームです。
――音楽以外で疲れた時のリフレッシュ方法はありますか?
音楽以外で言うとお風呂です。サウナが流行っていますけど、僕は純粋にお風呂が好きですね。1日に多い時だと3、4回入ったりしています。休みの時は朝起きて入って、お昼ぐらいにまた入って、夜寝る前に入るみたいな(笑)。入っていると落ち着くんですよね。そこで音楽を聴くのがすごく好きなんですけど、一人の空間って言うんですかね、すごくリラックスできる空間なんです。
――では「これをしてる時が一番楽しい!」ということは?
やっぱり友達と一緒にいる時ですかね。基本は一人でいるほうが好きなんですけど、でもたまに人と接したくなるというか。友達と遊んだりする時は、何もかも忘れられる瞬間という感覚があります。買い物をしたりライブを見に行ったり一緒に食事をしたり、そういう感じですかね。
――’23年は数々の映画やドラマに出演されて大活躍の1年でした。『ワンダーハッチ-空飛ぶ竜の島-』は12月20日から配信されますが、来年に向けてどんな1年にしたいか、公私両面での抱負をお願いいたします。
今年1年はお芝居をするうえで〝考え方を考える〟という時間が多かったんです。ありがたいことにたくさんの映像作品に携わることができて、自分がお芝居をすることの楽しさであったり、やりがいであったり、作品に出るうえでの考え方が変わった年でもあったかなと思います。そこで考えたことを活かして来年はお芝居をしたいです。若いうちにしかできないようなお芝居や、今しかない感覚をフルに活かしたお芝居を常日頃からやっているつもりではあるんですけど、来年は特にやっていきたいなと思いますね。
――CLASSY.では〝ウェルビーイングなライフスタイル〟を発信していますが、メンタル面・フィジカル面の両面で奥平さんが実践している〝ウェルビーイングなこと〟があれば教えてください。
今年になってから、常にポジティブシンキングを意識するようになりました。僕のような仕事じゃなくても、誰でも仕事でうまくいかないときもあると思うんですけど、それをポジティブシンキングするだけで、マインドが変わるというか。ポジティブな人のほうがいい意味で周りに人が集まってくると思うし、自分がポジティブでいることによって周りの人にもポジティブが伝染していくと思うので「いいことだらけじゃん!」と思って実践するようになりました。
――先ほど〝考え方を考える〟時間があったとおっしゃっていましたが、物事をポジティブにとらえることで次に生かせるといった〝考え方〟になったということでしょうか?
〝考える方を考える〟っていうのは、またちょっと違います。ドラマですごく好きなセリフがあって、「自分が自分以外の誰か二人を幸せにすることができたら、 人類みんな幸せになる」というセリフがあったんですけど、確かにそうだなと思って。二人だけ幸せにすることができれば、その二人がまた周りの二人を幸せにしていって、そうやっていけば、みんな幸せになるんだと。だから身近な二人だけでも楽しく過ごすようなことができればいいなと考えるようになって、そこからポジティブシンキングに繋がりました。
奥平大兼
‘03年9月20日生まれ 東京都出身●’20 年、映画『MOTHERマザー』でスクリーンデビュー。’23年は映画『あつい胸さわぎ』『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』『ヴィレッジ』に出演。『君は放課後インソムニア』で映画初主演を務め『第15回TAMA映画賞 最優秀新進男優賞』受賞。ドラマ『最高の教師 1 年後、私は生徒に■された』での演技も話題に。‘24年春3月8日に主演映画『PLAY!-勝つとか負けるとかはどーでもよくて-』が公開。
『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』
現実世界で同級生たちに馴染めず生きづらさを抱えていた女子高生のナギ(中島セナ)と、ウーパナンタという異世界に過ごすドラゴン乗りのタイム(奥平大兼)の2人。実写で描く<私たちが住む現実世界>と、アニメで描く<ドラゴンが棲む異世界>の2つの世界が交差するファンタジーアドベンチャー。ディズニープラス「スター」にて12月20日(水)より独占配信スタート。全8話【キャスト】中島セナ 奥平大兼 エマニエル由人 SUMIRE 津田健次郎 田中麗奈 三浦誠己 成海璃子/新田真剣佑(友情出演) 森田剛ほか © 2023 Disney
撮影/平井敬冶 ヘアメーク/速水昭仁(CHUUNi Inc.) スタイリング/伊藤省吾(sitor) 取材/門脇才知有 構成/中畑有理(CLASSY.編集室)