「浮気」も「不倫」も、芸能人のスキャンダルの話だけではありません。人生の中でさまざまな選択が発生するCLASSY.世代こそ、実は陥りがちという説も。「私は大丈夫」――その慢心が危ないかも?誰にでも起こり得ることだから、必要以上に傷つかないために…対処法と心構えを知っておきましょう。
負の感情に支配されすぎないで!彼の浮気に傷ついている“あなたへの処方箋”
思ったよりも、彼に浮気された経験のある人は多い様子。長く付き合っていたり、結婚を考えていたり…そんなCLASSY.世代のショックの大きさは計り知れません。少しでも気持ちが楽になるアドバイスを先生に聞きました。
Q.「私が悪かったの?と自分を責めてしまいます」
A.基本的には浮気をしたほうが悪いので、「そんなふうに思わなくていいよ!」と伝えてあげたいですが、自分を責めてしまう人の中には、何か思い当たる節がある人もいるかもしれません。例えば、彼に依存しすぎていたり、連絡を強要して彼をうんざりさせていたり…。そんな反省点が思い浮かぶのなら、それは次の恋に向けて自分のマイナスポイントを改善する良いチャンス。失敗を糧に、もっと素敵な女性を目指しましょう!〈てらみこさん〉
Q.「相手の女が憎すぎてどうにかなってしまいそうです」
A.浮気が発覚したとき、男性はまず自分の彼女や妻に対して怒るのですが、女性の場合は浮気相手の女性に怒りの感情を向ける人が多いんです。でも本当の悪者は浮気をした男性ですよね。一旦落ち着いて冷静になり、誰に対して怒るべきか考えてみましょう。もしかすると、あなた自身も知らぬ間に「浮気相手」になっている可能性がありますし、第三の女が存在するかもしれません。そうならないためにも、交際をスタートする前に男性をよ~く観察することです。〈せみこ先生〉
A.見えない相手にイラつく時間ってすごく勿体ないと思いませんか?一番悪いのは間違いなく彼です。もしかすると、相手の女性もあなたと同じように悲しんだり、怒ったりしているかもしれません。私が相談を受けたケースでは、同じ男性に裏切られた者同士、浮気相手の女性との間に仲間意識が生まれ、最終的に親友のような関係になった人もいます。イライラする気持ちも分かりますが、違うことにエネルギーを使ってみてはいかがでしょう。さっさと怒りの感情を捨てて、次の恋に向けた自分磨きに精を出すのもおすすめです。〈てらみこさん〉
Q.「どんなにひどいことをされても、〝それでも別れたくない〟と思ってしまうんです」
A.私も浮気されたときに一度許してしまったことがあるのですが、たくさんの方から話を聞いた結果、浮気は直らないものだと感じています。繰り返し浮気をする男性は、完全にあなたのことをナメています。しかし、パートナー同士は年齢や収入にかかわらず対等な関係であるべきです。辛い決断ではありますが、彼とはお別れして、新たなパートナーを探してはいかがでしょう。きっと、もっと素敵な恋愛ができますよ!〈てらみこさん〉
Q.「浮気されてからというもの、世の中の男性がすべて信用できません…」
A.彼は絶対に浮気しないと油断しすぎていたのでは?相手を信頼すればするほど、裏切られたときのショックも大きいものですよね。でも信用できない気持ちをすべて相手のせいにするのは間違い。例えば男性が100人いたら、根っからのダメ男は3割弱。良母のような感覚で彼に安心感を与えすぎ、ワガママな男にしてしまっていたのかも。まずは男性をよく観察して誠実な男性を選ぶこと、それから彼をダメ男にしないためにも必要以上に優しくすることは禁物です。〈せみこ先生〉
\アドバイスをくれたのはこの二人/
◼︎恋愛・離婚カウンセラー 山崎世美子さん
恋愛・離婚カウンセラーで男女問題研究家R。元探偵のキャリアを生かし、男女問題に悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送る。公式TikTok・YouTube『せみこの恋愛大学』SNS総フォロワーはなんと約8万人!著書も多数。
◼︎作家・OL てらみこさん
CLASSY.と同世代のKindle作家でOL。国際遠距離恋愛の経験や数多くの相談者から集めたデータを元に、主にTwitter(現X)にて彼を離さない恋愛術を発信中。著書『続く恋愛、終わる恋愛』(Kindle)がベストセラーを獲得。
イラスト/沼田光太郎 取材/伊藤綾香 再構成/Bravoworks.Inc