ワイン好きスタッフが激推し!「ナチュラルワインと美味しいごはんがある店」7選

今グルメな人が集うお店には必ず揃う、個性豊かな味わいが楽しいナチュラルワイン。知れば知るほど奥深く、「コミュニティメーカー」的役割も!?

これと女友達が揃えばもう最強“ナチュラルワインとおいしいごはん”

小林:今日は「情報交換もできる♪」と楽しみにしていました。匠ちゃんはいつからナチュラルワインを飲み始めたの?
匠:だいたい7年くらい前からですかね。当時って今ほど身近な存在じゃなくて「ワイン、好きかも」と感じ始めた頃に、たまたまお店でナチュラルワインに出合って「何これ、おいしい〜!」とびっくり。そこからハマりました。
濱口:どこのお店か聞いてもいいですか?
匠:「トミガヤカルム」です。奥渋にあるCHOW CHOW(❶)も大好きで、食いしん坊と一緒に行きたいお店。つい長居して飲み続けちゃいます(笑)。
濱口:私もCHOW CHOW大好き!牛ハツのカルパッチョが大好物で必ず頼みます。なくなっちゃうこともあるので、入店したらすぐ頼むのがおすすめ。
匠:何を頼んでもおいしいですよね!イタリアンなのでパスタはもちろん、季節ごとのメニューにも毎回大満足です。
小林:富ヶ谷や奥渋エリアはナチュラルワインをいただけるお店が多いイメージです。
匠:池尻の混混(❷)は最近一番よく行っているお店かも。広々とした空間と木目の美しい一枚板のカウンターが象徴的で、私の大好きな京都の雰囲気を感じるんですよね…。そしていつも素敵な音楽が店内を包み込んでいて居心地が良いんです。
濱口:ナチュラルワインを楽しむ醍醐味って、店主さんとのコミュニケーションにもありますよね。品種に産地と知れば知るほど奥深くて面白いし、お料理や自分の好みに合ったワインを教えてもらいながらいただく時間って本当に楽しいひととき。恵比寿の夜台所BASEーCHIC(❸)はセンスの良さが光る創作料理が豊富で、カウンター越しにワインを教えてもらいながらおいしいごはんを食べられるお店です。
匠:私はなかなか自分で品種や銘柄を覚えられないので(笑)、店主さんに好みの味を伝えて、すすめてくれるものを楽しむ派です。
小林:ナチュラルワインって味の違いがわかりやすいから好みも伝えやすいよね。濱口さんのとくに好きな種類、知りたいです。
濱口:最近飲んで良かったのは、南アフリカのテスタロンガと、国内だと岡山のワイナリー、ドメーヌ・テッタのワインたち。あ!ご紹介したいお店、まだあります。ちょっと変化球ですが、最近スパイス料理の刺激とワインの組合せの爽快感に開眼しました!下北沢のBhelPuri(ベルプリ)(❹)は、ナチュラルワインとスパイス料理の掛け合わせが楽しいお店で、インドやタイ、中華、イスラエルなど、いろいろな国のスパイス料理と一緒にいただけます。
小林:私も和風ベースにナンプラーをきかせたり、ハーブをたっぷり使った料理を作ることが多くて、優しい味わいのナチュラルワインがマッチするなと思ってました。休日の夕方に家族とワインを飲みながらダラダラと料理をするのが定番になっていて、ストックがなくなると、よくかめじま商店(❺)に買いに行きます。
匠:酒屋さんが営むビストロですよね。飲んで食べて、もちろん買って帰ってもOKで。都内東エリアだと清澄白河のQue c’est beau(ガゼボ)(❻)も人気ですよね。ハンバーグなどの「食べた!」感を満たしてくれるお肉料理がとくに好きです。夕方早い時間からオープンスペースで飲み始めたら気持ち良さそう。
小林:神楽坂のORI(❼)は、16時から営業していて、フラッと0.5次会的な使い方もできていいですよ。初めてでも入りやすいスタンディングのお店です。
濱口:お二人のお気に入りのワインショップも知りたいです。

\チームCLASSY.のナチュラルワインラバーの精鋭3名が集結!/

【CLASSY.LEADERS 佐藤 匠さん】
ナチュラルワインと旅ラバー。ファッション関係の仕事を通して出会う美食家&お酒好きお姉さまたちとの情報交換・新規開拓に余念がない。完全外飲み派。
【CLASSY.ライター 濱口眞夕子さん】
海を臨む湯河原の別荘のテラスで昼から乾杯。ペティアンから始め、ロゼ、オレンジ、深い味わいの白と幅広くイケます。夢は北の大地のワイナリーホッピング!
【CLASSY.編集 小林麻衣子】
女友達がホームパーティに持参してくれたナチュラルワインから、その魅力に開眼。どこか癖のある渋みが強いワインが好みで、最近はオレンジワインに夢中。

取材/岩本亜有美 再構成/Bravoworks.Inc

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最新号 202412月号

10月28日発売/
表紙モデル:山本美月

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