【写真集発売！】石川恋さん「私がそうしてもらったように、30代は楽しいって背中を押してあげたい」

—7月に30歳になったばかりの恋ちゃん。率直な心境は？

私の周りの30代の友達は、仕事もプライベートも充実していて、すごく輝いています。そんな姿を近くで見ていて、30代は女性としてカッコいい時期だなと思いました。実際に私が30歳を迎えたときも、みんなが口を揃えて「30代って楽しいよ」「恋ちゃんもようこそ！」と言ってくれて！ もちろん肌や体調面で老いを感じることもあるのですが…（笑）。年齢を重ねて、健康に生きていけること自体が幸せなだと感じています。私が友達にたくさんのポジティブな言葉をかけてもらったように、これから30代を迎える人には、私も背中を押してあげられるようになりたいです。

—今後、挑戦してみたいことは？

私、目の前に現れた新しいことは全部やってみたいんです。好奇心旺盛なので（笑）！ モデルのお仕事がやりたくてもできなかった時期、お芝居がやりたくてもできなかった時期、そんなもどかしい時期も経験しているからこそ、目の前にきたチャンスは何でも挑戦してきました。「私にはできないだろう」と限界を決めるのではなくて、一回はとにかくやってみる。これからも周囲から「恋ちゃんにはこういう役をやってみてほしい」「バラエティーも挑戦してみない？」と言ってもらえることがあったら、ぜひ挑戦してみたいです！

—忙しい日々を送る中で、仕事とプライベートで意識していることは？

不器用なところがあるので、仕事で役を複数やらせていただいているときは、プライベートとの両立ができなかったりもします。ただ私にとっては愛犬の存在がすごく大きくて！ 愛犬に対しての責任もあるし、それが自分だけの生活ではないことを感じさせてくれています。家にチェルシー（愛犬）がいなかったら、忙しい状況だと部屋は荒れ放題かもしれないけど、いるからこそキレイに保つようにしています。自分の食事はデリバリーでも（笑）、チェルシーには健康なものを食べてほしいので気を遣います。
そんな中でも、昔より力を抜くことも少しずつできるようになりました。最近はいっぱいいっぱいな時期こそ、友達を誘ってサウナに行きます。サウナで汗をかいて、友達と喋って、ビールを一杯だけ飲んで帰る！みたいな（笑）。短い時間でもリフレッシュできるので、そういう時間を積極的に作って、心身を切り替えるようにしています。

—30歳になった今、理想の大人像は？

2019年に映画『マスカレード・ホテル』で長澤まさみさんとご一緒させていただいたのですが、そのときからずっとまさみさんの背中を追いかけています。2021年の続編で再会したとき、私が「もう28歳になりました」と話したら、まさみさんが「30代って、すごく楽しいよ！」と言ってくださったのを覚えています。まさみさんが今までのイメージとは違う役にも、そして舞台やミュージカルにも挑戦されている姿を見て、「私も何かに挑戦し続ける、カッコいい大人になりたい！」と心が奮い立ちました。