【BALLISTIK BOYZの“ウェルビーイング”】松井利樹さん「自分の意思をみんなに伝えて、みんなの意見もちゃんと聞く」

-CLASSY.がテーマとしている“ウェルビーイング＝まわりも自分もハッピーに生きる”に準えて、最近あった「幸せだったな」というエピソードを聞かせてください。
3月末に誕生日を迎えたのですが、そのときにメンバーだけでお祝いしてくれて、すごく幸せでした。ケーキでお祝いしてもらって、メンバー7人だけでお酒を飲んで、夢語って、ゲームして……。最近でいちばん幸せを感じた瞬間でした。僕にとって幸せは人生の浪漫。幸せを感じるためにがんばって、幸せを手にしたらまたがんばる。人生はその繰り返しだし、それが浪漫だと思います。

-大人数でグループ活動する中で、メンバーみんながハッピーでいられるように心掛けていることはありますか？
僕は自分の思っていることや言いたいことを、きちんと伝えるようにしています。最初は「自分の意見を伝えて大丈夫かな？」という抵抗もあったのですが、メンバー全員優しくて、言えば聞いてくれるし、違うと思ったら違うってはっきり言ってくれるのもありがたくて。自分だけの活動ではないので、自分の意思をみんなに伝えて、みんなの意見もちゃんと聞くことを心掛けています。

-5月31日リリースの新曲「Ding Ding Dong」は、BALLISTIK BOYZのどんな魅力が伝わる楽曲ですか？
今回の楽曲には、信念を貫こうとする気持ちと、誘惑に負けそうになる気持ちを、天使と悪魔に置き換えて、人間の中の二面性を表しています。その二面性を表現するために、衣装も変えて、楽曲も天使パートと悪魔パートを作っているのですが、ひとつの作品でふたつの世界を見せることで、僕たちの表現の幅や多様性を感じてもらいたいです。BALLISTIK BOYZは常に新しい自分たちを見せることを大事にしていますが、今回は1曲の中に、それがふたつ詰まっている感じです。今までの楽曲とは違ったアプローチにも注目してもらえるとうれしいです。

-「Ding Ding Dong」のMVの中で、「ここに注目して欲しい!」という個人的推しポイントは？
サビは、天使と悪魔が入れ替わりながらダンスしているイメージなのですが、ダンスバトルのような映像で表現されているので、是非チェックして欲しいです。入れ替わりの激しいシーンですが、テーマに沿った振り付けも推しポイントです。

-これまではJr.EXILEの最年少グループでしたが、ここ1年で後輩グループがたくさんデビューしました。後輩が増える中で、BALLISTIK BOYZ的「先輩の心得」をひとつ挙げるなら？
僕は先輩になった感覚が全くなくて。ただ、先輩後輩の関係ではありますが、似たような夢を持っている者同士でもあるし、一緒に刺激し合いながら高め合っていけたら、と思っています。憧れを持ってくれる人に対して、ずっと憧れの存在でいたいし、言葉よりも背中で語れるような先輩になりたいので、常に新しい自分を追求していきたいです。