昔はもっと恋愛が楽しくて、未来もきっとうまくいくと思ってた。私はいつからこんなに臆病になってしまったんだろう?今年を恋愛の飛躍の年にしたいなら…一歩踏み出しましょう。愛すべき不器用な、震えるウサギさんたちにこの企画を捧げます。
【CASE】同世代男子がつまらなく見えるという病
社会という広い海に出た女性に訪れる、同世代が物足りなく見えるという病。もちろん、経験豊富な年上との遊びは社会勉強にはいいけれど…その関係に未来はありますか?
<お悩み>同世代の男子はつまらない!年上の人と話したり遊んだりする方が刺激的で楽しい
最近、こなれたお金持ちのお兄さんたちとよく遊んでいます。経営の話、高級店での食事、不動産の知識や仮想通貨…知らない世界を教えてくれて、刺激的で面白いし、金払いもいいので、大学時代からの男友達や会社の同期など、周りにいる普通の男子がつまらないと思うようになってしまいました。――フリーランスPR・25歳
〝それは教えてくれてるんじゃなくて、自慢されているの。あなたはフリーなキャバクラ嬢として遊ばれているだけ〟
「これはパパ活」とちゃんと気づいているのなら全然OK。否定はしません。ただ2つ修正したいのが、お兄さんたちと遊んでいるのではなく〝遊ばれている〟ということと、知らない世界を教えてくれているんじゃなくて〝自慢されている〟だけ、ということ。そのお兄さんたちは20代の可愛いあなたを連れて歩いている自分が好きなだけで、あなたのことが好きなわけではありません。そんな人たちのもとに、髪を巻いてメークやネイルをして出かけていくなんてすごくもったいないこと。数年経ったら潮時になって呼ばれなくなるし、だったらマッチングアプリに時間を割いている方が100倍マシです。それよりも、すっぴんで一緒に餃子を食べに行ってくだらない話ができるような男友達に久しぶりに連絡してみるのはどう?
臆病な私たちを抱きしめてくれるお姉さんは…
クリス-ウェブ佳子さん
モデル・コラムニスト。4年半にわたるニューヨーク生活で養った国際感覚と、バイヤーやPRなど幅広い職業経験で培われた独自のセンスが話題となり、2011年より10年間『VERY』の専属モデルとして活動。2017年にエッセイ集『考える女(ひと)』(光文社刊)、2018年7月にトラベル本『TRIP withKIDS こありっぷ』(講談社刊)を発行。二女の母。Instagram @tokyodame
イラスト/しず華* 取材/佐藤かな子 再構成/Bravoworks.Inc
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