結婚したカップルが「戸建て」を買う方法【建築条件つき住宅を購入するメリット&デメリットを比較】

「CLASSY.Couples」に代表される30代既婚読者の間で「戸建てに住みたい!」派が増加中。家で過ごす時間をより充実させたい、子どもが生まれた時に備えて、という気持ちが「戸建て志向」を後押ししているよう。戸建て購入を考えた時、最低限知っておきたいことをおさえておきましょう。

「戸建て」を買う方法【建築条件付き土地を購入】

更地を探して注文住宅を建てる、中古住宅を購入する…「戸建て」の買い方、実は手段もいろいろあるんです。

住宅メーカーや工務店が指定され

住宅メーカーや工務店が指定されているのが特徴
土地の購入後、一定期間内(多くの場合3カ月)に指定された施工会社と建築契約を結ぶという条件で、建物自体はフリープランなことも。実際に3カ月以内に間取り、仕様、設備、資金計画などすべてを決めていくのはかなり大変ですが、用意された参考プランがあるのでそれに少し手を入れる程度の変更で落ち着くケースが多いようです。契約した施工会社にも得意不得意があるため、施主の希望が100%通らない場合や、参考プランに変更を多く加えることで予定より金額がオーバーしてしまう可能性も。とはいえ新築分譲に比べれば自由度は高く、土地と建物がセット販売なので価格も抑えめだったり、スケジュールがタイトなぶん早く入居できるというメリットも。建築条件がどんな制約となるかを理解して購入しましょう。

\教えてくれたのは/
住宅ジャーナリスト 山本久美子さん
『週刊住宅情報』『都心に住む』など住宅専門誌の副編集長を歴任。宅地建物取引士、マンション管理士、ファイナンシャルプランナー等の資格を持ち、現在は住宅メディアへの執筆や講演、『SUUMOジャーナル』『東洋経済オンライン』などでも連載記事を執筆している。

イラスト/green K 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc

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最新号 202406月号

4月26日発売/
表紙モデル:山本美月

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