【劇団EXILE・塩野瑛久さん特別インタビュー】「一緒に不幸になれる人」が理想の結婚相手

塩野瑛久さんがCLASSY.1月号「彼と一緒に選ぶ、運命のウェディングジュエリー」に登場。撮影現場では、終始クールな佇まいの中のふとした瞬間に見せる“くしゃ笑い”でスタッフを虜にした塩野さん。今回は特別に、結婚観やファッションへの想いなどパーソナルな部分に迫りました。ここでしか見られない貴重なオフショットとともにお楽しみください!

20代前半からブレない結婚観とは?「一緒に幸せになれる人よりも…」

――今回出演いただいた1月号の

――今回出演いただいた1月号の誌面では「彼と一緒に選ぶウェディングジュエリー」がテーマですが、“2人で選ぶ”ということに、どのような印象を持ちましたか?
僕の中では、逆に1人で選ぶことの方がイメージできなくて。むしろ、“2人で選ぶ”方が自然なことだと思ってました。まあ、普通がわかんないんですけど(笑)。サプライズ感はなくなりますが、ずっと着けていくものだから、2人で選ぶ方がお互いに納得して選べるので、いいんじゃないかなと思っています。

――現在27歳、周囲に結婚をする友人や知人も増えてきたご年齢だと思いますが、塩野さんが考える結婚観について教えてください。
結婚相手との理想の関係は、“一緒に幸せになれる人”というよりは、“一緒に不幸になってもいい人”。やっぱり幸せな時ってお互いにメンタル的にもいいところにいるから、うまくいくのは、ある意味当然といえば当然。それよりも、苦しい時ほど、しっかり支え合える関係でいられることの方が大事だと思うんです。僕自身、浮き沈みのあるお仕事をしているし、いい時ばかりじゃない。厳しい時こそ、相手の本当の姿も見えてくると思うので、この人とだったら不幸になってもいいな、と思える相手かどうか。落ち込んでいる時や、沈んでいる時こそ、一番近くにいて支え合える関係…これが、ずっと考えている結婚観です。

――ブレない結婚観ですね!その結婚観をベースにして、年齢を重ねてさらにプラスされた価値観はありますか?
両親の関係が、子供の成長に与える影響って大きい気がして。やっぱり、親の仲がよいほど子どもが健やかというか、心に余裕があるというか…。僕が年齢を重ねて、周りも見つつ最近感じたことですね。なので、ずっと夫婦で仲良くいられる関係でありたいなと思います。

リンクコーデを楽しむなら?最近の好みのカラーは?ファッションについて、あれこれ聞いてみました!

――CLASSY.ではパートナ

――CLASSY.ではパートナーとのリンクコーデ企画も紹介していますが、もし塩野さんがリンクコーデをするなら、どんな風に楽しみたいですか?
やっぱり外出先の雰囲気に合わせたいですね。例えば、一緒に写真を撮った時の、色のトーンやバランスが取れていることを想定して選ぶ、みたいな。こういう雑誌のお仕事もしていて思うんですけど、背景や雰囲気に合わせた色味のお洋服とか、全体の絵的なバランスってすごく大事だな、と。
あと、帽子でリンクコーデとかも楽しそう。女性がキャスケットで、男性がベレー帽とか。なんかこう、クラシカルなものが僕ずっと好きなんです。70、80年代の海外ファッションで、サスペンダーつけてとか、そういう雰囲気が好きです。

――今季はクラシカルがトレンドのひとつなので、冬はファッションの買い物欲も出てきそうですね!
でも、メンズではまだあまり見かけないんですよ! ファッションのトレンドって、レディースの方が断然早い。だから男性もレディースアイテムをチェックすれば、一早くトレンドのアイテムやシルエットが手に入って、コスパもいいということに気がついたんです。なので僕は、レディースファッションはよくチェックしますし、着ることもあります。逆に、女性がメンズアイテムを着るのも、よほど身長差とかなければできると思うので、そういうシェアを楽しむのもいいですね。

――最近はどんなカラーのファッションが気になっていますか?
僕、ずっと黒ばっかりだったんですけど、さすがに白黒すぎるなと思って(笑)。最近は、ブラウンとかベージュとか、アースカラー系を積極的に選ぶようにしています。年齢も重ねたし、そういう柔らかい色味で、大人の雰囲気を出す男になりたいなって(笑)

――モノトーンがお似合いですが、柔らかいトーンも間違いなくお似合いだと思います! 最近買ったお気に入りのファッションアイテムはありますか?
最近かあ…、ボトムスは割とレディースを買いますね。今穿いているの(私服のボトムスのパンツ)もレディースです!こちらは、あるブランドとのコラボ商品だったと思います。レディースのパンツはウエストが自分に合うのと、シルエットがキレイなものが多いですよね。

塩野瑛久

‘95年1月3日東京都生まれ、神奈川県出身、劇団EXILEのメンバー 。’12年デビュー以来、数々のドラマ・映画・舞台に出演。最近の主な出演作はドラマ『来世ではちゃんとします』、映画『HiGH&LOW THE WORST X』、舞台『VAMP SHOW ヴァンプショウ』など。「BOOK ACT 2023 NEW YEAR SPECIAL」への参加も決定している。

取材・文/岩本亜有美 構成/鈴木日向(CLASSY.編集室)

Magazine

最新号 202412月号

10月28日発売/
表紙モデル:山本美月

Pickup