【黒谷友香さんのウェルビーイング】二拠点生活で見つけた「毎日をハッピーに過ごす秘訣」とは？

-CLASSY.では“自分も周りもHAPPYでいる”ことを大切にするウェルビーイングという価値観を提案しています。黒谷さんご自身が、ウェルビーイングのために心がけていることはありますか？

「私はこれが好きだ」って思える、自分の大切にしたい軸みたいなものがあると、ぶれないし、いろんなことをチョイスしやすくなりますよね。あとは、自分をリラックスさせる場所を持っていると、バランスが取れて良いんじゃないかなって思います。

-黒谷さんにとっては、房総半島がリラックスできる場所なんですね。

子どもの頃から、田舎というか、自然がある環境が身近にあったほうが落ち着くタイプだったんです。母は、もう田舎暮らしは十分だって言ってるんですけど、私は生まれたのが大阪ですが、海が近くにあったり虫が触れるような環境が好きなんですよね。でも、一方で仕事をする東京という場所も大切で。どちらか一方ではなく、両方大事にできる環境が自分に合っているんだなと思います。

-CLASSY.世代の先輩として、“ウェルビーイング”に生きるためのアドバイスをください！

いろんな幸せがあると思うんです。それぞれの価値観によって幸せって全然違うと思うんですよね。たまには、自分と人を比べて「私は大丈夫かな」と思うことがちょっとはあるかもしれないけれど、でも、自分を信じて欲しいです。人それぞれ価値観が違うから、自分は何を幸せだと思うのかを意識していくと、きっと自分の希望に沿った方向の流れに乗っていけるんじゃないかなと思います。

-黒谷さん自身が、自分の幸せを見失わないために、実践していることはありますか？

自分の軸を大事にするのと同時に、若い世代の感性に触れて、柔軟性をもつことを心がけています。自分の価値観をアップデートしないままにしていると、どんどん古びていってしまうし、さびていってしまうと思うんです。「こうだ！」って考えが固まってしまうと、よくないかなって。房総半島での暮らしでは、20代・30代の方と触れ合う機会も多くて、知らないことを教えてもらうことも多いです。そういう方たちと一緒に過ごすことで、若さもキープできると思っているし、刺激がもらえるんですよね。幅広い年齢の人とコンタクトしてみることで、自分をよりよい方へと変えていけると思います。