【真野恵里菜】大人の〝真野さん〟料理のこと、最近のこと。【CLASSY.連載vol.21】

CLASSY.ONLINEでスタートした、女優の真野恵里菜さんによる「料理連載」。アイドルとして芸能界デビューし、その後は女優として活動、現在はスペインにて生活している真野さん。可愛らしいイメージの彼女ですが、早いもので30歳になって、１年が経ちました！そんなCLASSY. 世代ど真ん中でもある、等身大の真野恵里菜さんが特別に教えてくれる、料理のこと、最近のこと…。第21回目をお届けします。

今回も真野さんからCLASSY.読者のみなさんにメッセージが！

５月の終わりに日本へ一時帰国し、１カ月ほどゆっくり過ごすことができました。日本にいる期間は梅雨に突入するので、雨の日が多くなるのかな…と思っていたら、今年は梅雨明けが早く驚きました！まだ６月なのに、猛暑日が続いていたことで私も暑さにやられ、水に濡らすとひんやりと冷たく感じるタオルや、ハンディファンを買いました。熱中症は本当に怖いので、みなさんも水分補給や暑さ対策、しっかりしてくださいね！暑いと何が食べたいのか分からなくなったり、食欲が落ちてしまったりしますが、食事はどんな時も日々の身体を作るうえでとても大切！今回はさっぱり食べられる副菜と、暑い時こそしっかり食べてスタミナがつく主菜を紹介します！

今回お届けするレシピは…「冷やし出汁トマト」と「マッシュルームとニンニクのポークソテー」です！

本日のレシピ「冷やし出汁トマト」

【材料】
トマト　　２個
水　　200ml
顆粒だし　小さじ１
みりん　大さじ１
醤油　　小さじ半分
塩　ひとつまみ
大葉　２枚
鰹節　適量

トマトを漬ける用のタッパーなどの密閉容器を使います

【作り方】

①小鍋にお湯を沸かしておきます。
②トマトを入れる容器にみりんを入れ、電子レンジで１分ほど加熱しアルコールを飛ばし、水・顆粒出汁・醤油・塩を入れて混ぜます。

③トマトのヘタを取り、ひっくり返して真ん中の部分に浅く十字を包丁で入れます。
④お湯が沸騰したらトマトを入れ、切り込みを入れた部分から皮が裂けはじめるぐらいで取り出します。
⑤冷水にさらしながら、トマトの皮を剥きます。

⑥皮を剥いたトマトを②で混ぜ合わせた調味料の容器に入れ、冷蔵庫へ入れて２、３時間から半日置きます。
⑦トマトを取り出して食べやすい大きさにカットして器に盛りつけます。だしをかけ、その上から切った大葉と鰹節をパラパラとかけて完成。

我が家では毎日の食事で１回は食べているトマト。そのままで食べたり、サラダに添えることが多いですが、ちょっと手を加えて副菜の１品として並べたいなぁと思い、２年ぐらい前から暑くなると作るようになったのがこの「冷やし出汁トマト」です。しっかり出汁に浸けてひんやりさせた方が美味しいので、お昼ご飯を作る前にパパッと作り、夕食に出しています。お酒のおつまみとしても合うと思うので、是非試してみてください！

続いては… 「マッシュルームとニンニクのポークソテー」

【材料】　2人分
豚ロース（とんかつ用が合うと思います）　300g
にんにく　ひとかけ
マッシュルーム　２個
醤油　大さじ１
酒　　大さじ１
みりん　大さじ１
はちみつ　小さじ２
塩胡椒　お肉の下味用
小麦粉　適量
オリーブオイル

【作り方】

①醤油・酒・みりん・はちみつは混ぜ合わせておきます。
②マッシュルームとニンニクは薄切りにし、豚ロースは塩胡椒を少々振り、小麦粉を両面にまぶします。
③フライパンにオリーブオイルを引き、ニンニクを入れて熱してから、マッシュルームを炒めます。

④マッシュルームとニンニクを取り出し、豚ロースを焼いていきます。オリーブオイルが足りなさそうな場合は、足してから焼いてください。

⑤お肉の両面に焼き色がついたら、①で混ぜ合わせておいた調味料と、先に炒めておいたニンニクとマッシュルームを入れて中火で２〜３分加熱します。
⑥タレに少しとろみが出てきてきたら、食べやすい大きさに切り、お皿に盛りつけて完成です。

暑い時こそ体調をつけるためにしっかり栄養を摂った方がいいので、タンパク質はもちろん疲労回復効果のあるビタミンB群を多く含む豚肉を、ちょっと濃いめの味つけでガツンと食べる一品。ニンニクとマッシュルームを入れることでそれぞれの香りや味がいい感じに出てお米が進むので、しっかり食べて頑張りたい！という時にオススメです！

ということで、今月のレシピは「冷やし出汁トマト」と「マッシュルームとニンニクのポークソテー」でした♪

最後に…！

これまでの連載を振り返ってみたら…今月でレシピが40品を超えました‼️まさか、41品もレシピを書いていたとは自分でもびっくりです。細かいことが苦手な性格で、料理に対しても「最終的に味がまとまればいい」なんて考えを持っていましたが、この連載を持たせていただいたおかげで「レシピを書く」ことも学ぶようになり、レシピを考える時に分量を計ることによって味も安定すると気づきました。連載を見て作ってくれる皆さんにわかりやすいレシピをお届けしたいと思い、毎月奮闘しています。最初の頃のレシピ…自分で見返してみると、酷いものですね（苦笑）。いつかどこかのタイミングで、これまでのレシピの改良版なんかも書きたいなぁ、と思いました。料理の写真も、１枚の写真を見て「美味しそう！」「作ってみたい！」と思ってもらえるように、少し前からカメラで工夫して撮るようにしました。写真の雰囲気が変わったことに気づいてくれた方はいるでしょうか？笑

この連載がどこまで続くのか、自分がどこまでアイデアを搾り出せるのか私にも分からないですが、料理の可能性は無限だと思っているので、まだまだ頑張ります。いつも読んでくれるみなさん、そして作ってくれたことをSNS等で報告してくれる方々、本当にありがとうございます！

これからも、よろしくお願いします♪