【町田啓太さんインタビュー】主演ドラマ『テッパチ!』が話題!「僕にとってのヒーローは…」

俳優の町田啓太さんが主演し、自衛官候補生を演じる話題のドラマ『テッパチ!』。3回にわたってスペシャルインタビューをお届けしています。最終回では役についての思い、そして町田さんにとってのヒーローについて伺いました。

――ドラマ『テッパチ!』で町田

――ドラマ『テッパチ!』で町田さんが演じる国生 宙(こくしょう・ひろし)は、やんちゃでやけっぱちな肉体派男子。町田さんのパブリックイメージでもある〝スマートでクールなイケメン〟とはかけ離れていますが、演じていていかがですか
「最近、そうおっしゃってくださることが多いのですが、俳優を始めた頃はヤンキーやアウトローの役が多かったので、今回の役柄は逆にちょっと懐かしい感じでした」

――町田さんが感じている宙の魅力はどんなところですか?
「バカ正直なところはいいなあと思いますね(笑)。思ったことがすぐ顔に出る(笑)。見え方としては幼かったり未熟に見えたりする部分かもしれないけど、僕的にはチャーミングだなあと思います。僕自身は頭で考えて行動することのほうが多いので。宙は思うがまま素直に行動して、その熱が周りに伝わっていい方向に作用して――。やけっぱちですが、ガムシャラなところは羨ましいなあと思うことがありますね」

――宙は工事現場の仕事をクビに

――宙は工事現場の仕事をクビになり、やけっぱちな思いで陸上自衛隊の世界に入ります。町田さんがもし今のお仕事をしていなかったら、やってみたかった職業はありますか?
「今はこの仕事を頑張っているので考えられないですが、昔、目指していたことはあります。パイロットになりたくて航空系の高校に進学しました。興味を持ったことはいろいろありましたね」

――今作が放送されるフジテレビ

――今作が放送されるフジテレビの水曜22時枠は〝ニューヒーロー〟がコンセプト。町田さんにとってのヒーローは?
「母です。尊敬しています。すべてにおいて、僕のヒーローですね。兄弟もみんなそう思っていると思います。働きながら兄弟全員を育ててくれましたし、すごく忙しいなかでも家のことをほぼほぼ一人で全部やっていたので。本当に今考えるとぞっとするというか、もっと手伝えばよかったって思います(苦笑)。甘えてましたね。僕がそう思ってることを母は知ってるかな。きっと『リップサービスでしょ』と言うと思いますが、喜んではくれてるのかな。結構、恥ずかしがり屋な家族ですから言葉にはしないと思いますけど」

――ドラマや映画に立て続けに出

――ドラマや映画に立て続けに出演し大変お忙しいと思いますが、リフレッシュ法はありますか?
「好きなものを好きなだけ、しっかり食べることですね。それが一番だと思います。今は役のために食事の内容など制限していますが、チート・デイを作って、その日その時食べたいものを食べたり…。それでもやはり気にしてしまうので、思いきり食べることはできないですが、すべてやりきったときの楽しみにとっておこうかなと思ってます(笑)」

町田啓太

‘90年7月4日生まれ 群馬県出身 血液型O型●劇団EXILEのメンバー。’10年より俳優として活動を開始。‘20年の出演ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』が日本だけでなく海外でも話題になり、劇場版も大ヒット。最近の主な出演作はドラマ『SUPERRICH』『ダメな男じゃダメですか?』、NHK大河ドラマ『青天を衝け』、Netflix『今際の国のアリス』、映画『きみの瞳が問いかけている』『太陽のボレロ』など。

『テッパチ!』

陸上自衛隊を舞台に青年たちの成長と熱き思いを描いた物語。やけっぱちな考えで陸上自衛隊の候補生になった青年・国生 宙<こくしょう・ひろし>(町田啓太)は、自衛官にとって身を守る鉄帽=テッパチをかぶるにふさわしい自衛官になれるのか。防衛省全面協力のもと、リアリティを追求した完全オリジナル企画。他の出演/佐野勇斗 白石麻衣 北村一輝 <第一部キャスト>佐藤寛太、時任勇気、一ノ瀬楓、坂口涼太郎、池田永吉、藤岡真威人●フジテレビ系にて7月6日(水)22時スタート(初回15分拡大)

撮影/木村 敦 ヘアメーク/Kohey(HAKU) スタイリング/石川英治 (TABLEROCK.STUDIO) 取材・文/駿河良美 構成/中畑有理(CLASSY.編集室)

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表紙モデル:山本美月

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