CLASSY.カバーモデル、松島花の「プロフェッショナル」【熱量高すぎヘアメークさんを質問攻め!】

アシスタント時代からよく知るという、ヘアメークの森野友香子さんを迎えてお届けする、連載5回目。「とにかく一生懸命なところが好き」という花ちゃんの森野さん評を裏切らない、いやそれ以上の熱量で、キャスティングから、誌面のディレクションまで、全面的に取り組んでくれた渾身の企画です。

今回のゲストは…ヘアメーク・森野友香子さん

Profile
滋賀県出身。ヘアメークに憧れ上京し、美容室勤務後に独立してフリーランスのヘアメークとして活動。福沢京子氏に師事した後、再度独立し現在に至る。確かな技術とセンス、こまやかなホスピタリティで、カバーモデルや女優たちからの指名も多数。多忙を極めるかたわらサロンワークも続けている。「その人のいちばん似合うメークを見つけ、いちばん輝くメークを考えるのが好き」。

花ちゃんが秘める「色気」を、カッコよく、そして可愛くーーー

花:雑誌で、テレビで、いっぱいお世話になっている森野さんが今回のゲスト。モリモリはとにかく一生懸命。
そのおかげで私はカメラ前でも自信が持てるから嬉しい。モリモリの、ここまでの道のりが壮絶だよね。
森野:そもそもの原動力はコンプレックスなんです。中高生のころローリン・ヒルに憧れていたのですが、彼女になりたいのになれないのもコンプレックスでした。
花:そこがコンプレックス⁉(笑)
森野:そうなんです。昔からファッションが大好きでヘアメークにも興味津々で。よく母のリップをこっそり塗ったりしていました。ある日、メークをしているうちに、なれたんですよ、ローリンに。私、なれるんだ!って。その体験から、ヘアメークになろうと決めました。誰かをなりたい姿にしてあげられて、喜んでもらえる…そんな仕事、魅力的すぎますよね。私は雑誌が大好きで、好きな写真を切り抜いていたのですが、見返してみたらヘアメークの福沢京子さんの作品が多いことに気づき…美容専門学校を卒業し、上京して門を叩きました。
花:その行動力、尊敬しちゃう!
森野:美容師経験がなかったことで断られ、修業を積んで出直したときは福沢さんがN.Y.へ渡るということでまた断られ、帰国のタイミングでやっと…3度目の正直です。だからこの仕事ができていること今の毎日が、本当に幸せなんです。今回また新たな花ちゃんの魅力と表情が見られて嬉しいです。

さらに二人の対談は後編へと続きます。

モデル/松島 花 ヘアメーク/森野友香子(Perle management) 撮影/嶌原佑矢 スタイリング/三好 彩 取材/西道倫子 再構成/Bravoworks.Inc

Feature

Magazine

最新号 202412月号

10月28日発売/
表紙モデル:山本美月

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