約1年前、コロナ禍で突然「マンションを買おう!」と思い立ち、購入に踏み切った編集M。その内容は本誌でも紹介しました。ところが想定外の落とし穴にはまり、購入を一度断念。なぜ断念したのか?そしてついにたどり着いた新居は…?編集Mが再び発起し、マンション購入に至るまでの過程を、事細かに紹介します!
立地?広さ?譲れないこだわりを明確に!
ライターY(以下Y)「気に入ったブランドマンションから探すことを決めてからは、どうやって絞り込んだの?」
編集M(以下M)「まずは、自分の譲れないこだわりを一覧にしました。とにかく便利なところがよかったので、『駅に近い』『都心に近い場所』が立地の条件でした。あとはもともと住んでいた家が手狭になって引っ越したかったので『間取り1DKか1LDK以上』『収納がしっかりある』こともマスト。あと私はどうしても日当たりのいい部屋が好きなので、『南向き』であることも重要視していました」
Y「一覧にすると頭の中が整理されるし、不動産屋さんにも伝えやすいね」
M「1年前にマンションを探したとき、理想的な部屋を見つけて内覧に行ったのですが。部屋は最高だけど、この街はなんとなく暮らしにくそう…と思うことがあったんです。なので、都心の物件は高いことはわかっていますが、譲れなくて」
Y「買えなかったけど、1年前にマンションを探した経験が役に立っている!」
M「部屋は譲れないポイントさえ押さえていれば、広さは1DK以上、35㎡以上であればいいやと思いました。広いに越したことはありませんが、予算がありますから…」
Y「譲れないポイントは人それぞれだから、一覧にしてみて予算をみながら何を妥協できるか考えるといいね。他にこだわったことはある?」
M「ずばり、このマンションは売れるのか!?を考えました。買おうとしているのに、売りたいの?って感じですよね」
Y「いや、わかる。独身が単身用マンションを買うとき、絶対に考えることだよ!」
M「そうなんです。今は独身だから、一人で暮らす用のマンションを買います。でも結婚したら同じマンションに住むのは狭そうなので、そのときはこのマンションを売ってもっと広いマンション購入の資金にできたらなと…。私の譲れないポイントは人気マンションのポイントとも重なっているので、売れる可能性は高いなと思いました。何年か後に今の私のような独身アラサー女子に買ってもらえたらいいなって思います(笑)」
Y「これからライフスタイルが変わるかもしれない人がマンションを買うときは、売ることも同時に考えるのが大事だね!」
イラスト/菜々子 取材/よしだなお 構成/CLASSY.編集室
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