ラジオに雑誌連載に昨年は著作ドラマ化まで…!大活躍のジェーン・スーさん。現在40代・憧れの先輩ですが、CLASSY.世代だった30代の頃はご本人曰く「地獄~!」の時期もあったそう。「不安な気持ちは百も承知」と語るスーさんに、CLASSY.読者のお悩みに答えてもらいました。まずはジェーン・スーさんファンの声をピックアップしました。
ジェーン・スーさんってどんな人?
\30代がんばると40代たのしいよ!/
チュニック¥25,300(ハウス オブ ロータス/ハウス オブ ロータス二子玉川店)イヤリング¥3,630(ミミサンジュウサン/サンポークリエイト)ブレスレット¥9,350(フォーティーン ショールーム)その他本人私物
\読者からの声/
・著書『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』から「私がオバさんになったよ」まで、いつもハッとするタイトル。読むと膝を打つ言葉ばかりで、MYバイブルです!(堤 真帆さん・35歳)
・いつもポッドキャスト『OVER THE SUN』を聴いて、笑ったりドキッとしたり。アドバイスも的確ながら優しいところに人柄が出ていますよね。(斉藤礼子さん・32歳)
・ドラマ『生きるとか死ぬとか父親とか』で知りました!吉田羊さん演じるトキコ(スーさん)も大好きでした。(本田七海さん・30歳)
CLASSY.読者がスーさんに聞きたいこと、ぶつけてみました!
【お悩み】結婚について
地方都市出身、東京で働く30代独身です。転職を経て今は自分の希望に合った仕事に就いており、収入面でも東京で一人暮らしを満足いくような形でできるくらいの年収を得ています。3年付き合っている彼もおり、そろそろ結婚もなんとなく(いや切実に)考えていますが、この人でいいのか・もっといい人がいるのではとアプリを見る日々です。価値観も趣味も合っていて何より私を大事にしてくれる人なのですが、正直彼の収入面が不安です。ハッキリ聞いたことはありませんが私よりないのでは…と思います。また、私より年上にもかかわらず、まだ転職しようとしています。自分がしたい仕事をして十分な収入を得ているにも関わらず、そういったステレオタイプな(昭和な?)価値観に囚われているのか…でもまわりもそうだし…などモヤモヤしています。(K.N・32歳 会社員)
【お悩み】仕事について
今年4月から結婚を機に関西支社へ転勤した者です。異動させていただいたので会社には大変感謝しているのですが、元々理系でエンジニア出身の私は営業に向いておらず悩んでおります。また私の職場は担当者が3人しかいない中で私以外の二人がおそらく付き合っており、仕事がしづらいです。いつも二人が同時に休んだり、何か意見が割れたときに私がアウェーになることがあります。私だけがわかっていない仕事の情報なども多い気がしてます。これから産休制度周りもあるので会社を続けたいですが、リモートワークのこともあり仕事でも人間関係でも孤独感があります。転職を考えてますが結婚直後ということもありなかなか難しく日々悩んでおります。友達に相談しても産休までは我慢するしかないよね、とのアドバイスが多く私自身もそのことは頭では十分わかっている上で平日の時間が辛く感じます。家にずっといるのが良くないと思い、ここ数ヶ月は習い事を週4で行っており夜はそれなりにリフレッシュして寝れているとは思ってますが、精神的には将来の不安で仕事が忘れられない土日も多いです。(T.A・30歳 会社員)
【お悩み】女友達について
高校時代の友達に何事にも「私たち親友だから~」という枕詞をつけてB子との話をするA子がいます。そんなA子は高校の同級生での結婚式の席次表で決められた席がB子の隣ではなかったとき、「私とB子が隣じゃないとかありえなくない?」と言って勝手に席を替えて座りました。謎の枕詞にずっと違和感を感じていた私は驚愕し、一周回って、そこまで言い切れる仲ってすごいなと尊敬しました。中高時代・大学時代・社会人…どの時代も広め浅めに付き合ってきた私。友達の数は少ないほうではないが、確かに「親友」と呼べる友達はいない。そもそも「親友」の定義も必要性もそこまで感じてこなかった。でももしかしたら私は「親友」という存在に憧れているのでしょうか?(S.H・30歳 会社員)
スーさんが「地獄〜!だった30代を経て」
30代は単純に、エネルギー過多の時代。小金があって知恵があって体力があって欲望も強い。だから全部のバランスが取れるワケがないんだけど。でも40代は後半になるにつれ体力や気力がなくなってくるので、今のうちにやりたいことを思いっきりやってほしいなと思います。
独身だったらバカみたいな失恋をするとか、めっちゃ傷つくとか。そういうのをちゃんとやったほうがいい。そうすると40代になったとき記憶のアルバムを見返すと、味があってたのしいよ。私が30代のときは、会社を辞めて、式場の仮予約までした彼と別れ、実家近くのロイホでずーーっと時間を潰し…35から37までは本当に地獄~!ってかんじでしたね。でもミクシィに日記書いたりしていたらそれを見た編集者が連絡をくれて連載が始まって…「コレやってみたら?」と信頼できる人から来たボールを全部受け止めてやってきたら、今こうなりました。
ジェーン・スーさん
1973年、東京生まれ東京育ち。作詞家、コラムニスト・ラジオパーソナリティ、TBSラジオ「ジェーン・スー生活は踊る」、ポッドキャスト番組「ジェーン・スーと堀井美香の『OVER THE SUN』」のパーソナリティとして活躍中。『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』(ポプラ社)、『ひとまず上出来』(文藝春秋)など著書多数。
撮影/イマキイレカオリ ヘアメーク/森 ユキオ(ROI) スタイリング/村瀬萌子 再構成/Bravoworks.Inc