相手の気持ちを思いやったり、関係がギクシャクするのが不安で公私どちらでも「断る」ことができない…思い当たる節がある人は必見。頑張りすぎず、自分の人生を楽しく生きるために必要な「上手な断り方」について達人にお話を聞きました。
恋愛関係での「断り方」を銀座の有名ママが伝授!
微妙な感情が絡むからこそうまく断れなかったり、関係がこじれてしまうこともある恋愛での断り方。自分主体かつ上手に断れる方法を経験豊富な銀座の美人ママが教えます。
自分が生きやすい人生にするために「断る」経験は必要です
男女の間の断り方は私もたくさん経験して悩んできましたが、上手に断れたかどうかは〝相手がどう思うか〟がすべてです。私は仕事が絡まないプライベートのお誘いならハッキリ断ってしまっていいと思っています。今はLINEでのお誘いも多いですが、本当にその気がない相手なら「LINEをほとんど見ていない」ということにして未読のままでもいいのでは?私が心がけているポイントは「できない約束はしない」と「返信するならすぐ」。できない約束や気が乗らない約束をして困るのは自分です。返信は遅くなればなるほど重くなるので、既読にしてしまったらすぐに返信がルール。男性に家に誘われた時に断るかどうかは、まず主導権を相手に渡さないこと。体の関係になる前に、重いと思われてもいいから「どういうつもりなの?」と問い詰めて、「付き合ってからでないとイヤ」など、こちらの要望を伝えること。あいまいなまま関係が始まってモヤモヤするのは時間のムダなので、ハッキリさせて。今まで私もたくさんお断りの試行錯誤をして、自分の断り方が生み出された気がします。誰でも断り方で失敗したり傷ついた経験はありますよね。私はいかに自分が生きやすい人生にするかを大事にしているので、みなさんも断れないことでストレスをためないでほしいな。断る経験を積み重ねて「私は嘘が苦手だから正直にいこう」とか、自分に合った断り方を見つけてください。お誘いがあるうちが華ですから!
お話を伺ったのは…
南々子さん
銀座「ピロポ」ママ。アメリカの大学を卒業後、通訳会社を経てホステスに転身。六本木の高級クラブ、銀座の老舗高級クラブ「ピロポ」でNo.1に。WEBの連載や著書『選ばれ続ける女だけが知っていること』も好評。
撮影/木村 敦 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc
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