『バチェロレッテ・ジャパン』から約1年……ついに11月25日からPrimeVideoの婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』シーズン4がスタート。
そして先日、緊急発表されたバチェラーは、青年実業家・黄皓(コウコウ)さんでした!シリーズ史上初となる過去シリーズ参加者から選出。そんなバチェラー・黄皓さんに本誌バチェラー大好きスタッフが緊急インタビュー!『バチェロレッテ・ジャパン』で残った大きな後悔から、さらに本気になった黄皓(こうこう)さんが旅で見つけた“真実の愛”とは?
今回の『バチェラー・ジャパン』では、自分を極限まで出した
前回の『バチェロレッテ・ジャパン』では、自分をさらけ出すことが一番の課題と語っていました。今回は自分を出せましたか?
「もう、ゴリゴリにさらけ出せました。ダダ漏れですよ!主役だからっていうよりも、とにかく素直なアプローチをして人と向き合う旅だったからです。『バチェロレッテ・ジャパン』の杉ちゃん(杉田陽平)やローズ(當間ローズ)もそうだったけど、アートや音楽だったり、自分なりの感情表現の手段をみんな持っていたんです。でも自分が今まで駆使してきたコミュニケーションの中に、そういった自分ならではの感情表現があまりなかったから、見習いたいなって思っていました。だからこそ『バチェロレッテ・ジャパン』の旅がすごく勉強になっていました。それに、旅がものすごく短い期間であると、前回の経験で分かっていました。短い時間の中で、安心を預けられるほどの信頼関係を築くためには、急ピッチでアプローチをしたり、コミュニケーションを取らないといけないと思っていて。上辺だけになるのはすごく嫌でした。歴代のバチェラーもバチェロレッテも、短い時間で心の底から誰かを好きなるって難しかったと思います。僕はその時間の短さを一度体感しているからこそ「今日は楽しかったね〜♡」とかそういう上辺のコミュニケーションじゃなくって、もっとグイグイといかないと、と決めていました。「僕の何が好き?」とか「僕はここが好き!」とか、素直に相手に言っていたし、相手にもそれを求めた。もう本気で、すごく普段の恋愛をギュッと3カ月に詰め込んで、しかもそれを同時に何人とも向き合うわけだから。すごい濃い時間を過ごしました」
ポーカーフェイスなのに感情を素直に表すことに抵抗はなかったんですか?
「いやいや、僕は全然ポーカーフェイスだと自分では思っていないです。でも『バチェロレッテ・ジャパン』の時よりも、ずっと感情表現が豊かになった。純粋に今回は感情の起伏が大きかったのもあるけど、もっとずっと自分ごとになった旅だったわけで。どうしても前回はバチェロレッテである、福田萌子さんの旅だったから、萌子さんに合わせたコミュニケーションを取っていたし。もちろんそれは偽りではないですが、今回は15人の女性一人ひとりに合わせたコミュニケーションを取ったから、それぞれの女性に対して色々な感情の幅があった。それに相手の女性にむちゃくちゃ好きになってもらう努力をこっちからも惜しみなくしてきたし、僕もめちゃくちゃ好きになったし…。参加した女性の全員とは言わないけど、みんな本当に僕のことを好きになってくれたと思う!きっと歴代で、一番めっちゃモテたバチェラーじゃないかな!?そこも自信ありますね(笑)」
SNSや歴代のバチェラーまで…『バチェラー・ジャパン』への反響は?
すごい。それは自信たっぷり!そのあたりも見どころですね!ちなみにエゴサーチとか結構する方なんですか?
「エゴサーチというか、普通にSNSのメンションでどうしても自分のところへ流れてきちゃうんですよね。『バチェラーは黄皓だ!最高!』みたいなコメントから『なんで黄皓やねん!』というツッコミまで。勝手に来るから、見ちゃうんですよね。それに僕だって一般人だし、そういうのは結構気になりますよね。どういう見られ方をしているかとか。だから一定のエゴサーチはしますよね。一喜一憂しながら、“クソリプ”を無視する鍛錬を日々しているところです(笑)」
では『バチェロレッテ・ジャパン』の戦友の杉ちゃんやローズさん、そして親友でもある歴代バチェラーの久保裕丈さんや小柳津林太郎さんは、今回の『バチェラー・ジャパン』シーズン4参加にあたって何か言ってくれましたか?
「杉ちゃんとローズの2人は同じことを言ってくれて。『俺はどんなことがあっても黄くんの味方だから』って。ローズは本当に弟みたいに接してくれていて、週1くらいで会ってるんです。2人は出会ってからの時間は短いけど、心の友と思える親友がこういう旅がきっかけでできたのは嬉しいことだし。こういう特殊な悩みって普通の友達に言えないですよね。でも彼らだったら、分かってくれるから甘えられる。林太郎さんは、すごく僕の心に寄り添ってくれる人。まあ、初代バチェラーの久保さんはそういう恋愛面の話はあんまりしないけど(笑)むしろ林太郎さんの方が共感してくれる。『わかる。アレしんどいよね』みたいな」
アラサー世代の婚活も、自分をさらけ出すことが大事?
では、たくさんの魅力的女性とガチで向き合う濃厚な旅を終え、自立した大人の女性の婚活に大切なことってなんだと思いますか?
「まあ、僕は年齢は関係ないなって思っていますが、“婚活!婚活!”って、みんなイベントのように言うじゃないですか。でもそれって活動と呼ぶにはちょっと違うかなと。人生の中の大切なひとつの時間だと思うんです。繰り返しになりますが、大事なパートナーと出会うので上辺の状態ではいけないと思います。この旅で僕は、自分のいいところも悪いところもさらけ出したつもりなので。それを受け入れて、最後まで信じてついてきてくれた女性もいるし、僕の選択やアプローチを無理、とはっきり意思を伝えてくれた人もいる。それってお互いにすごく誠実に向き合った証拠で。“こうしたら相手に嫌われるんじゃないかな”とか、“こうしたほうがいいんじゃないかな”っていう上辺の駆け引きも全部を取っ払って。お互い『俺はこう思った。だからはこうしたい!』と伝えて、それに対して『私はそれを受け取りたい』という人も『逆に無理』という人もいて。すごくお互い素直に、自分を出せた時間になったと思います。本来婚活って“こういうテクニックを駆使してプロポーズを勝ち取りました!”みたいなことじゃない。自分を素直にさらけ出して、たまたまそれを受け入れてくれる人とマッチしたっていうところが真実かなって思う。今回は上辺じゃない汚いところも出しながら、女性陣と向き合えてよかったと思います」
自分を開示して、相手と真剣に向き合えるのは素晴らしいことだし、素敵なパートナーと結ばれるためにも大切なことですよね!でも、大人になると特に、すごくパワーがいるもの。実際それが億劫になるアラサー女子も多いです。
「僕は『バチェロレッテ・ジャパン』の時みたいな後悔はしたくないし、参加女性にも後悔してほしくなかった。自分を出しきれなかったなとか、時間足りなかったな…とか。だから僕自身がきっかけをたくさん作ったと思うし、僕からもガンガン行きました。1回参加したことがあって、後悔したことがあるからこそね。僕は心と身体の距離をぐっと縮めに行ったので。僕も貴重な機会にまた参加させてもらったからこそ、前回感じたような悔しさは二度と味わいたくなかった。いっぱい反省したからこそ、そこは生かせたかなって」
その後悔や反省は、萌子さんが選びきれなかったこと?
「いやいや。選ばれなかったとかそういうことではなくて。僕が萌子さんにあと一歩踏み込めなかったという後悔があって。萌子さんから『リスクマネージメントやめない?』って言われたことです。『バチェロレッテ・ジャパン』が終わった時に僕がもう一歩踏み込めていたら、結果は違っていたのかもしれないと、そういう思いがあって。今回、貴重な3カ月を賭けてきてくれた女性参加者にはそんな後悔はしてほしくないので」
ちなみにそんな前回の『バチェロレッテ・ジャパン』の自己採点は何点だったんですか?
「50点くらいですね…あの結果も踏まえて、もっと楽しめただろうし、もっと後悔を残さずにできたと思ったから50点です。今回は自分をすべて出した結果、いいも悪いもあったけど、少なくともやりきったという満足があります。もちろん、タラレバはあるけれど…今出ている答えに関しては、すごく満足があります。最後に自分がした決断に自信があるから、もっと高得点!というか100点満点です」
素敵なインタビュー、ありがとうございました!
撮影/オノデラカズオ(f-me) 取材/さとうかな子 編集/菅谷文人(CLASSY.ONLINE編集室)