モデル・オードリー亜谷香「結婚、そしてアメリカへ。32歳の選択」【中編】

持ち前の明るさと輝く笑顔、礼儀正しくいつだって思いやりにあふれる太陽みたいな存在――4年間『CLASSY.』のカバーを飾ってきた〝オーちゃん〟ことオードリー亜谷香が、今号をもって卒業することに。ホームタウンであるアメリカ・カリフォルニアに帰国し、新たな人生を歩み始めます。今までのこと、これからのこと…最後にたっぷり話を聞きました。またいつか会う日まで――Thank you,オーちゃん!

日本でモデルとして駆け抜けた20代を経て——新しい人生をスタート!

アメリカでの新しい生活と次のチャレンジが始まります!今まで本当にありがとう♡

薬指に光っているのは、オーちゃ

薬指に光っているのは、オーちゃんの最愛の人・ロバートから贈られたウェディングリング。大切な指輪を身に着けたオーちゃんは、最高のスマイル♡
Tシャツ¥10,890(エイトン/エイトン青山)デニムパンツ¥13,200(リーバイス®/リーバイ・ストラウス ジャパン)ピアス¥7,770(アビステ)リング/オーちゃん私物

私、オードリー亜谷香は今月号でカバーモデルを卒業します

19歳で来日してから今年で14年目。モデルとしての人生にいったん区切りをつけて、アメリカへ帰国することになりました。ずっと胸の中に抱えてきた気持ちを、こうしてみなさんにお伝えすることができて、今、すごくホッとしています。子どものころから、「日本で雑誌のモデルになること」が夢でした。18歳で日本に来て、まもなくJJでデビュー。そしてカバーモデルになり、CLASSY.へとステップアップ…周りのみなさんのサポートもあって、幸せなモデル人生が送れた私は本当にラッキーガール。いつかは故郷のアメリカへ戻る…それは私の中で漠然と決まっていたこと。でも、モデルの仕事も大好きで充実しているし、日本での生活がとても気に入っていて…正直、今までちっとも〝アメリカに戻りたい〞とか〝仕事をやめたい〞という気持ちになることがなかったの。すっかりタイミングを見失っていたんです。今回決断した理由はいろいろあるけれど、やっぱり去年からの環境の変化が大きかった。ひとりで過ごすことが多くなり、自分自身の将来についてきちんと考 える時間ができました。そして年齢も。30代に入り、いつかは結婚して家族を持ちたい…と漠然と思い描いていた気持ちが固まったのが「今」だったのかな。

12年ぶりのアメリカでの生活。来日直前につきあい始めてからずっと遠距離恋愛だった彼と、リフォームしたての新居での結婚生活が始まります。当時とは時代も環境も変わっているし、正直不安もたくさん。大好きな友達や仕事仲間と離れるのも悲しい。でも、私はチャレンジすることが大好き。何も考えずに同じ道を歩き続けてしまうほど怖いものはないと思うから。一度ストップして、チャレンジしようと思った、今が私にとってのタイミング。これからどんなことが待っているかわからないけれど、可能性は無限だから。今より成長した私に会えることを、私自身がワクワクしています!だから、笑顔で、バイバイ!今まで応援してくださったみなさん、本当にありがとう♡また会う日まで。

撮影/渡辺謙太郎 ムービー/白木努(PEACE MONKEY)  モデル/オードリー亜谷香 ヘアメーク/川村友子 スタイリング/大野千歩 取材/西道倫子 動画ディレクション/浅田くみ子(CLASSY. ONLINE) 撮影協力/AWABEES 再構成/Bravoworks.Inc

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最新号 202406月号

4月26日発売/
表紙モデル:山本美月

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