大貫勇輔さん｜恋愛くらいは追いかけてほしい願望も【実写版・北斗の拳ミュージカルで話題！】スペシャルインタビュー３

―色々な役を演じられていますが、素の自分はどんな人だと思いますか？

ポジティブで分析好き、かな？最後の最後は直感に従いますが、ぎりぎりまで分析したい。仕事でも分析を積み重ねて、本番になったらあとは直感に任せるという感じです。日常生活では分析型ですね。食事でもこのワインにはこの料理が合うかな、とか。人も良く観察して分析してます。いいところは真似して、こういうことをすると嫌がられるんだな、やめとこうとか(笑)。一時期、行動心理学にハマった時期があって。例えば、好きな景色を思い浮かべて、というと、人は右上を見る。好きな音楽を思い出して、というときは左上を見るんですよ。うれしいときは体の重心が上がるとか、話しているときに足先がどちらを向いてるかでその人の本質が見えるとか。やり過ぎると人間不信になっちゃうかもしれないと思ってやめました(笑)。でも、役者になってからは体の重心の持っていき方や立ち方などすごく役立ってますね。

―最近ハマっているものはなんですか？

筋トレとお酒です。実はソムリエの試験を受けていて、この間一次試験に受かったんですよ。舞台の本番をやりながらだったので大変でしたね。次の二次試験に向けてワインを大量に買って、地方公演中もホテルの部屋でテイスティングの練習をしていました。勉強でワイン漬けだったので、最近はワインよりウイスキーにはまってます。筋肉のためにもウイスキーのほうがいいらしくて。自粛生活でなかなか外にも出られないけれど、スーパーとかでお惣菜を買ってどのお酒と合うかなと試したり、家でけっこう楽しんでます。

―『ルパンの娘』の円城寺輝は華さん（深田恭子）、ケンシロウはユリア（平原綾香／May’n Wキャスト）とどちらも素敵な女性に恋をしますが、大貫さんご自身の好きな女性のタイプは？

思いやりのある女性ですね。僕ってけっこうめんどくさい人間だと思うんです。思いやりを強要したいわけではないけど、察してほしい。でもあまり察して先回りされるのも疲れてしまうので、ちょっと鈍感なくらいがいいかも。おおらかな人がいいですね。

―恋愛は追う派？追われる派？

追いたいし、追われたい。6対4の割合で追う派かな。追われたい願望もありますね。仕事も含め追っているものが多いので、追い疲れというか、恋愛くらいは追いかけてほしい、みたいな感じでしょうか(笑)。

―最後にCLASSY.読者にメッセージをお願いします！

気づけば15年この仕事をしてるんですが、33歳になってやっと始まったなという感覚です。世の中が大きく変化しているご時勢だからこそ、ポジティブにチャレンジ精神を失わず、当たり前のことを当たり前とせず、いつも今日が始まりの日だと思って過ごしてほしい。僕も毎日そうやって充実した30代を過ごしたいとがんばりますので、ぜひ応援してください！