SixTONESジェシーさんが「取引先のIT社長」だったら…【CLASSY.特別インタビュー】

バラエティ番組でも大活躍しているSixTONESのジェシーさんがついにCLASSY.に初登場！メンバーいちの長身で超カッコいい！うえに面白い彼が演じてくれたのは、スマート＆クールなIT社長。クールなイケメン社長ぶりとともに、待望の単独初主演舞台『スタンディングオベーション』への思いや新曲についてもたっぷりお聞きしました。

もしジェシーさんが実際にIT社長だったら？

ジャニーズに入って15年目になるけど、IT業界の知り合いがいたこともあって、デビュー前は、もしジャニーズを辞めたらIT業界に進むのかなあとなんとなく思ってました。業務内容はいろいろあるけれど、ITってカッコいいなあって思ってたし（笑）。もし僕がIT社長として成功したら、別荘が欲しいなあ（笑）。何かの記念日やお祝い事には社員全員を呼んで、みんなで楽しくお祝いするのもいいよね。社員旅行もしてみたい。もちろん家族や友達とも行くけど。IT業界だけに限らずいろんな職種の友達を別荘に呼んで、それぞれ紹介して人をつなげることもしてみたい。

IT社長を演じた撮影の感想は？

IT社長という設定を聞いて、髪型も自分で考えてバシッとキメました。ライブではオールバックにしていろんな表情を見せてますし、25歳にもなりましたし、僕はふざけてるだけじゃないよって（笑）。まあ年齢はただの数字だと思ってますが、仕事の幅は広がるのかな。でも気持ちは子供でもいいのかなって思ってます。最後に撮影したカットでは、やっぱり車はいいなあって思ってました。メンバーで俺だけ運転免許がないんだけど、あんなふうに助手席に上着かけて花束持って車を降りたいな～（笑）。現実にできないことを仕事でできるのは楽しいし、見てくれる人にも楽しんでもらえると嬉しい。

これは皆さんに聞いている質問なんですが、ジェシーさんと付き合えたらどんないいことがありますか？

いろんな友達を紹介できます（笑）。僕は仕事を一生懸命する方が好きなんだけど、彼女には甘えると思うし、仕事では見せない顔も見せるかな。あと喧嘩はしたくない。僕は怖くないし、ふざけてるだけだよ！でもやるときはやるよ！一発芸もやるよ！（笑）

“今年の夏は自分と闘うような初めての夏になると思います”

ジャニーズじゃない外部の舞台は初出演なうえ、初座長公演だなんてビックリしました。デビューして5年、10年経ってるならまだわかるけど、このタイミングで僕なんだ！って。ありがたい話だけど、東京で約１カ月、その後は京都という長期公演ですよ……。300人くらいの箱で公演は４日間とかでいいのに……いきなり大きな舞台でいろいろ期待されるとホントに無理で（苦笑）。“緊張しい”なので、今からどうなるんだろうって不安です。僕、ライブでも何でもめちゃくちゃ緊張するんです。何も考えなきゃいいんだけど、いろいろ考え始めるとどんどん考えこんでしまって……。それに恥ずかしいんです。みんなが俺を見てるのが（笑）。子供の頃、教室で20～30人の前で発表するのも恥ずかしくて苦手でしたから。経験を積んで成長していくと思うけど、この仕事よくやってるなって思う（苦笑）。僕がふざけるのも、恥ずかしいからこそでしょうね。たぶん。

『スタンディングオベーション』では劇中劇で年老いたイギリス王ジョージ二世役を演じるイケメン俳優という、１人２役的な役を演じます。殺人犯が劇場に紛れ込んだというサスペンスで、笑いもありながら考えさせられるシーンもあり、アドリブもしながら犯人を捜すという――。あらすじを読んでるだけでもムズい（苦笑）。企画・原作の秋元（康）さんには、ファン以外の方々にどれだけアピールできるか、いかにジェシーにハマってもらえるかが大事だと言われました。オリジナル作品だから、僕の代表作になるようにとも言ってもらえました。秋元さんにはアイドルしてない時の、ふざけてない自分を見せたいですね。ジェシーにして良かったなって少しでも思ってもらえれば。

８月はありがたいことに舞台とレギュラーの仕事で、自分との闘いのような初めての夏になると思います。初日から一日一日、少しずつリラックスできるようになってどう成長していけるのか、自分の変化の過程が楽しみ。きっと必死でやってると思うし、千秋楽を終えた自分の顔がどう変わっているのかも楽しみですね。

1年目より大人になったまた新たなSixTONESを見てほしい

新曲の『マスカラ』はKing Gnuの常田（大希)くんに提供してもらいました。僕らは恵まれてますね。シングルのカップリングや1stアルバムも基本は自分たちで選んでますが、『マスカラ』は僕らの頭の中にはなかったような楽曲。常田くん節もありながらSixTONESらしさも出せて、メンバー個々がたっている。切なさもありエロさもあり、聴けば聴くほどいい曲だと思います。MV撮影も楽しかったですね。衣装を替えて絵変わりしてますし、ラストのサビではギターを持って踊ってます。デビュー2年目となり１年目より大人になった、また新たなSixTONESが見せられるのかなと思ってます。

取材・文／駿河良美　再構成／Bravoworks.Inc