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ケンティのドS・優男な二面性、そして赤楚衛二とのハグシーン|辛酸なめ子の「おうちで楽しむ」イケメン2020 vol.25

パク・ソジュンが演じたイケメン副編集長役をケンティことSexy Zoneの中島健人が演じ話題を呼んでいるドラマ『彼女はキレイだった』。ジェントルでサービス精神旺盛な本人のキャラクターとはかけ離れた役柄に挑戦し、新たな魅力で楽しませてくれているケンティ。そして『チェリまほ』以来、人気急上昇中の赤楚衛二も出演している『かのキレ』の見どころについて辛酸さんにチェックしていただきました。

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まぶしすぎた朝ドラの〝りょーちん〟|辛酸なめ子の「おうちで楽しむ」イケメン2020 vol.24

ケンティのドSぶりが話題のドラマ『かのキレ』

火曜9時のドラマ『彼女はキレイ

火曜9時のドラマ『彼女はキレイだった』で、ドSキャラのイケメン副編集長、長谷川宗介を演じる中島健人。大ヒットした韓流ドラマが原作のラブストーリーです。主題歌はSexy Zone『夏のハイドレンジア』で、Sexy Loversにとっては嬉しいシーズンが到来。
でも、ストーリーの序盤はふだんのキャラとは全く違う、クールというより冷酷な雰囲気のケンティで戸惑います。中島健人は「ザテレビジョン」(2021年7/9号)で共演の小芝風花と対談していたのですが、「宗介はドS過ぎて、1話で嫌われるんじゃないかって心配だよ…」と語っていました。でもストイックな宗介については「無我夢中でやっているところとか、体育会系な部分は、似ているかもしれないなと感じます」とのことでした。「私の印象はどうでしたか?」と小芝風花に聞かれて「特にないですね」と言ったり、本人に半ば宗介が憑依しているような気も……。同じく「ザテレビジョン」(2021年7/16号)では、彼女ができたら美容についてうるさく管理すると言っていて、やはり本人にはSな一面があるようです。そんな魅力にときめくことができる『彼女はキレイだった』。ストーリーはさすが韓流という感じで胸キュン要素が入ってきます。



なぜ宗介はアメリカでキャラが激変したのか考察

小学生時代、クラスのアイドル的な美少女・佐藤愛との間に、ほのかな慕情が芽生えた太っちょの少年、長谷川宗介。いじめられたり、母が事故に遭ったり、といった試練のたびに佐藤愛は長谷川宗介を励まし、支えていました。パズルの1ピースを佐藤愛に手渡し、アメリカに引っ越していく長谷川宗介。それから17年後、見違えるようなイケメンになって日本に凱旋帰国(太っちょの時もそれなりにかわいかったですが)。彼はすぐに佐藤愛に連絡して会う約束をしますが、美少女だったのが家の経済的な事情もあり、モッサリした残念女子に変貌。なぜかいつも丈短めのパンツに白い靴下にローファーというコーディネイトで、自分の見せ方が下手です。本当はかわいいのに小芝風花が残念女子をうまく演じていて、一挙一動も非モテの動きでした。たぶんケンティのファンも、序盤に関してはヒロインに嫉妬を抱かないのではないでしょうか。自然と感情移入してしまいそうです。
その残念女子・佐藤愛は、自分がかつての美少女だったと名乗れず、親友の桐山梨沙に自分の代役を頼みます。一方で、就職活動がうまく行って出版社の総務部に入れることになった佐藤愛ですが、なんとそこにNYから副編集長として宗介が参加。佐藤愛という名前を見ても同姓同名の他人だと思って、不器用な彼女に厳しく当たります。
「おい総務部!  いつまで待たせるんだ!」と名前ではなく総務部と呼んだり、 顔も見ずに指図したり、「佐藤愛」という名札を見て「この名前が気に入らない……」と難癖付けたり。企画会議でも「 何も提案できない人間がなぜここにいる!」と責め、とにかくドSのゴン攻め状態です。偽の佐藤愛を演じている梨沙にはジェントルマンで優しいのでギャップが激しいです。なぜ宗介はこんなにキツい性格になってしまったのか考えてみました。それは体型の激変にあるのではないでしょうか? 渡米前はかなり太っていたのが17年で脂肪分がそぎ落とされた裏側には、かなりハードな食事制限や運動があったはず。アメリカという脂質が多めの食生活の環境で、ストイックに自分を追い込んだことが想像されます。その結果、好きな食べ物を我慢してイライラが募ったり、自分や他人に厳しい性格が形成されたのかもしれません。

ケンティと赤楚衛二のハグシーンは必見!

いずれにせよ、宗介と佐藤愛の再会後のお互いの第一印象は最悪でした。周りに仕事を押し付けられたり、宗介に怒られてばかりの佐藤愛を応援し、サポートする優しい同僚、樋口拓也を『チェリまほ』の赤楚衛二が演じていて、彼の存在はドラマの中で癒しです。その『チェリまほ』からの流れか、佐藤愛が思い出のパズルのピースを編集部内で落としてしまい、それに宗介が気付きそうになった瞬間、とっさに樋口が宗介をハグして足元のパズルを見せないようにする、というサービスシーンがありました。「何のハグだ!?」と動揺する宗介に「すいません……BL特集のこと考えてて思わず。意外と鍛えてんですね」と樋口。赤楚衛二にこのセリフを言わせるとは、『チェリまほ』ファンも取り込めそうです。抱き合っている時の表情に萌えつつ、『未満警察 ミッドナイトランナー』で期待したけれど見ることができなかったケンティのBL(?)シーンをありがたく拝ませていただけました。また何かのハプニングでこのカップリングが見られることを期待します。三角関係以上の四角関係になりそうです……。

宗介担当の特集テーマを勝手にご提案

緊張感漂う宗介と佐藤愛ですが、エレベーターに一緒に閉じ込められて壁ドン(かと思ったら宗介がエレベーターの非常ボタンを押した)といったハプニングに始まり、酔いつぶれた宗介を自宅に運んだところ、指にケガをした佐藤愛に不機嫌ながらも宗介が絆創膏を巻いてあげたり、大雨の中2人で服をかぶって雨を避けたり、と王道の胸キュンシーンが要所要所に出てきます。Sキャラへの緊張感から、胸キュンへと感情が揺さぶられます。宗介は厳しく見えても、時々実体験からのアドバイスを佐藤愛にしていて、しかも自分の過去のエピソードも語ったり、知らないうちに本命女子にするような言動をしています。実は心の奥で佐藤愛が運命の相手だと気付いているのかもしれません。そんな2人は雑誌の企画のロケハンで、一泊出張旅行に出かけることに。車が溝にハマったり、田んぼに落ちてドロドロになったり、ハプニングが連続し次第に距離が縮まっていく2人。浜辺で海に足を浸した佐藤愛が「うわー気持ち良い!」とはしゃいでいましたが、その時のポーズも見事に非モテでした。でもそんなユルさにいつしか宗介は惹かれていくのではないかと予測。
2人はロケハンによって「手紙が書きたくなる一人旅」という企画を考えついていましたが、雑誌の存続がかかっているにしてはちょっと弱いような……。それよりも売れそうなのは、宗介のダイエット企画です。太っちょだったのがどうやって変身したのか……当時の写真を掲載し、彼が試してきたダイエット法を紹介するのです(ついでに佐藤愛を誌上でおしゃれに変身させる企画も)。宗介が痩せるまでのストーリーを特集したら爆売れ間違いなし。雑誌のために一肌脱ぐ時が来ているのではないでしょうか……?  妄想しつつ、次回の展開が楽しみです。

辛酸なめ子


イケメンや海外セレブから政治ネタ、スピリチュアル系まで、幅広いジャンルについてのユニークな批評とイラストが支持を集め、著書も多数。近著は「辛酸なめ子の世界恋愛文学全集」(祥伝社文庫)、「女子校礼賛」(中公新書ラクレ)、「電車のおじさん」(小学館)、「新・人間関係のルール」(光文社新書)など。

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