自粛生活が続き、テレワークも定着した今、せっかくなら部屋をキレイにしておうち時間をより快適に過ごしたいですよね。7月〜9月は、夏休みやお盆、シルバーウィークなどお休みも多く、お部屋の模様替えや整理整頓の時間も作りやすいタイミングです。
でも、「片づけ方が分からない」「部屋が狭くてモノを収納する場所がない」という人も多いのでは?そこで今回は、整理収納アドバイザーの渡辺ひさのさんに、賃貸でもできる、お部屋別の“浮かせる収納”法を教えていただきました。
1.浴室編
お掃除アイテムは、“出しっぱなし”がおすすめ!
浴室といえば、掃除アイテムの置き場所に困りますよね。ほとんどの人が、「脱衣洗面所に収納している」「浴室に出しっぱなしにしている」のどちらかではないでしょうか。おすすめしたいのは、「浴室に出しっぱなし」です。“物は使う場所に置く”がポイントです。お風呂に入ったついでに、気になったら即掃除に取り掛かることができる環境を作ることで、面倒なお掃除も続けることができます。
とはいえ、狭い浴室内。置く場所がない!という方に試していただきたいのが、壁を最大限活用した、“浮かせる収納”です。耐水性のある浴室専用フックを使用して、お掃除グッズを壁に収納しましょう。
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2.クローゼット編
扉は開けっ放しで収納!
クローゼットは、洋服を取り出すために扉の開閉をするのもちょっとした手間ですよね。そこで、便利なのが、扉を開けっぱなしにして、フックを付けた扉に翌日着る服をかけておくことです。朝の着替えを前日の夜に決めておくことで超時短になり、扉の開閉の手間も省けます。また、一度着用した洋服をすぐにクローゼットにしまわずに風通しをしたいときにもおすすめです。
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3.玄関編①
壁紙専用で、浮かせて小物を整理!
靴ベラや傘、子どもの帽子など、玄関は意外と収納したい小物がたくさんあります。これらも壁に浮かせて収納したいところですが、日本の賃貸は壁紙であることが多いので、普通のフックは貼ることができないことも。そんな悩みも、壁紙用フックを使用すれば解決できます。
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4.玄関編②
毎日使うマスク、どうやって収納?
今や毎日の必需品となっているマスクですが、うっかり着けるのを忘れてお出かけ前に部屋に取りに帰るなんてことも。もしくは、忘れないようにマスクの箱ごと玄関の棚に置いている方もいるかもしれません。でも、棚に収納できるスペースが無い場合もありますよね。
また、ゴミ出しの時だけ着けたマスクなど、一回使用したけど捨てるのはもったいない!という場合のマスクはどうしていますか?表面を下にして机や棚に置いておくなんてこともしてしまいがちですが、見栄えが悪く、邪魔にもなりますよね。やはりマスクも、玄関で浮かせると保存しやすく、着け忘れを防げます。
■毎日マスクの収納
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■一時置きマスクの収納
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5.キッチン編
毎日使う道具は、吊り戸棚に吊るして手に取りやすく!
おうちの中で、最も物がたくさんあるのがキッチンです。果物かごや計量カップなど、かさばるものは特に収納に困りますよね。毎日使うものは、しまわずにすぐ手に取れるよう、つり戸棚にフックを付けて、吊るしておきましょう。
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6.デスク周り・家電のコード編
コード専用フックで目立たず収納!
リモートワークが定着した昨今、自宅のデスク周りもきれいに整理整頓したいところです。一方、PCやwi-fiの設備を整えたことで、電源コードが増えて扱いに困ることも。また、気温や湿度、風通しの調整など、おうちの環境を整えるために、サーキュレーターや空気清浄機のような家電を新しく購入したものの、使わない時のコードが邪魔になることもしばしば。実は、これらのコードも専用のフックやタブを使えばスッキリ収納できます。
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教えてくれたのは…整理収納アドバイザー 渡辺ひさのさん
整理収納サービス 『Needs Tokyo 』 代表。個人宅の片付けレッスンはもちろん、オフィスの整理収納サポート、講座開催、コラム執筆などを幅広く行う。雑誌取材などメディアにも多数出演。身軽な暮らし、クローゼットの整理、家族と共にある整理収納術、働き方が変わる職場の整理収納を得意とする。
参考:コマンドTM フック ブランドサイト:https://www.command.jp/3M/ja_JP/command-jp/
編集/菅谷文人(CLASSY.ONLINE編集室)