2月に日経平均株価が約30年ぶりに3万円台に到達というニュースもあり、やっぱり投資が気になるという人も多いのでは?実はCLASSY.世代は人生でもっともお金が貯めやすい時期でもあり、資産運用をするには絶好のタイミング。賢く資産を守る方法を考えます。
みんな投資を始めてる?CLASSY.スタッフもやってます!
昨年のステイホーム期間に投資デビューをした2人のCLASSY.スタッフ。1年間、初心者向けの投資を続けた感想と専門家からのアドバイスをご紹介します。
王道のつみたてNISAをやってみた!
ライターMの場合
ロボ投資とつみたてNISAをやってみた!
ライターKの場合
今さら聞けない!そもそも「投資」ってなんですか?
1.投資=「お金の置き場所を分散させる」「資産の価値を維持する」ための手段
「資産運用=投資」だと思っている人が多いですが、投資は「資産運用の選択肢のうちの一つ」。預貯金も資産運用の手段に含まれます。投資=「増やすこと」ではなく、「資産価値の維持」が本来の目的。資産価値の維持を考えた時、預貯金だけだと額面は守っているつもりでも、物価や景気の変動により価値が下がる可能性もあります。そのため、資産の一部は投資信託や株式など物価や景気に連動する形に変換して保有し、違う形の資産を複数持つ=「お金の置き場所を分散する手段」の一つとして投資があるのです。
CLASSY.世代にお勧めの投資といえば「つみたてNISA」
年間40万円までの金額を最長20年間、非課税で運用できる制度が「つみたてNISA」。利用者が安定した長期運用ができるように金融庁が定めた条件をクリアした約180本の投資信託が中心なので、これから投資を始めてみたいという人にもお勧めです。毎日、毎週、毎月など定期的に積み立て購入をするのが特徴で、100円から始められます。
つみたてNISAの次に注目したい確定拠出型年金=「iDeCo」
iDeCoとは個人型の確定拠出年金のこと。公的年金に加えて、運用により老後の資金を準備できる制度です。会社員は月12,000円や23,000円など、自営業やフリーランスは月68,000円の拠出を上限として非課税で運用ができるほか、拠出額が全額所得控除の対象となり、所得税や住民税の減税が受けられます。
投資といえば、なイメージの株の売買についても知っておきたい!
株を買うならつみたてNISAやiDeCoに慣れてからが◎
株式に挑戦するなら、まずはつみたてNISAやiDeCoなど税制優遇の枠を使い切った上で、まだお金の余裕があれば投資する、という順番がお勧め。株式投資は比較的、上級者向けということを理解しておきましょう。
手軽に始められる投資商品、ほかにもあります
海外旅行に行けるようになったら実際に使える外貨預金
外貨預金は財テクとして円高の時に買っておけば、旅行に行く時にレートを気にしなくてすむことや、世界で流通しているお金なので流動性があり、株式や投資信託と違い実際に使うことができるというメリットが。一方で資産の中心に据えるのは難しい商品でもあります。ただ、物価や景気に応じて資産価値を維持するという観点では、資産の一部を外貨で保有することで円安時の資産価値を維持する効果が期待できるでしょう。
監修/風呂内亜矢 イラスト/二階堂ちはる 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc
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