2月に日経平均株価が約30年ぶりに3万円台に到達というニュースもあり、やっぱり投資が気になるという人も多いのでは?実はCLASSY.世代は人生でもっともお金が貯めやすい時期でもあり、資産運用をするには絶好のタイミング。賢く資産を守る方法を考えます。
手軽に始められる投資商品、ほかにもあります
知れば知るほど奥が深い投資の世界。外貨や金をはじめ、AIにおまかせできるロボ投資や、ユニークな企画が続々と登場するスマホ投資、アートのオーナーになれるアート投資など、楽しく投資ができる方法をご紹介します。
海外旅行に行けるようになったら実際に使える外貨預金
外貨預金は財テクとして円高の時に買っておけば、旅行に行く時にレートを気にしなくてすむことや、世界で流通しているお金なので流動性があり、株式や投資信託と違い実際に使うことができるというメリットが。一方で資産の中心に据えるのは難しい商品でもあります。ただ、物価や景気に応じて資産価値を維持するという観点では、資産の一部を外貨で保有することで円安時の資産価値を維持する効果が期待できるでしょう。
最近価格が高騰しているのも話題金の購入
金は世界で採掘可能な量が決まっているというのが一番の特徴。まとめて買うと手数料比率がよく、小口で買う場合は手数料が割高になってしまう商品ですが、まとめて買うのを待つ間に価格が上がってしまったり、たくさん買ったとしても安全に保管できるかという問題もあるので、資金に余裕があって気になる人は積み立てから始めて、資産の一部として持ってもいいでしょう。積み立てには手軽さや、買うタイミングを分散する ことで価格のアップダウンを吸収できるというメリットも。
手数料は高めでも全部をおまかせできるロボ投資
ロボアドバイザーが自動で資産運用をしてくれるロボ投資は、つみたてNISAの40万円の枠よりさらに投資をしたい人や、投資のプロセスを全部おまかせしたい人向け。手数料が1%前後と高めですが、商品選びの手間や資産のメンテナンスが不要なのがメリット。最近ではロボアドバイザーとして日本一の預かり資産(4,000億円)と運用者数を持つWealthNaviから、ついに、ロボ投資でも非課税で運用ができる日本初となる「おまかせ NISA」が登場。こちらは一般NISAのため年間120万円、非課税期間は5年間となります。
教えてくれたのは…
26歳の時、貯蓄80万円しか持たずマンションを衝動買いしたことをきっかけに1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®を取得。現在は株式、外貨預金、投資信託、不動産の家賃収入で資産を運用。テレビ、新聞、雑誌のほか『超ど素人がはじめる資産運用』(翔泳社)などの書籍を通してお金に関する情報を発信。https://www.furouchi.com/
監修/風呂内亜矢 イラスト/二階堂ちはる 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc
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