【高良健吾さん】ステイホームの過ごし方は? プライベートに迫る!
10代でのデビュー以来、ドラマや映画、CMと多数の作品に出演し、日本を代表する実力派俳優の一人として存在感を示す高良健吾さん。彼が出演する映画『おもいで写眞』が公開されたことを記念し、スペシャルインタビューを敢行! 第二弾では、おうち時間の過ごし方や最近のニュースなどプライベートな質問満載でお届けします。
外出自粛期間は“インプット”の時間に
-昨年は新型コロナの影響で、世界中みんなの生活が大きく変わりました。高良さん自身は、昨年をどのように過ごされましたか?
世の中がガラッと変わった1年でしたが、僕の個人的な私生活でいうと大きくは変わっていないといいますか。春の緊急事態宣言が出て2ヶ月間くらいの自粛期間の中で、僕たちは仕事をしたくても、依頼をもらえなければ仕事がないわけで。仕事がなければ1〜3ヶ月くらいスケジュールが空くこともあるし、タイミングによってはもっと長く仕事がないこともある。自分が開店していれば常に仕事があるというわけではなく、そういう意味では「空いている時に何をするのか」というのは昔から考えてきたことで。なので今回の自粛期間も、自分の必要だと思うことを粛々としていました。
-具体的にはどんなことを? 何かにチャレンジしたり?
そんなに大それたことはしてないです(笑)。本を読んだり、映画を観たり、今までやってきたことと変わらないけれど、そういうことをより深く掘るようになって、濃いインプットの時間を持つことができましたね。
-結構インドア派ですか?
いえ、全然(笑)。本当はめちゃくちゃ旅行が好きです。本当に旅行がしたい。それが1番(の願い)です。
-自由に旅できるなら、どこに行きたいですか?
行きたい国はたくさんあるんです。東南アジアももう一回行きたいですし、まだ行ったことのない南米や南アフリカも行ってみたいです。もちろん、何度か行ったことのある国にもまた行きたい。行けるなら長期で行きたいです。1ヶ月くらい、一人旅で。
-わかります。暮らしに変化が欲しくなりますよね。ここ最近で、NEWSな出来事はありましたか?
僕、指輪はつけないんですが、今日の撮影では、先輩のお店でプレゼントしてもらったリングを右手の薬指につけています。普段はアクセサリーはほとんどつけないんですが、プレゼントをしてもらいつけてみたら案外しっくりきて。新たな相棒が仲間入りしたことがニュースですね。
新入りリングと共に新たな経験を積み重ねたい
-滅多にない新入り! 普段アクセサリーをつけないのには何か理由があるんでしょうか?
昔はピアスとか好きでつけていたんですけど、大河ドラマや時代劇でピアスの穴が空いていると変じゃないですか。潰す作業も手間がかかるので、自然とつけなくなりました。そういうのがなければ、つけているのかもしれないんですけど。
-ではとってもレアなニュースなんですね。
時計はしますけどね。あと実は、4年前からつけているネックレスがあります。今も衣装の下につけているし、ほぼ毎日つけていて、外すのは現場くらい。一回失くしたかも、という事件があったときは、びっくりするくらい悲しくて。同じものは他にはないし、めちゃくちゃ探して。結果見つかったんですけど、なんか不思議な気持ちになりました。
-不思議な気持ちとは?
失くしちゃったかも、とわかった時に「やばいやばい、どうしよう」と思って。つけているうちに、欠かせないものになっていたんですよね。確実に愛着が湧いていました。このリングをつけたときにも、なぜかわからないけどしっくりきた感じがあって。ネックレスと同じく かけがえのない存在になっていく気がします。だから、失くさないようにしないと。僕、アクセサリーを失くしやすいから、また「ヤバイ!」と焦ること、あると思うんですよ。
-10代・20代の頃と今を比べて、変わったなと思うことはありますか?
役に対する捉え方や感じ方が変わってくるのはありますね。自分の年齢はもちろんですが、その時に置かれている環境や積み重ねてきた経験が、役を演じる上で影響するというのは大いにあります。そういう意味では、長くつけているジュエリーは自分のいろいろな歴史を知っている相棒みたいな存在なのかもしれないですね。
高良健吾(こうらけんご) プロフィール:
1987年11月12日生まれ、熊本県出身。2006年『ハリヨの夏』でスクリーンデビューして以来、映画やドラマを中心に、多彩なジャンルで活躍する実力派俳優。2月14日より放送開始のNHK大河ドラマ『青天を衝け』や2月26日公開予定の映画『あのこは貴族』、4月GW公開予定『くれなずめ』など、2021年も出演作が目白押し。
映画『おもいで写眞』
祖母の死を機に故郷へ戻った主人公・結子が、“遺影写真”を撮る仕事を始めたことで、老人たちとの触れ合いを通して人生の意味を見出していくヒューマンドラマ。深川麻衣が主演を務め、『ユリゴコロ』『君に届け』などの熊澤尚人監督によるオリジナル脚本。高良さんは、結子の地元で役所勤めをする幼なじみ、星野一郎を演じる。2021年1月29日より全国ロードショー。
シャツ ¥40,000 ニット ¥44,000/ともにJOHN LAWRENCE SULLIVAN(tel.03-5428-0068)ピンキーリング ¥157,000 ブレスレット ¥62,000/ともにRIEFE JEWELLERY(tel.03-6820-0889)薬指リング(本人私物)/THE GREAT FROG(The Great Frog Tokyo 03-6804-1745)メガネ(本人私物)
撮影/佐々木大輔〈SIGNO〉スタイリング/渡辺慎也〈Koa Hole〉 ヘアメーク/高桑里圭 取材/大塚悠貴 構成/CLASSY.ONLINE編集室