毎月、大量の服や小物をチェックし、その中から選りすぐってスタイリングを提案しているスタイリストたち。そんな審美眼を持つ彼女たちが“個人的に”愛用しているものをご紹介するこの企画、第2回目はちょっと甘さのあるキレイめカジュアルがお得意の児嶋里美さん!なるほど納得のセレクションにぜひご注目ください。
1.何枚あるかわからない「布帛の白トップス」
「カラフルな色コーデが好きなので、トップスも色物が多いと思われがちなのですが、実は一番多いのが白トップス。いわゆる“ブラウス”が大好物なんです。小さな衿やパフスリーブ、ボウタイなど、好きなディテールは昔からずっと変わりません。例えば右から、ソブのパフスリーブ、ドレステリアのウエストリボン、トゥモローランドのフリル付きなど。これにスカートを合わせると甘くなりすぎるので、カラーパンツや黒スキニーを合わせるスタイリングが定番ですね」
2.靴とバッグはやっぱり「黒」が長持ち
「アニヤ ハインドマーチの名作“カーカー”は、実はもう一つ黒を持っているくらい使えるアイテム。ほどよい大きさときちんと感があるので、シーンを選ばず頼りになります。ローファーはチャーチです。チャーチといえばレースアップシューズが有名ですが、ローファーも◎。つま先のフォルムがシュッとしていて、大人っぽく履けます。他にも、マノロのパンプスやサンダルなど、何だかんだ黒はリペアしながら長く愛用していますね」
3.一軍「ミニバッグ」はこの2つ!
「お仕事グッズはサブバッグに入れているので、メインのバッグはもっぱら小さい派。おなじみルイ ヴィトンのスピーディは、ちょこんと斜めがけするのに可愛いマイクロサイズを愛用。ヌメ革の色がいい感じになってきました。もう一つはフェンディのモン トレゾール。こちらも小さいサイズです。このサイズ感が、ちょっと甘めな私のスタイリングと相性がいいし、いいアクセントになるんですよね。どちらもクラシカルなモノグラムだし、シーズンレスに使える一軍バッグです!」
4.こだわりの定番パールとティファニーのシルバー
5.「一生買い続けたい」のはこのバレエシューズ!
「ズバリ、レペットのブリジットですね。レペットもいろいろ履きましたが、定番のラウンドトゥではなく、シュッとしたポインテッドトゥが甘くなりすぎず、合わせやすくて定番になりました。黒のパテントはだいぶ履き込んでいるので、そろそろ買い替え時期。一生買い直して履き続けたい一足ですね」
今回のスタイリストはこの方!
児嶋里美さん
明るく華やかなスタイリングとキャラクターがトレードマーク。ファッションページのなかでも、Sサイズさんやキレイめさん向けカジュアルHow Toをレクチャーしてくれる企画が大人気。CLASSY.やJJ、VERYなどで活躍中。
いかがでしたか?色々なアイテムを試しつつ、児島さん流の結論に辿り着いたラインナップ。時間を経ても、色褪せないアイテムを増やしていきたいですよね。
構成/CLASSY.編集部