
気温25度の日にぴったりの服装を、シーズンに合わせてご紹介。春・秋に多い「最高気温25度」の日と、夏本番の「最低気温25度」の日、それぞれに合った着こなしをまとめました。素材やシルエット、小物使いにこだわったスタイルで、暑さにもおしゃれにも妥協しない一日を過ごして。
気温25度の時期とは?

気温25度は、春や秋の過ごしやすい時期によく見られる「最高気温25度」の日と、夏の本格的な暑さを感じる「最低気温25度」の日とで、体感温度や適した服装が大きく変わります。
最高気温25度の日は、朝晩はひんやり感じることもあるため、半袖やノースリーブに軽めの羽織りがあると安心。一方で、最低気温が25度を超える真夏日は、日中も夜も蒸し暑くなるため、涼しさと快適さを重視したスタイリングがカギに。季節や気温の変化に合わせて、賢くおしゃれに対応することが大人の女性の装いには欠かせません。
最高気温25度の日の服装のポイント

季節感を意識した軽やかなコーデをチョイス
最高気温25度の日は、重たく見えない軽やかな着こなしが好印象。Tシャツやノースリシャツなど通気性のあるアイテムを選ぶことで、見た目にも爽やかで涼しげな印象に。足元やバッグなどの小物も軽やかなものを選ぶと、全体のバランスがぐっと洗練されます。印象を左右するスタイリングこそ、素材感や色使いでやさしい抜け感を意識したいところ。
寒暖差対策に羽織りをプラス
寒暖差のある日は、軽やかに羽織れる一枚をプラスするのが正解。さらっと羽織れるカーディガンや薄手のジャケットは、気温の変化に対応しやすく一日を快適に過ごせます。きちんと感を添えたいならトレンチコートやノーカラージャケット、リラックス感を出すならリネンシャツやカーディガンがおすすめ。シルエットや素材にこだわることで、温度調節しながらおしゃれも楽しめます。
最低気温25度の日の服装のポイント

通気性の良い素材やデザインを選んで
最低気温が25度ある日は、一日を通して暑さを感じやすいので、Tシャツやノースリーブなど通気性の良さを意識したスタイリングがおすすめ。コットンやリネンなど風通しのいい天然素材は、肌あたりもやさしくさらりと心地よい着用感に。シルエットはゆとりのあるものやスリット入りのデザインを選ぶと、見た目にも軽やかで、上品な抜け感を演出できます。
半袖やノースリーブなど適度な肌見せ服を
気温が高めの日は、適度な肌見せで抜け感をつくるのが大人の洗練スタイル。半袖やノースリーブのトップスは、涼しさと女性らしさを両立できる優秀アイテム。肌を見せる分、シルエットや素材で上品さを意識すると、きちんと感も損なわず好印象に。二の腕が気になる場合は、軽やかな羽織りを添えてバランスよく着こなすのがおすすめです。
最高気温25度のおすすめ服装コーデ【春】
リネンシャツとスリット入りスカートでナチュラルなこなれ感を演出

ナチュラルな風合いのリネンシャツに、動きのあるスリット入りスカートを合わせれば、抜け感のある大人の余裕が漂うスタイルに。シャツはゆったりめのシルエットを選ぶと、気負わないリラックス感が生まれ、スカートの程よい肌見せが女性らしさを引き立ててくれます。気取りすぎず、でも品のある大人カジュアルを楽しんで。
リブニットを主役に、チュールスカートで大人フェミニンな装いを

体のラインを程よく引き立てるリブニットに、ふんわり揺れるチュールスカートを合わせれば、大人のフェミニンスタイルが完成。トップスはコンパクトなシルエットを選ぶと、甘さのあるボトムスとのバランスが取りやすく、品よくまとまります。足元は華奢なサンダルで軽やかに、バッグは小ぶりのものを添えて程よい抜け感を。
ペプラムブラウスとデニムパンツで洗練カジュアルスタイルに

ほんのり透け感のあるペプラムブラウスに、程よくラフなデニムパンツを合わせることで、こなれた大人のカジュアルスタイルに。シアーブラウスはディテールに品のあるものを選ぶと、きちんと感を保ちながら抜け感も演出できます。デニムはウエスト高めのものをチョイスすれば、スタイルアップ効果も抜群。リラックス感と女性らしさが絶妙に調和した、大人の余裕を感じさせる着こなしです。
最高気温25度のおすすめ服装コーデ【初夏】
Tシャツと半袖ジャケットできれいめな着こなしを

シンプルなTシャツに半袖ジャケットを重ねるだけで、ラフすぎずきちんと感のある着こなしに。Tシャツは首元が程よく詰まったデザインを選ぶと、カジュアルでも品よく見えます。ジャケットはリネン混やサマーツイードなど、季節に合った素材で軽やかさを演出。さりげないきちんと感をプラスすることで、Tシャツスタイルも格上げされた印象に。
ボーダーシャツとワイドパンツで上品に仕上げて

カジュアルな印象のボーダーシャツも、シルエットや配色にこだわればぐっと大人らしい表情に。落ち着いたカラーを選ぶことで、ラフになりすぎず洗練された印象になります。合わせるボトムスは、落ち感のあるワイドパンツがおすすめ。程よいゆとりとセンタープレスが、スタイルアップと上品さの両方を叶えてくれます。
リネンシャツとゴールドアクセでレディライクな雰囲気に

ナチュラルな風合いが魅力のリネンシャツは、程よい抜け感がありながらも上品な印象に仕上がる一枚。襟元を軽く開けて、ゴールドのタンクトップを見せると、女性らしさがふわりと引き立ちます。シャツはベージュやカーキなど柔らかなトーンを選ぶと、リネン素材の涼やかさがより際立って◎。
最高気温25度のおすすめ服装コーデ【秋】
秋素材のエコファーベストで華やかに着こなして

ボリュームのある質感が目を引くエコファーベストは、装いに華やかさを添えてくれるアイテム。軽やかさと華やかさを両立できる一枚で、シンプルなコーディネートもぐっと印象的に映ります。肌寒さを感じる季節の変わり目には、さっと着るだけで季節感をプラスできるのも魅力。パンツともスカートとも好相性なので、意外と着回し力もあり。
ノースリーブトップスとジャケットで、大人な雰囲気を演出

チェック柄のスカートにノースリシャツを合わせたら、きれいめなジャケットを添えて程よく引き締めて。スカートは落ち着いたトーンのチェック柄を選ぶと、華やかさの中にも品が漂います。足元はブーツで引き締めると好バランス。きちんと感がありながらも堅苦しくない着こなしで、こなれた雰囲気が自然と漂います。
最低気温25度のおすすめ服装コーデ【夏】
オールブラックコーデで大人見えを狙って

軽やかな素材を選べば、夏のオールブラックコーデも重たく見えず、すっきりと洗練された印象に。風通しのよいアイテムを取り入れることで、快適さとモード感を両立できます。肌見せや素材感で抜けをつくると、黒のワントーンでも暑苦しく見えないのがポイント。シンプルでありながら印象に残る、都会的なスタイルが完成します。
アメスリにビスチェをプラスして定番カジュアルを華やかに

ジーンズにアメスリトップスを合わせたヘルシーなカジュアルスタイルに、ビスチェをレイヤードするだけで一気に今年らしさがアップ。ボディラインに沿うビスチェは、スタイルアップ効果もありながら、カジュアルなデニムとのバランスでこなれ感も演出できます。定番のジーンズスタイルが、ほんの少しの工夫で見違える一着に。
キャミベストとショートパンツのセットアップで高感度なお呼ばれコーデに

キャミベストとショートパンツのセットアップは、ブラックカラーを選ぶことで甘さを抑えた大人の雰囲気に。キャミデザインの肌見せが抜け感をつくり、ショートパンツとのバランスで今っぽさが漂います。アクセサリーを足せば、きちんと感もプラスできます。控えめな華やかさが、大人の余裕を感じさせてくれそうです。
ノースリーブトップスとカーディガンで体型カバーも叶えて

爽やかなホワイトパンツには、ノースリーブトップスを合わせてすっきりとした印象に。気になる二の腕や腰まわりは、軽めのカーディガンをふんわり羽織ることで自然にカバーできます。トップスは渋めのアースカラーを選ぶと、ヘルシーながらも大人っぽい着こなしに。動きやすさと女性らしさの両方を兼ね備えた、大人のデイリースタイルです。
プリントTシャツとデニムスカートで軽やかな大人カジュアルを楽しんで

プリントTシャツはカジュアルな印象ながら、ロゴや色味をシックにまとめることで大人の余裕を感じさせる一枚に。ボトムスには程よく広がるデニムスカートを合わせて、女性らしいバランスに整えて。バッグで少しのきちんと感を足すと、大人カジュアルがより洗練された印象に。気負わず着られて、自然と気分も軽くなるようなスタイリングが完成します。
日差しに映えるテラコッタカラーのアメスリで肌トーンをアップ

日差しの中で映えるテラコッタカラーのアメスリは、肌トーンを明るく引き立たせてくれる優れたアイテム。程よい肌見せとシンプルなデザインが、ヘルシーでありながら上品な印象へと導いてくれます。足元にはシンプルなサンダルやミュールを選び、軽やかさを添えて。さらに、バッグやアクセサリーに暖色カラーを取り入れると、より統一感が生まれます。
ベロアスカートにシンプルなカットソーを合わせて上品に

重たく見えがちなブラックのベロアスカートも、シンプルなカットソーと合わせれば、涼やかで都会的な印象に。素材のコントラストが引き立つことで、夏らしいシックな装いになります。華奢なサンダルや抜け感のある小物を添えて、さらりと着こなすのがポイント。ひとさじの品をまとって、大人の夏スタイルを楽しんでみて。
キャミワンピースにタンクトップを組み合わせて大人のヘルシーコーデを

キャミワンピースにタンクトップを重ねれば、簡単な夏のワンピーススタイルが完成。落ち着いたカラーのキャミワンピースに、白系のタンクトップを合わせることで、清潔感のある着こなしが叶います。足元はスニーカーでリラックス感をプラスして。
毎日の気温に寄り添いながら、自分らしくおしゃれを楽しんで
気温25度の日は、一日のなかで体感が変わりやすく、意外とコーディネートに悩みがちなもの。だからこそ、涼しさときちんと感を両立した着こなしで、自分らしいスタイルを楽しみたいですよね。気温に合わせて無理なく心地よく、それでいてどこか品のある、そんな“大人のちょうどいいおしゃれ”を見つけるヒントになりますように。
※本記事は過去の「CLASSY.」「CLASSY.ONLINE」記事を再編集したものです。完売の可能性がありますのでご了承ください。また、価格は掲載当時の価格です。
文/関谷 茜
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