H&M、ZARAetc.【コスパ名品ジャケット8選】即戦力デザインをプロが厳選

取り入れるだけでコーデがこなれて見えるジャケット。今回は、同世代スタイリストがプロの目利きで吟味した「コスパ名品ジャケット」8選をご紹介!それぞれの私服との合わせ方にも注目です。

【H&M】おすすめジャケット4選!

1.今季一番気になるスウェード、まずはデニム合わせで

「スウェードアイテムが気になるこの春の気分にぴったりのジャケットは濃いめのカラーが高見えに一役。あえて大きめを選んでレースブラウスとゆるっとレイヤード、ちょっと甘さのある、ちょい“ボヘミアン”を楽しみたい!」

Item list
BLOUSE…HER.、CAMISOLE…COCO DEAL、DENIM…YANUK、CARDIGAN…UNIQLO U、BAG…PRADA、SHOES…Maison Margiela

2.短丈ジャケットはあえて1サイズ大きめを

「短丈のボックスシルエットが可愛いジャケットにバルーンスカート。シルエットで魅せるジャケットのスタイリングも好きです。スカートとカチューシャに甘さを託して足元は引き算、カジュアルなCLARKSでバランスをとります」

Item list
CAMISOLE…AKTE、SKIRT…THE TOÉ、BAG…Anya Hindmarch、CHARM…Anya Hindmarch、SHOES…CLARKS ORIGINALS、SOCKS…17 °c、HEADBAND…IRIS47

3.変形ジャケットなら難なく×ベルトがキマる

「H&Mの中で最もハイエンドなコレクション、「Studio」のモードなアイテムはコーデの更新にもってこい!ブラウス感覚で着られる肩パッド入りの変形ジャケットは細ベルトでウエストマーク」

Item list
CAMISOLE…bita.、SKIRT…DRESSLAVE、BELT…SIE、BAG…Cafuné、SHOES…PIPPICHIC、SOCKS…MARCOMONDE

4.黒JK更新するなら×ラガーシャツが簡単

「ラガーシャツにレザーバミューダ、トレンドに乗っかったスタイリングもジャケットありきなら自分らしく。リラクシーな黒ジャケットを軸に、春のモノトーンを満喫!ソックス合わせのローファーでさりげなく品をプラス」

Item list
PANTS…AKTE、CUTSEW…COS、BAG…TOUT Y EST、SHOES…TOD’S、SOCKS…THE Barnnet、GLASSES…NUEF

“トレンドのレザーや肩パッドに挑戦するなら、H&Mがちょうどいい”

スタイリスト・たなべさおりさん

「H&Mでは、モード味があるものをチェック。ボックスシルエットだったり、肩パッドが入っていたり、レザーだったり…、ちょっと一癖、の塩梅がよくて、ミニスカやハーフパンツとも好相性。ベーシックなものを探そうとせずに、ちょっと挑戦する気持ちで。店舗で探すなら、入口付近にあるものが個人的に狙い目。」

スタイリスト・たなべさおりさん
1992年生まれ。女性誌やwebメディア、YouTubeなど、多岐にわたり活躍。モードに大人の甘さを効かせたスタイリングの名手。海外新興ブランドの発掘も得意!昨年結婚したばかり、159cm。@tanaberian

【COS】おすすめジャケット

1.この春挑戦したいのはシャツっぽく着るコーデ

Item list
DENIM…YANUK、BELT…JILSANDER、BAG…BOTTEGA VENETA、SHOES…NEBULONIE

2.トラッドぽく着るのもおすすめの着方

ジャケットとミニスカートのトラッドコーデ

Item list
SHIRT…Mila OwenVEST…Garelie vieSKIRT… theoryBAG…The RowBOOTS…SALON

3.メンズライクだから合わせが女っぽくても◎

Item list
KNIT…H beauty & youthSKIRT…emmiBAG…The RowSHOES…PELLICO

着用したアイテムは…オーバーサイズ ブレザー

オーバーサイズ ブレザー

大きめのフラップポケットがついたオーバーサイズのブレザーは、衿の角度の浅さとウールブレンドの柔らかい素材がちょうどよくて、この春着たいミニスカやプリントスカートも大人のバランスに。あえて一番小さいサイズを選びました。一枚で着てベルトを締めるのもおすすめの着方。オーバーサイズ ブレザー ¥26,000で購入、私物

“メンズっぽいものを選べば、COSも大人になりすぎない”

「ミニマムで洗練されたアイテムが豊富なCOS。老若男女問わず着られるブランドだから、そのまま着るとマダムっぽくなりすぎることも。そんなときは少しメンズっぽいデザインを探して。老け見えせず、CLASSY.世代がちょうどよく着られます。1枚でシャツっぽく、重ね着してコートっぽくも着られるこのジャケットは、着回し力の高さも魅力。長く使えてコスパも◎。」

スタイリスト・石橋蘭子さん
大手金融に6年間勤務後、スタイリスト金子綾氏に師事し、独立。“服でその人をもっと魅力的に見せる”が信条。スタイルアップは大前提、コンサバをベースに品のある女っぽさを纏えるスタイリングが得意。162cm。@rankois

【ZARA】おすすめジャケット3選!

1.黒JKにはポイントでキレイ色を効かせて

2.春にあえてブラウンも今っぽい

3.大きめサイズだから×パーカーもできる

“サイズが豊富なZARAはレイヤード前提で大きめサイズを”

「スタイリングにベストなサイズ感を選べるZARA。ジャケットはあえての大きめが、カーディガンやフーディを中に着込んだ“重ねるオシャレ”に重宝。普段のサイズの1.2サイズアップがカギ。無造作にまくった袖の3段レイヤードもこなれて見えるコツのひとつ。コンサバすぎず、メンズっぽすぎない、バランス上手なビッグサイズが着こなしの鮮度を上げてくれます。」

スタイリスト・近藤和貴子さん
1991年生まれ。CLASSY.やVERYなどの女性誌やTV、広告で活躍。トラッドを軽やかに楽しむスタイリングが持ち味で、きれい色の取り入れ方やレイヤード術にも定評あり!二児の母。164cm。@wakikokondo

撮影/杉本大希 取材/北山えいみ 編集/小林麻衣子 再構成/Bravoworks,Inc.
CLASSY.2025年4月号「大特集・Part4 コスパジャケットこそ自分らしく」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。

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3月28日発売/
表紙モデル:山本美月

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