何も意識せず手を抜いて着ると、無難に終わってしまうのが黒の難しさ。ありきたりなイメージを打破しながら、どんな黒アイテムを選び、それをどう着るかが、まさに腕の見せどころです。黒を無難に終わらせずオシャレに着るための、CLASSY.スタイリスト【乾 千恵さん】のアンサーとは!?
地味になりがちな色をオシャレのエッセンスとして取り入れるなら?
簡単に見えて、奥が深い黒。テイストMIXやレイヤードで〝掛け合わせ〟を楽しみたい
ベーシックカラーの中でもネイビーやベージュと違って、濃淡の差がないのが黒。黒い塊に見えがちなので、実は計算が必要な色だと思っています。いま私が興味深いなと思って日々向き合っているのが、何かと何かを〝掛け合わせ〟ていくこと。たとえばフェミニン×カジュアルのテイストMIX、異素材MIX、アイテムのレイヤード。特に冬はレイヤードコーデが思い切り楽しめる時期ですから!一つ一つのアイテムを〝掛け合わせ〟て、小さな差を積み重ねていくプロセスこそが、私は黒を無難に見せないポイントだと思います。
そぎ落とされたミニマルなアイテムを丁寧に重ねてクラス感と奥行きを
「根本はフェミニンですが、ミニマルな黒も改めて気になります。一つ一つのアイテムはベーシックだけど、レイヤードなどのMIX感で進化させて」(乾さん)バッグ(H18×W25.5×D13.5㎝)¥451,000ローファー¥148,500※すべて予定価格(ともにプラダ/プラダ クライアントサービス)コート¥57,200(アイビーオーク/デミルクス ビームス新宿)ニット¥26,400(スローン)シャツ¥33,990(シップス/シップスインフォメーションセンター)パンツ¥20,900(ザ シンゾーン/シンゾーン ルミネ有楽町店)ソックス¥1,760(オリジナル チャコール/チャコール トーキョー)ブレスレット¥53,900(リューク)ピアス¥31,900タイガーアイリング¥60,500(ともにマリハ)
教えてくれたのは…
乾 千恵さん
柔らかな素材や色を取り入れたフェミニンで繊細なスタイリングに定評あり。最近はカジュアルMIXが気分だそう。
撮影/山根悠太郎(TRON)〈人物〉 モデル/松島 花 ヘアメーク/MAKI スタイリング/乾 千恵 取材/広田香奈 再構成/Bravoworks.Inc
Magazine
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more