何も意識せず手を抜いて着ると、無難に終わってしまうのが黒の難しさ。ありきたりなイメージを打破しながら、どんな黒アイテムを選び、それをどう着るかが、まさに腕の見せどころです。黒を無難に終わらせずオシャレに着るための、CLASSY.スタイリスト【荒木里実さん】のアンサーとは!?
地味になりがちな色をオシャレのエッセンスとして取り入れるなら?
自分らしさの軸はブレず色合わせや素材、シルエットなどわずかな変化を反映させて
黒に限らず、私自身は10年以上〝好きなもの〟が変わっていません。シンプルでメンズライクなものを基本に、肌見せやシルエットでどこかに女らしさを忍ばせることを意識しています。「ずっと同じような服で、無難にならない?」と思われるかもしれませんが、自分の軸さえあればトレンドに合わせて全部を変える必要はないと思います。必要なのは、いつの時代も少しの変化を見逃さないこと。その変化とは、素材やシルエット、丈感、色やアイテム同士の組合せ。本当にちょっとした変化で見違えるはずです。
芯の強さを感じさせるレザーボトムスや黒小物でアイデンティティを主張
「CLASSY.世代になると、大人ならではの上質感や芯の強さのあるアイテムを味方にしたいところ。全体がピリッと引き締まるレザーボトムスや黒小物が、カジュアルな中にもカッコよさを引き出します」(荒木さん)パンツ¥60,500(THIRD MAGAZINE)ピアス¥10,800(アビステ)ネックレス¥29,700バングル¥52,800(ともにアダワットトゥアレグ)カットソー¥33,000(マディソンブルー)トレンチコート¥173,800(マッキントッシュ/マッキントッシュ青山店)バッグ¥291,500シューズ¥118,800(ともにJIMMY CHOO)
教えてくれたのは…
荒木里実さん
大人のカッコよさを引き出す辛口アイテムに、女らしさを加えたスタイリングが人気。まさにオシャレの「師匠」!
撮影/山根悠太郎(TRON)〈人物〉 モデル/松島 花 ヘアメーク/MAKI スタイリング/荒木里実 取材/広田香奈 再構成/Bravoworks.Inc
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