誰もが一度は思う、「もしもスタイリストさんに私服をコーディネートしてもらえたら…」。今回は真冬のオシャレに悩むリーダーズが、リアル私物を持ち込んで荒木さんを直撃! 表紙スタイリングも務める師匠に、手取り足取り教えてもらいました。
お悩み「セット買いしたニットがその組合せしかできません…」
荒木さん「ボーダーニットをメンズライクなパンツで大人のパリカジュアルに」
Before
NG1.ニットのポイントであるはずの金ボタンのディテールが、ワンピに隠れてしまってもったいない! ボーダーも1カ所のほうがより効果的に映えます。
NG2.ワンピはもちろん可愛いけれど目立ちすぎてニットが脇役に。目指したいパリ風を甘く振ると古くさくなるので、ここはいっそパンツにチェンジ!
After
ポイント1.金ボタン×ボーダーを生かして、パリっぽいコーデに! ひと昔前のパリコーデにならないように、メンズライクなボトムスや辛口小物と合わせて。
ポイント2.デニム合わせは今までも見たことがあるので、ベイカーパンツにすると新鮮。手持ちの甘トップスとも合うので一本あるとかなり使えますよ。
「最近はCLASSY.的なカジュアルコーデを頑張っているので、即実践します! 初挑戦のベイカーパンツはハイウエストがいいと荒木さんに教えていただいたのですが、スタイルもよく見えるし、手持ちの甘トップスもこなれた雰囲気になって最高♡」(石井さん) ニット/石井さん私物 パンツ¥23,100(ハイク/ボウルズ)バッグ¥22,000(クリスチャンヴィラ フォーアナイ/ANAYI)パンプス¥15,950(ダイアナ/ダイアナ銀座本店)ベレー帽¥17,930(CA4LA/CA4LA プレスルーム)ピアス¥8,640ネックレス¥9,450(ともにアビステ)
普段のテイストと違うカジュアルアイテム投入でバランスを取るのが肝
相談者は… 石井里奈さん(32歳・情報通信系)
石井 先日インスタライブで荒木さんにコーデ相談をしたんですけど(笑)、教えてもらったコーデ術を実践したら、びっくりするくらい褒められて! 本当に崇拝しているので、今回も楽しみすぎてニヤけちゃいます。
荒木 ありがとう(笑)。すぐに実践してくれるのが、里奈ちゃんって感じだね。私も嬉しいです。
石井 早速ですが…この前マネキン買いしたニットとワンピが、その組合せしかできないんです。ニットはデニムに合わせても可愛いとは思うけど、普通になる気がして…。もっとオシャレな着方をぜひ教えていただきたいです!
荒木 ニットは金ボタンとボーダーがポイントなんだね。やっぱりボーダーって、パリっぽく着てあげると安定して可愛いと思う。
石井 パリっぽいコーデ、すごくやりたいです! 前に自分でパリコーデしたら完全に失敗した苦い記憶があるんですよ…(笑)。
荒木 そっか、そっか(笑)。フレンチカジュアルって一歩間違えると古い印象になってしまったりするから、カジュアルに寄せすぎず大人っぽさを意識してみるといいかも。ニットが女らしいシルエットなので、逆にメンズライクなベイカーパンツを合わせてバランスを調節したり。パリっぽい赤やボルドーカラーは小物で差しつつ。
石井 なるほど、大人のパリカジュアルですね! メモすることばっかり(笑)。学びが多すぎる。
荒木 新しい里奈ちゃんになれるようなコーデを組みますね!
教えてくれたのは…
スタイリスト荒木里実さん
大人のカッコよさを引き出すコーデといえばこの方! 辛口アイテムを軸に、女らしさを加えたスタイリングが大人気。
撮影/木村 敦 ヘアメーク/廣瀬浩介 スタイリング/荒木里実 取材/広田香奈 再構成/Bravoworks.Inc
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