まもなくやってくる花粉シーズン。今年は昨年よりも飛散量が多いのだそう。外に出かける機会が少ないとはいえ、花粉は家の中にも入ってくるので要注意です。そこで寝具で有名な「西川」のスリープマスターに、花粉に負けない快適な寝室の作り方をうかがいました。
1.花粉症と睡眠の関係
息苦しさや鼻づまりなどの花粉症の症状は、寝つきが悪くなったり、眠っている途中で目が覚めて熟睡できなかったりと、睡眠の質の低下を招きます。また、睡眠不足による免疫力の低下は、花粉症の悪化にも繋がります。花粉に負けずぐっすり眠るためにも、花粉対策をしっかりと行い、眠る時の環境を整えましょう。
2.寝具・睡眠環境の花粉対策
❶寝室の掃除はこまめに
室内の花粉が舞うのを防ぐために、こまめに拭き掃除を行ってください。花粉除去機能がある空気清浄機の活用も効果的です。
❷花粉から寝具を守るひと工夫
ふとんを干す時は、使わないカバーをつけた状態で干します。乾いたら外でカバーをはずしてから室内に取り込むようにすると、室内へ花粉が入り込むのを防げます。取り込む際には、ふとんの表面を軽く払って花粉を落とすようにしてください。花粉症がひどい方は、ふとん乾燥機やふとんクリーナーを活用するのも良いでしょう。こまめに洗うシーツやまくらカバーは、花粉の付着を防ぐために室内干しもおすすめです。速乾性や防臭機能を持つ素材のものを選ぶと、部屋干しの乾きにくさやニオイの悩みが解消されます。
❸花粉が付きにくい素材の寝具を選びましょう
おすすめ素材は、サラサラとした質感で花粉や埃がすぐに落ちやすいもの。毛足の長い起毛素材は花粉をキャッチしやすいので避けてください。お店で実際に触れてみて素材感を確かめるのもよいでしょう。また、アレルギーのもととなるアレルゲン物質を減らす機能寝具もありますので、毎年花粉症でお困りの方は、この春に寝具を見直してみてはいかがでしょうか?
❹寝室の湿度は50%程度、おやすみ前はアロマでスッキリ気分
寝室は加湿を意識しましょう。理想的な湿度は50%程度です。また、ペパーミントやユーカリなどは花粉対策や鼻、喉のトラブルに効果的な香りで、おやすみ前に香ると気持ちがスッキリします。アロマオイルやピローミストなど、取り入れやすい方法で活用してください。
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■お問い合わせ先:西川株式会社0120-36-8161(受付時間:平日10:00〜17:00)
https://www.nishikawa1566.com/
そろそろ鼻がムズムズ…なんて方は、この記事を参考に、花粉に負けない部屋作りをしてみてはいかがでしょうか?
構成/CLASSY.ONLINE編集室