腸の働きを整え、免疫力を上げることで知られる今話題の健康法、「腸活」。でも「そもそも腸活って何?」と思っている人も多いはず。CLASSY.ONLINEでは腸活の第一人者、小林メディカルクリニック東京小林暁子院長監修のもと、初心者さんにも分かるように「腸活」をわかりやすく解説していきます!健康と美に手を抜きたくないアラサー世代に知ってほしい腸活の知識を短期連載にて紹介。第2回目は、生活習慣として取り入れたい10のルールを提案します!
腸活専門医お墨付きの美腸の持ち主・加治ひとみさんも実践!
CLASSY.本誌をはじめ、多くの女性誌に登場するモデルの加治ひとみさん。加治さんの腸内を小林先生に診てもらったところ、申し分なしの腸内環境だということが判明!加治さん曰く、腸活は無理のない範囲から始めることが長く続けられるコツだそう。
朝起きてから夜寝るまで【美腸のための10ルール】
1.朝起きたらコップ1杯の水を飲む
朝起きたら朝食を食べる前に、コップ1杯の水を飲んで腸のぜん動運動※を促しましょう。冷水は体を冷やすので常温の水が良いでしょう。飲む前にうがいをして口内の細菌を洗うことをお忘れなく。※「ぜん動運動」とは、消化した食べ物を腸が伸びたり縮んだりを繰り返して腸内を移動させ、体外へ排出する動きのこと。写真:CLASSY.ONLINE『体脂肪10%台!加治ひとみの「腸活モーニングルーティン」4つのこと』より
2.朝日を浴びる
朝日を浴びることで自律神経が副交感神経から交感神経優位になり、1日の自律神経のバランスを良くしてくれます。腸を起こすためにも体を目覚めさせましょう。写真:「CLASSY.」2019年1月号より
3.朝食をきちんと摂る
朝食を摂ることで腸を刺激し排便を促します。朝食を摂ることで体内時計を正しく動かす効果も期待できます。毎日リセットするために効率的なのは朝食を摂ることです。写真:「CLASSY.」2020年2月号より
4.トイレに行く時間を作る
水を飲んで体の巡りを良くしたら、腸が動きだすタイミング。何かと忙しく時間のない朝のルーティーンにトイレの時間を設けましょう。寝ている間に腸は消化活動を行っているので、朝は排便のチャンスです!写真:CLASSY.ONLINE『腸活美人・加治ひとみが選ぶ 無印良品の腸活スープ4選』より
5.お腹がすいたら食事を摂る
1日3食が基本ですが、腸を休めるためにも食事間の時間はしっかり決めず、お腹がすいたら食べるようにしましょう。また夜ご飯は寝る3時間前に終わらせましょう。寝ている間にぜん動運動が起こり、翌朝の排便につながります。写真:2019年2月号より
6.良い姿勢と呼吸に気をつける
長時間のデスクワーク中も腸活を取り入れて。姿勢を正すだけでも腸まわりの筋肉が鍛えられ便秘解消を助けます。また意識しないと呼吸も浅くなりがちですが、横隔膜を動かす深い呼吸は自律神経を整え、健康への近道の一つです。写真:「CLASSY.」2020年2月号より
7.適度に運動を行う
自粛時間が長引きますが、適度な運動はこなせていますか?血液循環や腸のぜん動運動を促進する軽めの運動は便秘改善にも効果を発揮します。夕食30分後に行うと副交感神経がアップし、良質な睡眠に導きます。写真:「CLASSY.」2020年2月号より
8.リラックスタイムを作る
ストレス性便秘があるように、過度なストレスは腸内環境を悪化させてしまいます。逆にリラックス状態でいることでお腹の動きは改善されます。なかなか自由に動けない今こそ、意識的にリラックスすることは大切。副交感神経のスイッチが入り、寝ている間に腸がよく働くようになります。CLASSY.ONLINE『32歳・遅咲きブレイク美女「加治ひとみ」 大人のモテボディを徹底解剖!【前半】』より
記事を監修した腸活のプロフェッショナルとは?
【小林暁子先生】
小林メディカルクリニック東京院長・医学博士。20年以上で計25,000人以上の腸を改善してきた腸活のプロフェッショナル。内科、皮膚科、アレルギー科のほか、健美腸外来、女性外来、漢方外来など全身の不調に対応する。CLASSY.を始め雑誌やメディアで活躍するモデルの加治ひとみさんが信頼をおく腸活のパートナーでもあり、テレビ出演や講演でも活躍。「女性の自律神経の乱れは腸で整える」(PHP研究所)、「医者が教える最高の美肌術」(アスコム)など腸活や美肌に関する書籍も多数出版。
【小林メディカルクリニック東京】
港区赤坂2-3-5赤坂スターゲートプラザ2F ☎︎03-3589-3717 http://www.kobayashimed.com
便秘や冷え性、ひどい生理痛に悩まされていませんか?どこか体に不調を抱えている人は腸が汚れている可能性も。生活習慣を見直して、健康と美容を目指しましょう。
参考文献/「腸が変われば、人生が変わる 美腸の教科書」小野 咲著・小林暁子監修(主婦の友社)
取材/角田枝里香 構成/CLASSY.ONLINE編集室
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