「メークすると人生が好転する」…これから登場する美容賢者の何人かがそう言いきりました。マスクで顔下半分は隠れるけれど、メークで装う意味は確実にある。その真髄をお伝えします。
【AMATAオーナー毛髪診断士®ビューティプロデューサー・美香さん】
ときめきやドキドキを自分に宿す――それがメーク
私は、メークをするというのは、自分自身をグレードアップすることだと考えています。メークは〝身だしなみ〟というエチケットを超えたものです。自分の中にときめきとか、ドキドキする感情を宿すもの。そう捉えているんです。自分自身が〝キレイになる〟というスイッチを入れるのがメーキャップです。スキンケアで肌を整えて、ベースメークでシミなどをカバー、それからいよいよ彩りを自分の顔というキャンバスにのせていく…。この工程を日々重ねていると、必ず新しい発見があります。発見と言っても、それは、大きなことじゃないかもしれない。「今日は眉毛の色をワントーン明るくしたけど、なかなかいいな」とか。でもそういう小さな冒険が人生を豊かにしてくれるのです。私は、アーティストたちがつくる物語が大好き。彼らがこのコスメをこんな思いで作ったとか、今年はこういうものをイメージしているのか…とか、そんな背景を考えながら彼らが提案するコスメをまとうのって、すごく楽しいし、贅沢!まさに小さな冒険です。日焼け止めだけで過ごすのではなく、メゾンのコスメをまとって、メークトリップしてみませんか?何気ない日が特別になるから。
美香さんの愛用コスメ
「メークで非日常にトリップできるようなパレット」クチュールカラークラッチNo.1 PARIS パリ¥13,200(イヴ・サンローラン・ボーテ)4/23新発売
美香さん
文化服装学院卒業後、約10年間ファッションデザイナーとして活躍。2002年に大人のためのヘアサロンAMATAをオープン。以降、ビューティオピニオンリーダーとして活躍中。
撮影/花村克彦 ヘアメーク/永田紫織(LADONNA)取材/棚田トモコ 再構成/Bravoworks.Inc
Magazine
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