2020年、著書が大ヒットし、『スッキリ』などTVにもひっぱりだこ、インスタフォロワーも26万人超えと大きな夢を次々と叶えたように見える美容家の石井美保さん。
連載「アラサー女子の巻き返し美容」にも大きな反響をいただいています。44歳とは信じられないキュートさの(というか年齢関係なく美しすぎる!)石井さんですが、毎月お話を伺っているとその内面の強さ・美しさにも驚かされます。今回は年始年末スペシャルとして一度美肌から離れ、石井流『夢を叶える秘訣』について伺ってきました。2回に分けてお届けします。
「ぼんやりとした夢は、持ったことがありません」
——2021年、毎年年始に夢を設定する人はCLASSY.読者にも多いと思います。サロン経営や美容家としての活動など、石井さんは次々と夢を叶えていらっしゃるように思うのですが、夢を叶えるために心掛けていることはありますか?
「そう言っていただくのは嬉しいのですが(笑)私は、夢を持ったことはないんです。“夢は叶わない”というのが持論。というのも、今の自分とかけ離れた夢は、ゴールまでの道のりも不明確で辿り着けないと思うから。ジャンプアップする大きな夢を設定してしまうと、本当に夢で終わってしまう気がします。
とはいえ、年始に一年の目標は必ず立てていますね。でも、一年で一つ大きな夢を目標にするのではなく、一月はコレ、二月はコレ…と、毎月ごとの目標を設定します。今の自分を分析して一年の目標を設定したら、そこから逆算して12個のステップに分けるイメージ。そして、その月ごとの目標というのは、今の自分が達成できそうなことにします。
もしそこで12個のステップが思い浮かばないようなら、それは目標ではなく漠然とした夢、なのかもしれません。そういう夢は残念ながら叶わないことが多いですね」
「大きな夢より、小さな目標!」
——例えばどのようなことを目標にしますか?
「例で言うと、○月までにインスタのフォロワー数をこのくらいまでに増やす、とか。その場合も非現実的な数を目標せず、これまでのフォロワー数の動向を見ながら、努力すればクリアできそうな数値を冷静に見極めて設定するようにします」
——あくまでもスモールステップを重ねていく感じなのですね。
「あまり遠くない未来のビジョンを具体的に持ち、スモールステップを確実に積み重ねることは大切にしていますね。自分でもイメージできないものは実現しにくく、叶いにくいけれど、イメージできるものは大体叶うし、時にはそれ以上のことが返ってくることもあります!」
――イメージできれば叶う、のはとても勇気になります。次回は今なりたい人が多いという“美容家”になるにはどうすればいいか、続けて伺いたいと思います。
PROFILE
【石井美保】1976年生まれ。美容家、美肌サロン主宰、Riche代表。「こすらない洗顔」や「肌アイロン」の美容法を提唱し、レタッチ要らずの美肌の持ち主。確かな技術と知識、説得力のある言葉で、幅広い世代からの支持を集め、多くのメディアに出演。近著に『一週間であなたの肌は変わります』(講談社)はアマゾン実用書売り上げNo.1を記録する大ヒット!
撮影/中島 洸(まきうらオフィス) ヘアメーク/大野朋香<air> スタイリング/青木宏予 取材/坂本結香 構成/CLASSY.編集部
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