コロナ禍で外出機会が減り、お家時間が増え、欲しい服、やりたいヘアメークにも1年をとおして変化があったはず。結果、私達が今求めているのは「ミニマムなメーク」。時短で、アイテムが少なくて、ナチュラルだけど、きちんと映えるメークを、ヘアメークの中嶋竜司さんに提案して頂きました。第5回目は、数多くのメーク法を見てきたスタッフもあっと驚く、新鮮な発想転換によるコスメのプロセスを披露してくれる中嶋さんがメークに欠かせない”神アイテム”を紹介。これさえ揃えれば、テクいらずでメークの仕上がりがぐんとアップします。
中嶋竜司さんおすすめの神コスメ・メーク道具6選
コスメに値段は関係なし! 数多くのアイテムを試してきた中嶋さんに選ばれた精鋭がこちら
おすすめ神コスメ❶
実は肌色が豊富なメンズラインが超使える。THREEの下地
FIVEISM×THREE ネイキッドタッチ モイスチャライザー(私物)
ウォーターベースのさっぱりとした使い心地。伸ばすだけで小鼻の赤みなどをカバーし、潤いを与えながら均一でヘルシーな肌印象に。SPF22/PA++。全6色。「透明感を一切損なわず、だけどきちんとカバー力がある下地。保湿効果もあるので冬もおすすめです。もちろん、女性用も素晴らしい商品ですが、メンズラインの方が肌色展開が豊富なので、こちらを愛用。下地で6色展開はすごい! 伸ばすだけですっと肌に溶け込み、素肌がきれいになったように演出してくれます」(ヘアメーク中嶋さん)
おすすめ神コスメ❷
ツヤ、カバー力、密着性、プライス、すべてが揃ったパーフェクトなファンデーション
ケイト シークレットスキンメイカーゼロ(私物)
ひと塗りでしっかり毛穴の凹凸、色ムラをカバーしながら厚塗り感の肌に。SPF18/PA++。全6色。「きちんと肌作りをしたい時に愛用。このファンデ―ションの4番と5番があれば、怖いものなしです。適度にツヤがあって伸びがよく透明感がでて、でもきちんとカバー力もある。粉っぽさがなくぴたりと密着するので、withマスク時代にもフィットしたアイテム。それで、¥1,580(※編集部調べ)なんて驚愕です」(ヘアメーク中嶋さん)
おすすめ神コスメ❸
すべての肌色に合う、選び抜かれた3色で、肌の赤み、青みを一瞬でオフ
カラーコントロールコンシーラー¥6,800(GRID)
肌色になじむ密着マイルドフォーカスパウダーが、均一でしっとりとした肌を演出。「しっとりとした質感で、乾燥せずツヤをキープしてくれるので、クマやシミをカバーしても厚塗りになりません。また、きちんと密着するのでヨレず、シワが目立つこともない優秀テクスチャーです。長年ヘアメークをしてきた僕が、太鼓判を押すこの3色。この選び抜かれた3色があれば、混ぜることでどんな肌色にも対応でき、自然にカバーすることができます」(ヘアメーク中嶋さん)
おすすめ神コスメ❹
チークからアイシャドウまで、カラーレスメークに必須な天然毛の筆
熊野筆<特注品>(私物)
「僕は大きいタイプを使っていますが、一般の方はもう一回りボリュームが少ない方が使いやすいと思います。熊野筆は、その重さ、毛の弾力性や長さ、量感どれをとっても完璧です。筆はどんなことがっても、肌への負担が少ない天然毛を選ぶようにしています。今回の提案したメーク法でもわかるように、この筆なしでは、メークが完成しません」(ヘアメーク中嶋さん)
おすすめ神コスメ❺
ベースメークの透明感をだし、肌を補修してくれる頼もしいクリーム
エリザベスアーデン エイトアワークリーム(私物)
数多くのセレブや美容家が愛用するエリザベースアーデンの伝説的クリーム。天然オイルとビタミンE配合で肌を柔らかく、保湿してくれます。「8時間で肌のトラブルが治る。という意味の商品名らしく、メークの前に塗っておくと、肌荒れを修復してくれます。数多くのクリームを試してきましたが、ベースメークの下地としてこれ以上のものはない!このクリームを塗るか塗らないかで、ベースメークの透明感が変わってきます。 驚くほどの保湿力で唇やハンドケアにも使えてリーズナブルなので、冬は特に重宝します。残念ながら日本から撤退してしまったので、ネットで購入してください」(ヘアメーク中嶋さん)
中嶋さんはこんなメークで活用しています
どんなメークの時も、ベースメークは必ずエイトアワークリームで保湿をします。肌が荒れていても落ち着き、次に塗るファンデや下地の透明感がアップします。しっかりメークの時以外は、コンシーラーで肌の荒を隠し、+お粉でベースメークが終了。このコンシーラーならメークが濃くなる心配はありません。コンシーラーをなじませるのは、スポンジ。チークやシャドウをのせる時は、筆。僕のメークは簡単な分、このこだわり抜いた精鋭のメークアイテムが支えてくれているんです。
解説してくれたのはヘアメーク・中嶋竜司さん
ヘアメーク 中嶋竜司さん
1983年に渡仏し、パリで舞台メークからコレクション、雑誌のヘアメークに携わる。帰国してからは数多くの広告、雑誌、化粧品のディレクションを手掛け、の人自身の魅力を引き出すヘアメークで女優からスポーツ選手まで幅広く支持される。ご自身がヘアメークを解説するYouTubeチャンネルRyuji make channelは、今注目を集めるメンズのメークのプロセスも紹介!
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCTQ_A6EEvQ9S848Z7bTyRQw
TikTok:https://www.tiktok.com/@ryuji_nakashima
撮影/杉本大希 モデル/石井里奈<CLASSY.LEADERS> ヘアメーク/中嶋竜司 取材/味澤彩子 構成/CLASSY.ONLINE編集室
協力店/GRID ☎03-5412-1975 grid-beauty.com
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