Dec, 11,2017

今年オープン、ジャンル別No.1の店はここだ！

2017年のフードシーンを盛り上げたのは、やっぱりニューオープンレストラン。
「あのシェフが独立？」「日本に初上陸！」など、話題満載のお店をジャンルごとに厳選。
後半の今回は、焼き鳥、焼き肉、タイ料理にお寿司の名店です。

寿司カウンター初心者でも構えずに暖簾をくぐって

【新宿】匠誠

四谷「すし匠」の中澤圭二親方の元で二番手を務め、満を持して独立した店主の志村誠さん。昼は数量限定のばらちらし、夜は握りとつまみを交えたおまかせと、すし匠のスタイルを継承しつつ、自身の郷里・山梨で親しんだ馬肉を握りで供するなど独自の味も生み出しています。駅近の立地も嬉しい、行きつけにしたい一軒です。

寿司店では類を見ない馬肉は、山梨の精肉店から取り寄せたもの。口の中でシャリとともにほどけるような中トロ、コハダと握りは１貫ずつ供される。

毛蟹の身を丁寧にほぐし、蟹みそと和えて甲羅に詰め、蒸し上げたもの。食べやすさに志村さんの心遣いが感じられる。

むっちりとしたかわはぎの身に濃厚な肝をのせて。料理はすべて¥17,000のおまかせより。

［DATA］
新宿区新宿4-19 新宿ユースビル6F
☎ 03-6457-7570
営業：11:30 ～13:30（火木土のみ・売り切れ仕舞い）　18:00～ L.O.22:00　㊡日曜

ミシュランが認めた本場のイサーン料理を召し上がれ

【代々木】ソムタムダー

タイ東北地方・イサーンの味を満喫できる「ソムタムダー」は、バンコクを拠点とし、NYではミシュランの星に輝く実力派。店名に冠したソムタムをはじめ、辛さだけではなく酸味や香りが織りなすイサーン料理に、これまでのタイフードのイメージが一新されるはず。米の蒸し籠や伝統織物をモダンに配したインテリアにも注目を。

エビを使った発酵調味料「ガピ」で炒めたチャーハンは、香りとコクが抜群。豚肉、干しエビ、卵や野菜を混ぜ合わせて。カオクルックガピ¥1,450

ココナッツミルクでマリネした豚肉にはビーフンを添えて。ムーピンガティソット¥1,250

パパイヤサラダ、ソムタムは全８種も。こちらはあひるの塩漬け卵でまろやかさを出したタムタイカイケム¥1,180。

［DATA］
渋谷区代々木1- 58-10 松井ビル1F
☎ 03-3379-5379
11:30 ～15:00（L.O.14:30）　 17: 00～23:00（L.O.22:20）　㊡月曜
http://somtu mdertokyo.com/

絶品焼き鳥+オリジナルメニューの分店が狙い目です

【目黒】目黒鳥かど

予約〝超〟困難の名店「目黒鳥しき」に、初の分店が登場。白木のカウンターに囲まれた焼き台の前に立つのは、本店で修業を積んだ小野田幸平さん。串を動かす手に迷いなく、部位それぞれの持ち味を存分に引き出した焼き上がりに。さらに、こちらにしかない一品料理も揃っています。電話殺到の予約受付け日に挑戦する価値あり！

旨みが凝縮した手羽先、嚙みしめるほどに肉汁あふれるかしわ、新鮮なささみを絶妙な火入れで仕上げたさび焼き。

砂肝にはレモンを添えて、カリリと香ばしい皮、食感よいハツ。

低温でゆっくりと火を入れた胸肉はしっとりと柔らか。ピリッと辛いタレとともにいただくよだれ鶏。料理はすべておまかせで¥4,500～。ストップをかけるまで串が提供される。

［DATA］
目黒区目黒2-87 鈴木ビルB1
☎03-64 17-9967
営業18:00～最終入店23:00　㊡日曜
※毎月15日14時より、翌月分の予約を電話にて受付け。

肉好きに朗報！和牛料理がフルコースで楽しめます

【乃木坂】上

ハイクオリティな焼き肉が楽しめる「うしごろ」が新たに展開するのは肉割烹。手をかけて育てられた純但馬牛にこだわり、部位ごとにタタキや寿司、唐揚げ、ラーメン…と多彩な調理法で楽しませてくれます。メインディッシュはじっくりと炭火で焼き上げるステーキ。極上の牛肉ならではの味わいを余すことなく堪能できるはず。