大切な人との未来を約束するリングとして、やっぱりダイヤモンドの存在は外せません。でも、いざ結婚指輪を選ぶとなると、その用語や種類についてわからないことも多いはず。改めて、ダイヤモンドについて理解を深めてみましょう!
1:ダイヤモンドの基本の“き”「4C」って?
「4C」とは…ダイヤモンドの品質を評価する国際基準のこと!
GIA=米国宝石学界が定めるこの4つの基準のランクづけが高ければ高いほど、希少になり高品質になるダイヤモンド。購入時の目安として、それぞれの意味を解説します。リング「ポン ドゥ パリ」〈Pt×センターD0.32ct~〉¥720,000~(ブシュロン/ブシュロン カスタマーサービス)
1-1:Color【カラー】=色
カラーDが、23の評価段階でもっともグレードが高い〝無色透明〞だとされていますが、実際にはFまでであれば、十分に一級品のダイヤモンド。ただし、一定の黄味を超えたものは逆に希少価値が出ることも。
1-2:Clarity【クラリティ】=透明度
〝Flawlessフローレス〞を頂点とするクラリティは、VVS以下が細分化されるので、全部で13段階に分かれます。外面の傷の有無に加え、内包物がなく、光の通過を損なわない透明感のある美しさが貴ばれますが、IFやVVSのクラスくらいなら、肉眼でくもりは確認できないものがほとんどです。
1-3:Carat【カラット】=重さ
1カラット=0.2gで、ダイヤモンドの重さを表す単位です。よく誤解されますが、直接大きさや表面積を示すものではありません。語源はギリシャ語の〝Keration=いなご豆〞で、昔はこの豆何粒分の重さかということで宝石を計量していたそう。
1-4:Cut【カット】=研磨
この基準は"ラウンドブリリアントカット"のためのもの。これは、王道とされていて、石の輝きを最大限に引き出す58面体のカットです。Excellent / Very Good / Good / Fair / Poorの5段階の評価が存在します。
また、ラウンドブリリアントカット以外の総称を〝ファンシーカット 〞と呼び、この場合ダイヤモンドは「3C」で評価されます。
2-1:今さら聞けない!「ダイヤモンド」の専門用語
(1)クラウン | ダイヤモンド上部の総称 |
(2)ガードル | クラウンとパビリオンの境界線 |
(3)キューレット | ダイヤモンドの先端部 |
(4)テーブル | ダイヤモンドのトップにあるもっとも大きなファセットのこと |
(5)ファセット | カットされた面ひとつひとつのこと |
(6)パビリオン | ダイヤモンド下部の総称 |
2-2:今さら聞けない!「指輪」の専門用語
(1)アーム | シャンクとも呼ばれます。 |
(2)センターストーン | 文字どおり中央にあるメインのダイヤモンドのこと |
(3)プロング | ダイヤモンドをセットしている爪のこと |
以外と難しいダイヤモンドの専門知識。リングを購入する際の参考にしてみて。
再構成/CLASSY.ONLINE編集室
※この記事は「CLASSY.WEDDINGBOOK」2017春夏号を再編集したものです。
Magazine
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more
View more