今さら聞けない!「ダイヤモンド」の基本用語|結婚指輪を選ぶ前に!

大切な人との未来を約束するリングとして、やっぱりダイヤモンドの存在は外せません。でも、いざ結婚指輪を選ぶとなると、その用語や種類についてわからないことも多いはず。改めて、ダイヤモンドについて理解を深めてみましょう!

1:ダイヤモンドの基本の“き”「4C」って?

「4C」とは…ダイヤモンドの品質を評価する国際基準のこと!

GIA=米国宝石学界が定めるこ

GIA=米国宝石学界が定めるこの4つの基準のランクづけが高ければ高いほど、希少になり高品質になるダイヤモンド。購入時の目安として、それぞれの意味を解説します。リング「ポン ドゥ パリ」〈Pt×センターD0.32ct~〉¥720,000~(ブシュロン/ブシュロン カスタマーサービス)

1-1:Color【カラー】=色

カラーDが、23の評価段階でもっともグレードが高い〝無色透明〞だとされていますが、実際にはFまでであれば、十分に一級品のダイヤモンド。ただし、一定の黄味を超えたものは逆に希少価値が出ることも。

1-2:Clarity【クラリティ】=透明度

〝Flawlessフローレス〞を頂点とするクラリティは、VVS以下が細分化されるので、全部で13段階に分かれます。外面の傷の有無に加え、内包物がなく、光の通過を損なわない透明感のある美しさが貴ばれますが、IFやVVSのクラスくらいなら、肉眼でくもりは確認できないものがほとんどです。

1-3:Carat【カラット】=重さ

写真/「CLASSY.WEDDINGBOOK」2017春夏号 「カメリア コレクション」〈Pt×D1.01ct〉¥2,695,000(シャネル)
写真/「CLASSY.WEDDINGBOOK」2017春夏号 「カメリア コレクション」〈Pt×D1.01ct〉¥2,695,000(シャネル)

1カラット=0.2gで、ダイヤモンドの重さを表す単位です。よく誤解されますが、直接大きさや表面積を示すものではありません。語源はギリシャ語の〝Keration=いなご豆〞で、昔はこの豆何粒分の重さかということで宝石を計量していたそう。

1-4:Cut【カット】=研磨

写真/「CLASSY.WEDDINGBOOK」2017春夏号 「ファセット」〈YG×Dセ ンター0.45ct〉¥690,000(ブシュロン/ブシュロン カスタマーサービス)
写真/「CLASSY.WEDDINGBOOK」2017春夏号 「ファセット」〈YG×Dセ ンター0.45ct〉¥690,000(ブシュロン/ブシュロン カスタマーサービス)

この基準は"ラウンドブリリアントカット"のためのもの。これは、王道とされていて、石の輝きを最大限に引き出す58面体のカットです。Excellent / Very Good / Good / Fair / Poorの5段階の評価が存在します。
また、ラウンドブリリアントカット以外の総称を〝ファンシーカット 〞と呼び、この場合ダイヤモンドは「3C」で評価されます。

2-1:今さら聞けない!「ダイヤモンド」の専門用語

(1)クラウン ダイヤモンド上

(1)クラウン ダイヤモンド上部の総称
(2)ガードル クラウンとパビリオンの境界線
(3)キューレット ダイヤモンドの先端部
(4)テーブル ダイヤモンドのトップにあるもっとも大きなファセットのこと
(5)ファセット カットされた面ひとつひとつのこと
(6)パビリオン ダイヤモンド下部の総称

2-2:今さら聞けない!「指輪」の専門用語

(1)アーム シャンクとも呼ば

(1)アーム シャンクとも呼ばれます。
(2)センターストーン 文字どおり中央にあるメインのダイヤモンドのこと
(3)プロング ダイヤモンドをセットしている爪のこと

以外と難しいダイヤモンドの専門知識。リングを購入する際の参考にしてみて。

再構成/CLASSY.ONLINE編集室
※この記事は「CLASSY.WEDDINGBOOK」2017春夏号を再編集したものです。

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