毎日の生活の中で、ウイルス予防をすることが当たり前になった新しい生活。マスクによる予防に限界を感じ、フェイスシールドにも注目が集まっています。買うほどではないけれど、お試しで使ってみたい。自分の顔のサイズに合うものを使用したい。そんな人達におすすめなのが、ハンドメイドのフェイスシールド。ゴムの色など自分好みに変えられて、すぐに組み立てられるから持ち運ぶにも便利なハンドメイドフェイスシールドの作り方を、紹介します!
初心者は「手持ちのメガネを使うフェイスシールド」が簡単
クリアファイルにパンチで開けて、メガネを通すだけ。市販されているフェイスシールドは色々なタイプが出ていますが、装着している時の痛みがないのは高ポイントです。フェイスシールド単体だけでなく、マスクと合わせて使っても◎。
フェイスシールドを作るために用意するもの
●A4のなるべく透明なクリアファイル
撮影で使用したのはLIHIT LAB.のクリスタル。文房具店で購入可能
●油性ペン
●幅約6mmのゴム43cm
●ハサミ
●用意できるならハトメパンチ
あるとかなり便利!
クリアファイルは、乳白のものは視界がぼやけるので、なるべくクリアなものを選びましょう。乳白のクリアファイルがない場合は、0.007cm~0.1cmの(東急ハンズなどに売られている)塩化ビニール30cm×27cmのタイプを用意しましょう。
フェイスシールドの作り方はこちら!
②額ストラップは女性だと長すぎるので、短く調整
型紙の規定の長さの額ストラップ(26.5cm)は、女性だと長すぎるので、全長が19cmになるように、中央の部分を折り曲げ、テープを貼り固定します。
③クリアファイルを、2枚になるように切り分ける
クリアファイルがA4サイズ2枚になるように、折り目を境にしてハサミで切り分けます。
④クリアファイルに型紙を重ね、油性ペンでなぞる
型紙を線にそって切り分けます。クリアファイルの上に、それぞれの型紙を重ね、油性ペンでなぞります。本体は型紙の規定サイズだと長さがやや心もとないので、写真のように途中までなぞり、その先は、不自然にならない角度で出来る限り長めに切るようにすると◎(縦が約22cmになるように)。本体の上部の左右2つずつ記されている穴は、ハトメパンチがあると簡単に開けられます。もしない場合は、ハサミで切って穴を作りましょう。額ストラップも、型紙同様、穴を開け、ラインに沿って切り込みをいれましょう。
⑤本体にゴムを通し、かた結びをして固定
外側の穴から、本体の表側から裏側へ向かってゴムを通し、続いて、内側の穴へ通し、かた結びをします。写真に写っているのは装着した時に、左にくる穴です。
⑥反対側の穴にも通し、かた結びをします
まだ穴に通してない方のゴムの端を、本体の裏側を通りながら反対側へもっていき、反対側の外側の穴→内側の穴と(⑤と同様に)、通しかた結びをし、固定します。写真に写っているのは装着した時に、右にくる穴です。
⑦穴にゴムを通し終わった状態を確認
本体を表側からみている状態。かた結びは、本体の表側に作り、ゴムは、裏側を通っています。
⑧内側のゴムの輪に、ストラップをはめ込む
額ストラップの穴を、本体の内側にできたゴムの輪にはめ込みます。左右両方、差し込んで。
⑨出来上がりは、こんな感じ!
額ストラップの方が、本体の幅よりも狭いので、はめ込むとこんな感じに。装着するとオデコは、額ストラップにフィットするので、本体と距離ができ、顔と密着せず圧迫感を軽減できます。
自作のフェイスシールドを装着してみました
ゴムがきつい場合は自分の好みに合わせて調整してみて。ゴム紐の色はファッションに合わせたり、好みのタイプで選ぶといいかもしれません。
ゴムが頭の大きさに応じて、調整を。締め付け感が少なく、長時間装着してもストレスフリー。額ストラップを外せば、立体感がなくなるので、持ち運ぶにも便利です! 簡単に作れるので、お家時間を活用して作ってみては?
取材/味澤彩子 構成/CLASSY.ONLINE編集室