コロナショックにも負けない!お金の増やし方【初級編】|アラサー女子向け

老後2000万円問題」が話題になり、さらにコロナショックで「お金」への不安が増していく今日この頃。でも、今は誰でも楽しく簡単にお金を増やせる仕組みがたくさんあるんです。先行き不透明な時代だからこそ、お金についての知識も意識もアップしていきましょう!

アラサー世代が感じているお金についての不安や疑問を解決!

お金について漠然と不安はあるけど何をすればいいかわからない!

同じ収入でも資産運用の知識次第で資産に倍以上の差が出ることも!

今は預金だけではお金が増えない

今は預金だけではお金が増えない時代なのはご存じのとおりです。むしろ景気の変化によってお金の価値が減る可能性も。資産運用の知識がある人とそうでない人とでは同じ収入でも倍以上の資産の差が出る可能性もあります。まずはお金の情報に対して敏感になることを心がけて。

投資をやってみたいけど忙しくて時間がない!

時間がなくても投資はできる!つみたてNISAやロボ投資をチェック

資産運用も年々進化していて、時
「仕事が忙しくて…」を言い訳にしていませんか? 写真:CLASSY.2019年5月号

資産運用も年々進化していて、時間をかけずにできる投資もあります。「つみたてNISA」は口座を開設してスタートしてしまえば、あとはひたすら積み立てて、年に1回、30分ほどチェックするだけでOK。さらに時間がかからないのがロボ投資。資産運用をまるごとお任せできるので、忙しくても投資したい人向きです。※詳しくは後編で

そもそも、お金が全然貯まりません…⤵

先取り貯蓄が絶対おすすめ!月3000円からでも貯蓄の習慣

工夫がないと人は貯金できないも

工夫がないと人は貯金できないもの。先取り貯蓄は貯蓄上手な人が必ずといっていいほど行っている秘訣です。楽しみながら貯金できるアプリなども利用し、月に3000円から始めて、1万円、3万円と徐々に貯蓄額を増やしてみましょう。※こちらも詳しくは後編で

投資→失敗して大損のイメージがあって怖いです

リスクも金額も自分で決められるのが投資長期的にみればプラスも十分見込める

投資というと「大損」「借金」と
投資の金額は自分で決められます 写真:CLASSY.2019年5月号

投資というと「大損」「借金」というイメージを持つ人もいるかと思いますが、普通の投資であれば、投資した金額以上にマイナスになる=借金ということはあり得ません。そもそも投資は投入する金額もリスク度も自分で決められるもの。そこを間違えず、長期的に投資するなら、一時的に減ることはあっても預金よりも資産を増やす見込みは十分に期待できます。ちなみにFXは投資ではなく「投機」に近いので注意が必要です。※こちらも詳しくは後編で

「老後2000万円問題」が話題だけどそれで足りるの??

老後に必要な金額は人によります 自分はいくら必要か把握することが大事

老後に必要な金額は2000万円

老後に必要な金額は2000万円以下で大丈夫な人もいるし、足りない人もいるかもしれません。大事なのは自分が老後にいくら必要か把握すること。まずはねんきんネットで自分の受け取れる年金の額を確認。【自分の生活費−受け取れる年金の月額×30年分】で試算してみましょう。ちなみに「夫婦二人で2000万円」というのは、この試算で【生活費-年金】の差額が月5.5万円×30年で算出した金額です。なお老後に不足しそうな額を投資で補うという考えは危険です。あくまで元本で増やしましょう。

この記事を監修したのは 風呂内亜矢さん

風呂内亜矢さん ファイナンシャ

風呂内亜矢さん
ファイナンシャルプランナー
26歳の時、貯蓄80万円しか持たずマンションを衝動買いしたことをきっかけに1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®を取得。現在は株式、外貨預金、投資信託、不動産の家賃収入で資産を運用。テレビ、新聞、雑誌のほか『超ど素人がはじめる資産運用』(翔泳社)などの書籍を通してお金に関する情報を発信。http://www.furouchi.com/

アラサー世代こそが貯め時&増やし時 資産運用の最初の一歩を!

資産運用をしてみたいけれど、なかなか始められないという人も多いと思いますが、私がお伝えしたいのは、独身時代、また結婚して子どもが生まれる前の夫婦共働きの時代が人生でもっともお金が貯めやすい時期の1つであり、資産運用を始める絶好のタイミングだということです。将来に備えるなら、今の時期は、収入の25%を貯蓄(貯金、投資も合わせた資産)に回すことができたら合格です。
具体的にどうすればお金が増えるのかというと方法は…

①稼ぐ ②支出を減らす ③運用する

この3つのうち2つを満たすことです。たとえば、しっかり稼いでいる&節約もできている人なら投資しなくてもお金は貯まりますし、しっかり稼いでいる&運用している人なら節約は不要かもしれません。資格取得手当など昇給の仕組みを調べて収入を増やしたり、自分の支出を見直すだけでも効果はあります。そして今は少額から投資できる時代。百円からでもよいので投資のはじめの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?

監修/風呂内亜矢 イラスト/二階堂ちはる 取材/加藤みれい

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最新号 202412月号

10月28日発売/
表紙モデル:山本美月

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