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ロックダウンが起こるとどうなる? 【封鎖されたオーストラリアで過ごすアラサー女子が実態を語る】

ロックダウンが起こるとどうなる? 【封鎖されたオーストラリアで過ごすアラサー女子が実態を語る】
オーストラリア、パースの4月1日現在ロックダウン中のスーパー。列の並びも制限され、品数も不足気味です。

新型コロナ感染拡大が止まらなければ、日本で近々行われる可能性があるとも言われている、「ロックダウン(都市封鎖)」。3月に入り、イタリアやフランスをはじめとしたヨーロッパや、アメリカでも次々に行われており、その流れは世界に広がっています。
たくさんの噂や情報が飛び交う中、「実際にロックダウンされるとどうなるの?」というのは日本中が気になるところです。そこで、今回は現在ロックダウン後8日後を迎えたオーストラリアで暮らす、アラサー女子の編集ライターの私が、その実態をご紹介します。
2019年11月から、西オーストラリアのパースという落ち着いた街にワーキングホリデーに来て、旅行したりスポーツしたりのんびりライフを楽しもうとしていたところ、まさかの事態に! 日本でロックダウンを心配しているみなさんの参考になれば幸いです。

1.ロックダウンの実態「街に人がいない! お店も公園も制限される」

中心地の昼間でもこの人通り。街は閑散としています。

1人ひとりの活動範囲が制限され、、オーストラリアでは破ると最大5万ドル(日本円で約350万円)の罰則が現時点ではとられるロックダウンですが、オーストラリアでははじめから外出禁止令が出されたわけではなく、段階的に制限が課せられていきました。

まず3月20日にオーストラリア住民以外の入国が禁止され、23日にはすべてのレストランはテイクアウト、配達のみになってしまいました。さらに25日に図書館や映画館、ジムなどの娯楽施設も完全閉鎖に。そこからさらに30日からは仕事を除き家族以外の人と会うときは2人以内でという制限も加わりました。現在では4月1日からは国内の州を超えることも原則禁止となり、今や外を出歩く人は減り、街はひっそりとしています。
実は明確に「ロックダウン」が宣言されたわけではないのですが、新聞にも「ロックダウン」の文字が出るようになり、じわじわと行動に制限が強まっている状態です。

2.ロックダウンのあるある「まさかの直前に連絡が来て規制が強くなる!」

公園でも1.5メートル以上離れて過ごすことが求められています。中にはゴム手袋にマスク姿で日光浴をする人も。

規制が実施されることは私の周りでもみんな噂していたので、ある程度覚悟はしていましたが、やはり準備が間に合わない! スーパーマーケットなどの営業は続くと思いますが、お家にこもる準備は今すぐにでもやっておくことをオススメします。私はテレビを持っていなかったため、ロックダウンについての情報は、日本領事館からのメールやサイトでこまめにチェックしていました。州間移動の禁止は実施の5日前には通達がきていましたが、入国禁止や娯楽施設、レストランの規制は前日発表だったので慌ててしまいました。食料品は案外問題なかったのですが、ほかにももっと準備しておけばよかったな、と後悔しているものがたくさんあります。

3.ロックダウン中のメンタル「外に出る機会が激減!モヤモヤする日々」

スーパーの列も、間をあけて並ぶように指導されてます。ちょっと可愛らしい線に、張り詰めていた心も少しほっこり。

私は現地の飲食店でアルバイトとして働いていますが、ロックダウン後にシフトはかなり減りました…。しかしまだラッキーなほうで、他の飲食店で働いている知り合いのワーホリの人々はことごとく解雇されてしまい、オーストラリア住民でさえ失業しているという状況。経済新聞オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューによれば、オーストラリア国内での失業率は13.8%にもなる可能性があるとのこと。もちろん雇用をキープするために中小企業への保証はあるようですが、ワーホリは居住者ではないので現実は厳しい。失業への不安や外出の制限で、想像以上にストレスフルな毎日を過ごすはめに! 普段ストレスと無縁だと思っていたのですが、ついに口内炎や肌荒れに悩まされ始めました…。

まとめ.ロックダウンは「割と自由で必要以上に怖がることはない、けれど…」

家にこもる生活は想像以上のストレス。「あったらよかった」「しておけばよかった」後悔も。それについては後編でお届けします。

当初はロックダウンと聞いて「何も自由がないんじゃないか」と最初は心配していましたが、今では近所を散歩したり、動画配信サービスを見たりと、案外のんびりと引きこもり生活を楽しんでしいます。しかし、なかなか人に会えないとなると徐々に限界がきます。さらオーストラリアのモリソン首相によるとこの状況は6ヶ月以上続くとの予想も…。新型コロナウイルスに対抗するためと思えば我慢できますが、一刻も早く終わって欲しいのが本音。東京もいつロックダウンされるかわからない今、念には念を入れて備えておき、少しでも快適な生活を送れるようにしたいですね。

この記事を書いたのは
東 香菜子(あずま かなこ) 編集・ライター
美容専門誌の編集ライターとして活動後、ファッション系の広告制作会社に勤務。31歳を目前にふと思い立ち、現在オーストラリアでワーキングホリデー中。苦手な英語を勉強しながら、休日はビーチへ行ったり、公園へ行ったりとホリデーライフを満喫中。

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