NHK連続テレビ小説『スカーレット』で、ヒロインの相手役・十代田八郎を演じた松下さん。そのふんわりと包み込むような優しい魅力で〝八郎沼〟にハマった人が続出したと大評判でした。今回はそんな松下さんの癒し効果を掘り下げるインタビュー【後編】です。
ジャケット¥62,000シャツ¥28,000パンツ¥29,000(すべてエドウィナホール/エドウィナホール)
八郎のイメージが強いけれど自身はのんびりしたフラットな性格
――松下さんのパブリックイメージは八郎さんそのものですが本当はどんな人?
のんびりしてますね。あまり波風立てない生き方がしたいんです(笑)。仕事でいろんな波があったからかもしれないけど、プライベートではフラットな性格です。ただ、しっかりしてると思われがちなのはなんとかしたい。全然しっかりしてなくてボケボケなので(笑)。
――趣味はなんでしょうか。
音楽を聴くことですね。最近は改めて’60年代、’70年代のソウルを聴き直して、一人でワクワクしてます。今はテンプテーションズにどハマりしてますね。
――30代の抱負はありますか?
これまでは自分を変えちゃいけないと思っていて、変化を好むタイプではなかったんです。でも30代になっていろんな人と出会って仕事をしていくなかで、変わっていく自分も楽しめるようになってきた。だから『スカーレット』が終わった後の自分がどう変わっていくのか、僕自身も楽しみです。もちろん信念はぶれずに持っていたいけど、変わることを恐れない30代になればと思ってます。
――そのぶれない信念とは何でしょう。
すっごく簡単に言うと、一生懸命やるってことです(笑)。それしかないんです。
気になる松下さんの好きな女性のタイプとは…?
――読者とは同世代の松下さん。好きな女性のタイプも教えてください。
気持ちの部分で飾らない人です。これも年齢なのか、そぎ落としていく作業というか、不必要なものは捨てていくようになって――。女性に対しても、気張らずにナチュラルに接することができる人が素敵だなと思うようになりました。最近は結婚願望も少し出てきましたね(笑)。20代の頃はまったくなかったんですが、『スカーレット』で子供と接していると可愛くてたまらなくて――。いつか実際に自分の子供ができたらどうなるんだろうと思うくらい可愛いので、そのせいもあるのかもしれません。
――結婚相手にこうあってほしいと求める、最低限の条件はありますか?
たとえば仕事で落ち込んで家に帰った時、好きな料理を出してくれるとか、仕事とは関係ないところで励ましてくれる人がいいな〜(笑)。
PROFILE
’87年3月6日生まれ 東京都出身血液型A型●’08年シンガーソングライターとして『STAND UP!』でデビュー。翌年ミュージカル『GLORY DAYS』で初舞台。以降、舞台を中心にドラマ、CMで活躍。’18年の舞台『母と暮せば』『スリル・ミー』で第26回読売演劇大賞優秀男優賞など数々の賞を受賞。
放送中のNHK連続テレビ小説『スカーレット』で八郎役を演じ、注目を集める。5月22日(金)には映画『燃えよ剣』公開予定。音楽活動の新たなスタートとして『KOUHEI MATSUSHITA LIVE 2020〝HEART〟』を開催。〈大阪〉4月29日(水・祝)〈東京〉5月1日(金)3月28日(土)より一般発売開始予定。
撮影/樽木優美子(TRON management)ヘアメーク/五十嵐将寿 スタイリング/渡邉圭祐 取材・文/駿河良美 撮影協力/ AWABEES
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