お酒が入ると、つい気持ちが大きくなって、普段はできないような大胆な行動も平気でできてしまうものです。かえって大胆になりすぎてしまい、お酒の席で失敗した……というケースは少なくありません。
そこで今回は、“飲み会でアラサー男性が好きな女性にやった猛烈アピール”をご紹介します。飲み会での猛烈アピールについて、男性の本音を聞いてみましたよ。
1.酒豪アピールで泥酔
「20代の頃は“酒が強い=男らしくてカッコイイ”と思っていました。そんなに酒が強いわけでもないのに、一気飲みとか度数の強い酒をあおって、謎の酒豪アピールをして場を盛り上げているつもりでした。でも結局、気になる子にも醜態を見せるハメになり、いい思い出はありません」(33歳/建築関係勤務)
お酒が強ければ女性から一目置かれると思い、酒豪アピールをしていたという男性の意見は多かったです。それとともに、ベロベロに酔っぱらって失敗したという意見も……。
婚活を目的としている出会いの場で、このようなことが起きたら、次のステップには上がりづらいですよね。
2.酔った勢いで告白
「久しぶりの合コンだったので、相手の隣をキープしてたくさん話しかけたり、肩にもたれかかったりして、積極的にアピールしていたんですよ。でも、酒の勢いを利用していたので、だんだん酔いが回ってきて……気付いたら“好きです”と告白したことがあります。本気にはされなかったんですけど反省しています」(29歳/人材派遣会社勤務)
お酒の力を利用して、積極的にアプローチ! ここまでなら、よくあることかもしれません。しかし、勢いあまって告白するとは、何とも大胆ですよね。
お酒が入った状態での告白だと、どうも「その場の勢い」や「冗談」だと感じてしまいがち。それでも、“気付いたら”告白していたというのは、少なからず「好き」という気持ちがあったからこそだと言えます。
もし、相手が無意識で告白のセリフを発しているようなら、それはあなたに好意を抱いている可能性が高いでしょう。
3.しつこく酒を勧めてしまい
「好きな人と共通の話題がなくて、でも話すきっかけがほしくて“何飲む?”“おかわりいる?”と聞いて間をつなごうとしたんですけど、ただしつこく酒を勧めただけになったことがあります。周りにも好意がバレバレで、好きな人からも煙たがられました」(30歳/不動産管理会社勤務)
好きな女性とそれほど面識がない時は、男性としても、どんな風に距離を縮めればいいのか迷ってしまうそうです。それでも何とか間を持たせようと「何飲む?」「おかわりいる?」など、頑張ってアピールするものの、女性によってはしつこいと感じることが多いですよね。
女性にお酒を勧めるというのは、たんに下心があるからとは言い切れません。こちらの男性のように、必死にアタックしているケースもあるのですね。
4.無理やり引き留めて二次会へ
「少しでも長く一緒にいたくて、“二次会どうする?”となった時に“終電なくなったら俺の家に泊まっていけばいいよ!”と、かなり粘って引き留めてしまったんです。結果、二次会にはついてきてくれたのですが、何だかそっけない感じで……。その後も特に何もなく、終電で解散しました」(31歳/精密機器メーカー勤務)
一緒にいたいからとしつこく引き留めて、二次会には来てくれたものの嫌われてしまった……というこちらの男性。確かに、女性からすれば、しつこく引き下がられるのは迷惑だと感じてしまいます。
もしその後、「昨日はごめんね」など丁寧なフォローがあるようなら、あなたに対する本気度が高いと言えるでしょう。男性も、好きな女性には嫌われたくないと思うもの。好きな女性に嫌われてしまった、と思えば必死に信頼を取り戻そうとするでしょう。
お酒が入っているからといって、決して下心があるわけではなく、本気だからこそ空回りしてしまうケースもあるようです。
もし、今回ご紹介したようなアピールをされたのなら、あなたのことが気になっている可能性が高いと言えるでしょう。あなたが少しでも気になるのであれば、すぐに連絡を途絶えるのではなく、もう少し彼の行動を見極めてもいいのかも。
文/大内千明 画像/Shutterstock(Just dance、LightField Studios、Motortion Films、Estrada Anton、Tiko Gaspario)