ニュースや本、仕事の資料を読んでいて「この漢字はこう読むだろう」と思って素直に読んだら、間違えていた。そんな経験はありませんか?
漢字は、組み合わされる言葉によってさまざまな読み方をするもの。そのまま読んだら、赤っ恥をかいてしまった……という人も多いはず。
そこで、今回は、“そのまま読んだら間違いな漢字”をピックアップしてご紹介。あなたは正しく読めますか?
■「時化」
「強い風雨で海上が荒れること」、「またそれによって不漁になること」を「時化」と言います。
その意味が転じて、「商店などへの客入りが悪い」というときにも「時化」が使われます。
そんな「時化」の正しい読み方は……
「しけ」です。
「じか」「じけ」と読み間違えがちなので注意しましょう。
■「遡及」
「過去にさかのぼること」という意味の「遡及」。
間違って「さっきゅう」と読まれることの多い漢字です。
そんな「遡及」の正しい読み方は……
「そきゅう」です。
ちなみに「遡」は訓読みだと「遡る(さかのぼる)」と読みます。
■「努々」
「努」の強調表現でもある「努々」。「努」とは、「厳しくいましめる」「事態を否定する」という意味があり、たとえば「努々知らなかった」「努々考えもしなかった」というように、後ろに否定文が来る時に使う言葉です。
そんな「努々」の正しい読み方は……
「ゆめゆめ」です。
「努力(どりょく)」など「努」を「ど」と読むことから、「どど」と読み間違えないようにしましょう。
少し珍しい読み方をする漢字もありましたが、あなたは正しく読めたでしょうか?
読めない漢字があったら、ここでしっかりと正しい読み方を覚えておきましょう。
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参考文献/『新明解国語辞典 第七版』(三省堂)
文/大内千明 画像/Shutterstock(Paulik、Evannovostro、Prostock-studio)
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