松井愛莉さん(28)初の大人のラブストーリー出演に「怖かった」と語る真相とは

CLASSY.モデルとして活躍する松井愛莉さんが主演する読売テレビドラマDiVE「子宮恋愛」。愛莉さん自身初の大人のラブストーリーということで、ドラマの放送に合わせ、今回は特別に独占取材を敢行!気になるドラマの内容や、現場の雰囲気、愛莉さんのお仕事について深掘りしていきます。

改めて…愛莉さんってこんな人!

1999年12月26日生まれ。福島県出身。2009年より人気ティーン誌「ニコラ」のモデルとして活動を開始。愛嬌のある笑顔と抜群のスタイルの持ち主で、さっぱりとした性格も人気の秘密。モデルだけのキャリアにとどまらず、映画やドラマなどの数多くの作品に出演し、俳優としても実績を残している。

大人のラブストーリーを演じるのは怖かった

――まずはドラマについて、教えてください

このドラマは、私が演じる主人公まきが二人の男性の間で感情が揺れる役。そしてまきは結婚もしていて仕事もしている29歳の女性。今までラブコメには出演したことがありましたが、大人の恋愛をテーマにしたものは今回が初めてで、正直最初お話いただいた時は悩みましたし、怖さもありました。

――どういうところに怖さがありましたか?

やっぱり、まきちゃんという人物像がすごく難しかったことです。自信がなくて思っていることを言えない役なので、セリフで感情を表現することが少なく、表情での演技が求められるので、演じきれるか不安でした。あと、久しぶりの恋愛ドラマということもあって、ラブシーンにも緊張はありました。でも今は、やってよかったなと思っています。改めて自分のことも考えるきっかけになったドラマでした。このドラマをやったことで、人間観だったり、結婚観だったり真摯に向き合うことができたのは私の中でとても大きかったです。

 

――愛莉さんが主人公のまきを一言で表すとするならズバリ…!

やっぱり“昔の自分”です。自信がなくて、言いたいことを言えず、周りに合わせていた頃の自分にそっくりで…。そういうところでは共感する部分が多かったので、まきには愛着というか、すごく特別な思い入れがありました。

0か100かが激しい性格。実はダメダメです(笑)。

――愛莉さんは仕事もプライベートも充実しているように見えますが、実際どうですか?

いやいや、私は本当にダメダメ人間です。0か100かの人間なので仕事以外は何もしたくないと思ってしまうタイプ。掃除も嫌いです(笑)!なので、私は自分があまり好きじゃないです。

 

――むしろその話を聞いて親近感のある方でホッとしました(笑)。

本当ですか!嬉しいです。このドラマでも恋愛だけでなくその人それぞれを知ることで、親近感が湧いたり、愛着が湧いたり、どこか自分とリンクする部分もあったりすると思います。

「周りを巻き込むことが大事だなと」変化した仕事観

――ここからは愛莉さんのお仕事のお話を聞かせてください。昔の自分は言いたいことを言えないまきとリンクするところがあるおっしゃっていましたが、今はどう変わりましたか?

今は、思っていることをちゃんと口に出せるようになりました。24歳ごろまでは、上手く言えなくて、相手はなんて思うんだろうとか、傷つけてしまわないかとかすごく考えてしまって、喉まで言葉はあがっているけど発言ができない、という期間をしばらく過ごしていました。ですが、ある時ふと気づきがあって…。やっぱり意見は伝えたほうが相手にも自分が思っていることが伝わるし、いいものを作ることができるようになるので、いいことが多いなと気がついたんです。

言えるようになってからは悩むことも減りました。一人でしている仕事ではないからこそ、いかに周りを巻き込むかが大事だなと思っています。

例えば台本の読み込み中の時とかも、一人で鬱々と悩んでいても答えが出てこないことがほとんど。だったら、人の意見を聞いたほうが、自分とは違った考えが出てきて新しく学べるんですよね。

――モデルや俳優業と色々活躍されていますが、お仕事で今一番楽しいことは何ですか?

全部です!何でも楽しんでやっていますね。ラジオも、俳優も、モデルも本当にそれぞれ違う良さがあって面白いな、と思います。モデルは写真の一瞬の切り取りの中で求められているものを見せるお仕事。映像だとずっと撮られていることもありますが、感情の起伏や話の流れなども関係して、さらに複雑化していくイメージ。表現する、ということは同じなのですがやってみると全く違いますね。モデルは長くやっているので、いい意味で自然体で取り組める感覚がありますが、俳優はずっと緊張感を保たないといけないというのも大きな違いです。

忙しい日々でも、「抜くときは抜く」「自分が楽しむ」を心がけています

――マルチタスクやお仕事を上手くこなして生きるコツはありますか?

切り替えを意識すること。これを大事にしています。俳優の仕事をしているときはずっとその役のことや作品と向き合って没入しているので、モデルの仕事が入った時はその世界からまずは完全に脱します。脳みそをきっぱり切り分けて考えることでリフレッシュになっていますね。

 

――愛莉さんがいる現場はいつも明るくて楽しくて、安心感もある印象ですが、お仕事をするにあたって心がけていることってありますか?

ここ最近特に大切にしていることは、楽しんで仕事をすること。笑顔でいるようにしたり、たくさん人と話すようにしたり、まずは自分が現場を楽しむようにしています。そうすることで周りの方も笑ってくれたり楽しんでくれていい相乗効果が生まれるという感じ。お話しすることで、自分が知らないことを聞けたり、発見があったりするのでそれも楽しいです。

Information

読売テレビドラマDiVE「子宮恋愛」
繊細な描写が反響を呼んだマンガがドラマ化。夫にすら本音が言えない主人公まきの “切ない大人のラブストーリー”と、個々が成長していくヒューマンドラマにも注目。読売テレビドラマDiVEにて毎週木曜深夜0:59より放送中。

シャツドレス¥69,300ワイドスラックス¥44,000レザーベルト¥55,000(すべてミューラル/ザ・ウォール ショールーム)イヤリング¥24,200(スワロフスキー・ジュエリー/スワロフスキー・ジャパン)ゴールドのイヤーカフ¥27,300ゴールドのリング(左手人差し指)¥231,200シルバーのリング(右手中指)¥48,400(すべてトムウッド/トムウッド 青山店)フラットシューズ¥122,100(セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ カスタマーサービス)

【SHOP LIST】
ザ・ウォール ショールーム 050-3802-5577 www.thewall.co.jp
スワロフスキー・ジャパン 0120-10-8700 www.swarovski.com
トムウッド 青山店 03-6447-5528
セルジオ ロッシ カスタマーサービス 0570-016600

撮影/木村敦(ajoite) ヘアメーク/相場清志(eif)  スタイリング/大浜瑛里那 取材/石津愛子 編集/越知恭子

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表紙モデル:堀田 茜

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