申真衣さん&山崎怜奈さん&笹川友里さん登壇!女性のキャリアを応援する「NewMe」1周年記念イベントをレポ

女性向けキャリア支援事業を行うNewMe株式会社。ローンチ1周年記念として、ミレニアル世代の働く女性がキャリア・ライフにおける“新たな一歩”と出逢うことが目的のイベント「Inspire Women’s Choices」が、2025年1月19日に開催されました。

イベントでは、多くの女性の憧れであり、自分らしくキャリアもライフも充実させている申真衣さんやタレントでラジオパーソナリティの山崎怜奈さんなどをゲストに迎えたトークセッションやライフブランドブース、企業ブースなどが用意されました。イベントの内容をレポートします!

NewMe株式会社とは

元TBSアナウンサーの笹川友里さん(CCO)と新卒から一貫してHR領域に携わる篠原さくらさん(CEO)により2023年6月に共同創業。「自分の人生を自分でハンドリングし、前向きに生きる女性を増やす」を企業理念に、ミレニアル世代・ミドル〜ハイクラスの女性向け転職サービス「NewMe Jobs」や仕事と向き合う働く女性のためのメディア「NewMe Story」、キャリアイベントなどを展開しています。

イベントの様子をチェック!

13時より赤坂インターシティAIRの会場にて、全部で5つのトークセッションと7つのライフブランドブース、4つの企業ブースが用意されました。
イベントは抽選制(無料)で、約500名が来場。当選者は複数のトークセッションの中から参加を選択でき、セミナー参加者には最後に豪華プレゼント企画もありました。

企業ブースではオルビス株式会社 / 株式会社NOVARCA / 株式会社メルカリ / NewMe株式会社が出展、ライフブランドブースではENVOL pritti/ Her lip to BEAUTY / 美人研究所 / nahrin / Audire / IKOU / ORBISが出展しており、セミナーを終えた参加者たちが各ブースを楽しんでいました。

申真衣さん&山崎怜奈さんが語る「欲張りマインド」

最初のSession1ではNewMe株式会社 CCO/アナウンサー・笹川友里さんを司会に、NewMe株式会社CEO・篠原さくらさん、株式会社GENDA代表取締役社長・申 真衣さん、タレント/ラジオパーソナリティ・山崎怜奈さんがスピーカーとして出演。

Session1のテーマタイトルである「やりたい事は全部諦めなくていい。自分らしくキャリアもライフも充実させる欲張りマインドのすすめ。」に沿って、それぞれのキャリアやライフに対する考え方や、参加者たちのヒントとなり得るエピソードを語り合いました。

株式会社GENDA代表取締役であり、会社経営においては無限に仕事をする責任があるけれど、モデル業に関しては、自分の決めた時間や範囲の中で仕事を受けているので、お断りすることも多いという申さんと、休みたい欲はあるが仕事でやりたいことがあるとチャンスを掴むために意欲的になり、あまり仕事を断らない山崎さん。お二人の仕事のスタイルは真逆である一方で、何か新しいことを始めるため最初の一歩を恐れずに「自分がやりたいようにやる」という自分軸は共通していました。

新しいことにチャレンジする前は、申さんは大手外資系証券会社に新卒で入社し、マネージングディレクターにも就任して11年勤務。山崎さんは、乃木坂46という世間的に有名で人気なアイドルグループの一員として9年間活躍していました。
申さんの「何かを辞める前に辞めた場合のメリットやデメリットを書き出して納得した状態で辞める」「前職はここまでやったのだから、逆にまたやりたくなれば戻ることもできる。その環境を離れても今まで積み上げた経験は内面に蓄積されている」という力強い言葉や、山崎さんの「自分が背負っているタスクのキャパシティを空けるためには断捨離をする必要があり、その中で前職はやりきったと十分に満足した状態で辞めることを決心できた」「経験したことのないことへの挑戦もまずはトライをして失敗も財産として捉える」といった前向きな姿勢は、現在新しいことに挑戦したいけれどなかなか最初の一歩を踏み出せない、という参加者たちへのヒントとなりました。

笹川友里さんから、CLASSY.世代にアドバイス!

今回、トークセッション後の笹川さんを直撃!CLASSY.読者へのエールをいただきました。

――女性がキャリアを重視する際に、結婚や家族を持つことへのハードルが高くなってしまう傾向にあると思いますが、両立できるコツは何でしょうか?

起業前に約100名の働く女性にヒアリングしたところ、“社内に目指したい女性のロールモデルがあまりいない”という共通の悩みを認識しました。
現実的にサステナブルにキャリアとライフを両立しながら働くためには、ライフステージが変わったとしても、キャリアダウンしない選択肢がある、日によってはリモートワーク可能、など、自分にとってポジティブな将来が想像できる職場環境にいるかということも大事だと思います。

なの、今の会社や部署で両立できないことを既に自覚しているのであれば、なるべく早めに自分の環境と向き合って、何か行動に起こしたり、人から話を聞いてみたりといったことを始めるべきだと思います。その一歩目を踏み出すお手伝いをさせていただくためにNewMeではキャリアイベントや転職事業を展開しています。私自身も、前職を辞める前は新たな挑戦をすることに対して3年悩んだ経験がありました。同時に、自分が知っている世界以外のことも知りたいという気持ちもあったので、話を聞いてみたいと思った人にInstagram経由でDMして起業する前の話や起業をした際のエピソードを伺っていました。

「全ては真似できないほどすごい人だけど、この部分なら真似できるかも」と思えるような人に自分から連絡して話を聞きに行くという行動を起こすことは、勇気がいることだけれどとても大事な一歩だと思います。
意外と最初の一歩を踏み出してしまえば、二歩目以降は軽やかなんですよね。

――今まで自分自身で環境を変えることができた人たちと比べて、なかなか勇気を踏み出すことができずにモヤモヤしていたり、似たような変化が少ない人や環境に囲まれている人には、どういったアドバイスをされますか?

どんなに小さなことでも構わなくて、例えば社内といった身近な人でも良いので自分が話をしてみたいと思う人に「ランチをご一緒したいです」と月に3人には連絡してみるとか、月に1度は新しい人とお会いするとか、自分自身が「これができたら良いのに」と思う一番小さなことから始めてみてほしいです。そういった小さなことへの達成の積み重ねで自信をつけ、自分の遠くにある目標に近づいていくという作業をすると良いと思います。

一番良いのは周囲の環境や関わる人を変えること。現在は成功している方でも失敗した過去が必ずあるからこそ、お会いしたい・話を聞きたいと素直に伝えれば時間を作ってくれる人はいるはずです。「誰かに話を聞いてみる」ということが自身のマインドを変えるにあたって一番ハードルが高くない行動だと思います。
「まずは話したいと思った人を気軽にランチに誘ってみる」から始めてみてください!

 

取材/服部愛莉 編集/越知恭子

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