こんにちは。CLASSY.編集部の大島と申します。
いきなりですが、皆さんはランニングは好きですか?
私はもともとお金を払ってでも走りたくない!と思うほど走るのが苦手で、かつ編集部ではデスクに座っている時間も多く、なんならラーメンばかりの偏食の日々。正直、1キロでさえ走りたくないと思うタイプでした。
そんなある日、【東京レガシーハーフマラソン出走&取材のご案内】というメールが。
誤送信?とさえ疑いましたが、その時「そういえば、今年何かにチャレンジしただろうか?」という自問自答し、思い切って出走してみることに。
そこで今回はズブの素人である私が出走した「東京レガシーハーフマラソン」についてレポートをしたいと思います!
東京レガシーハーフマラソンとは?
東京レガシーハーフマラソンは2022年から始まった、その名の通り東京のど真ん中を約21km走る大会。第三回開催となる今年のレースも国立競技場からスタートし、神保町、日本橋などを巡るコース。今回初めて「ニューバランスジャパン」がパートナーとなったことでも話題に。
ハーフマラソン準備編 3kmでも翌日に響く不安と戦う
メールを受けてから、レース当日の10月20日がまるでインディペンデンスデイのように感じ、そわそわとし始め、とにかく練習をしなければということで、まずは家の周りを3kmほど走ってみることに。練習を始めた7月はとにかく暑く、仕事終わりの夜に走ることにしました。最初は3km、いや1kmでさえ走るのがきつく感じ、20kmなんて何年かかれば走れるんだ!!!とやや絶望気味に。
それでも、会う人会う人に「10月にハーフマラソン走るんですよ~」と言いながら自分にプレッシャーをかけ(結構大事)、何とか週1から週2程度の頻度で練習をしました。友達を誘って皇居ランをしてみたり、走った距離をグループラインで報告しあったり、すると徐々に5km、6㎞、7kmと距離も長くなっていき、町の情景を楽しめる程度には余裕ができるように。初めて10kmを止まらずに完走できた時は、見ず知らずの人にハイタッチしたくなるほど感動をしました。
ついにレース当日 いざ、国立競技場のトラックを踏む!
そんなこんなで、週一の練習ができたりできなかったりというペースで迎えたレース当日。スタート地点の代々木公園には、老若男女問わず様々な人が笑顔で、だけど緊張感を持った面持ちで準備をしていました。前もって登録を済ましているので、入場もサクサク。あっという間に国立競技場のスタート地点に。「足を止めずに完走」を目標に初めてのハーフマラソンがスタートしました。
練習不足と、周りのランナーの熱に押されやや不安が残る中、ついにスタート!私のグループは出走が遅かったのですが、5キロほど走った地点で、なんとエリート選手がすでに折り返ですれ違うという衝撃!!!(当たり前だけど、早すぎる!)このようにプロのランナーと同じコースを、同じ目線で走れるというのも醍醐味の一つです。
スタート地点の国立競技場から、古書店の多く並ぶ神保町・神田エリアを抜け、「あ!この店行ったことある!」など普段は歩道から眺める風景を車道(ランニングコース)から眺めつつ、日本橋で折り返します。他の参加ランナーが口を揃えていうようにこの日本橋がコースも広く、道が開ける開放感があり、本当に走っていて気持ちよかったです!この時点でスタート時の不安もさっぱり無くなり、すでに出場してよかった〜!という気持ちに。
しかし…。そんな気持ちの良い時間が嘘のように、15キロあたりで足がグッと重たく、全くいうことを聞かなくなるように…。ペースを落としながらも、止まらずに完走するという目標だけを胸に走りました。そして、街頭の応援もありなんとか足を前に運び、完走!
走るのは1人でも、気持ちは団体戦 距離はハーフでも満足度は100%!
「応援のおかげで完走できました」とテレビでアスリートが言っているのを見て、本当に!?と思うこともあったのですが、今回ハーフマラソンを走ってみて、その力は本当に偉大だと実感!実際に走ったのは1人ですが、応援も含めみんなで走っているピースフルな雰囲気を味わうことができました。
完走後はスタッフの皆さんからメダルを受け取り明治神宮公園で行われた「ニューバランス」のアフターパーティへ。初対面の人でも、お互いに走ったコースが共通言語に。最後の坂キツかったね〜、だったりタイムどれくらいだった?といった話で盛り上がれるのも大会ならでは。
こんな走るのが嫌いな私でも楽しめたハーフマラソン。レース、と聞くとどこか身構えてしまいがちですが、様々な人が「Run Your Way」で楽しんでいました。学生時代の走り込みの嫌なイメージが残っている人(笑)、なんでもいいから目標が欲しい人、ランニングを習慣化したい人、かっこいいウェアから始めたい人、どんな入口でもきっとやりがいを感じる大会だと思います!とにかく何事もエントリーしてみるのが大事!走り込みが0キロでも、全く自信がなくてもちょっとでも気になったら、来年度の応募をしてみてください!(私も出ます!)
◆問い合わせ先
ニューバランスジャパンお客様相談室
0120-85-7120
構成・文/大島滉平