【ラルフ ローレン PINK PONY】元バレーボール日本代表・古賀紗理那さん×藤井夏恋さん「自分のからだと向き合うべき」
ラルフ ローレンと光文社が主催する『PINK PONY~自分をもっと抱きしめよう~』イベントを2024年10月29日(火)に表参道のラルフズ コーヒーにて開催。本イベントにはCLASSY.世代でもある元バレーボール日本代表の古賀紗理那さんや、CLASSY.モデルの藤井夏恋さん、また産婦人科医の宋美玄先生が出演し、乳がんや自分の体と改めて向き合う大切さについて対談するトークショーを実施。今回は今私たちが知っておきたい情報が詰まったイベントの内容をわかりやすくレポートします。
『PINK PONY~自分をもっと抱きしめよう~』とは
がん予防と治療に特化したグローバルな慈善活動プログラムを展開するラルフ ローレンと、「どの世代も自分の体のことを後回しにせず、ブレスト・アウェアネスを習慣化し、定期的な乳がん検診を行ってほしい」という想いもった光文社との昨年からスタートしている、共同プロジェクト。2024年10月28日に開催されたイベントでは、元バレーボール日本代表古賀紗理那さん、CLASSY.モデル藤井夏恋さん、産婦人科医の宋美玄先生がトークショーに出演し乳がんについてだけでなく、日々の健康について深くトークを繰り広げていく内容に。
「自分を褒めてあげることが大切」
イベントでは、『もっと自分を抱きしめよう』というテーマをもとにトークが進行。先日の現役引退セレモニーを終えられたばかりの古賀さんにMCから選手時代はどのようにして自分を大切にしていたか問われると「海外でプレーや練習をしているときは、『海外で練習できていてすごい!』と自分で自分のことをとにかく褒めていました」と回答し、「日本代表が終わったタイミングでいつもご褒美も買っていました。今でもそのときに買ったものを見ると、当時のキツかったことも思い出しますね(笑)」とほんの少し思い出エピソードも。現役時代はアスリートとして自分の管理を徹底して行っていた古賀さん。引退した今も変わらず続けているのかの質問には「夫はまだ、アスリートとして現役なので、同じように常にテキパキ動いて生活しているんです」と答え、いまだに変わらない生活をしていることを報告。「でも、夫がいないときはペットと遊んでゆっくり過ごしたり、自分の時間を過ごしています」とリラックス時間についても言及しました。
自分を大切にすることについて藤井さんは「リラックスする時間、自分の時間を作ることは大切にしています。私も古賀さんと似たところで言うと、ショッピングをしてご褒美を買う時間も好きです。いいご褒美を買うことで自分に自信がつく、常に目標高くいたいので最近ではジュエリーを買いました」とお買い物トークも少し。そのほか女子ならではの人間関係の築き方もトークショーでは対談。
健康について心がけていることについて問われると古賀さんは、「自分が体調不良になると、大切な人や周りにも心配をかけてしまうためできるだけ健康でいようと思うようになりましたね。特に夫は現役アスリートなので心配をかけてしまうとプレーにも影響が出てしまうので気をつけています。なので引退した今でもライフスタイルは変えずに、夫と同じ生活リズムで生活しているんです」と、結婚してより意識するようになったことを説明。藤井さんは「私はシンプルによく食べて、よく寝ることですね。例えば私はいろんなお料理を食べるのが好きなので、外食が続いていたらお家で作るものは無添加や無農薬なものを使ってお料理をするようにして健康には気を遣っています」と体に取り入れる食についても教えてくれました。
健康というキーワードからトークテーマは本題である『乳がん』について。女性の9人に1人は乳がんになると言われている昨今、そもそも婦人科系のがん検診を受けたことがあるか質問されると古賀さんは「はい」と回答し、藤井さんは「怖かったり、痛いイメージもやっぱりありますよね。あとは、結果を待つ時間も怖いと思う人も多そう」と答え、検診について不安に思う気持ちについても述べました。
そんな読者の不安な気持ちを代弁した藤井さんに対し宋先生は「乳がん検診はマンモグラフィー以外にも超音波やMRI検査もできる施設もあるので、痛みも緩和されると思います。ご自身に合った病院と先生選びをするのがおすすめです」とアドバイスし、古賀さんも藤井さんもちょっと安堵した表情に。
「がん検診は健康への投資だと思ってほしい」
イベント中、日々多くの患者さんを診察する宋先生はまず診療にしてきてくださった皆さんに対して、「仕事や育児と本当に頑張り屋さんで多忙なのにこうして時間を作って来てくれていることに感謝しながら診察をしています」と話し、女性がかかる乳がんや子宮頸がんについても説明。9人に1人は乳がんとなると言われている昨今、いかに検診やセルフチェックが大切かを「早期発見できれば切除する部分も少なく済み、体への負担も少なくなります。CLASSY.世代やまだ若い世代だと、あまり自分事化できない人も多いけれど、少しでも意識してもらいたい」と熱弁。また、乳がんは遺伝性のがんとも言われているため、直系家族の女性で30,40代に乳がんを発症した方がいる場合は、遺伝カウンセラーを受診し、検査してみるのもおすすめだと回答。そのほか自身たちがいますぐにできることはセルフチェックをすることだと伝え、『ブレスト・アウェアネス』について会場で詳しく教えてくれました。「自分の体は自分が一番わかるからこそ、まずは自分を大切にしながら向き合ってほしいです」とコメントも残しました。
ブレスト・アウェアネスのチェックポイント
- 普段の乳房の状態を知る
- 乳房の変化に気をつける
- すぐに医師に相談
- 乳がん検診を受ける
セルフチェックは最初は抵抗のある方も多いかもしれませんが、いますぐに自分を大切にできる行動のひとつ。宋先生曰く、月経のタイミングで胸に張りを感じる人はそのタイミングでチェックするとより確認もしやすくていいとのこと。セルフチェックは自分の日常のルーティンにもプラスしやすいのでどんな人でもまずはできるはず。普段とは違う違和感を感じたら、乳腺科に行くのがおすすめ。また、乳腺科でも治療を専門とする医者と、発見を専門とする医者がいるためまずは、後者の方がいる医療機関の受診をするのがベター!
身につけて気分も意識も上がる、ラルフ ローレンのPINK PONYコレクション
CLASSY.読者のみなさまも素敵なスタイルで参加
応募招待制で行われた本イベント。約40名の方にご参加いただき会場は満員。うち約30名はCLASSY.読者の方々でお気に入りのラルフ ローレンのお洋服を着用して来場してくださる方がほとんど! それぞれの着こなしで来場し会場も華やかな雰囲気。
トークショーの様子はアーカイブをチェック!
撮影/杉本大希 取材/石津愛子 構成/小林麻衣子
PR・お問合わせ先/ラルフ ローレン TEL: 0120-3274-20