毎月誌面を彩ってくれるだけでなく、働く31歳女性としての感覚が共感を呼んでいる茜ちゃん。そんな彼女が結婚したとの報告を受け、独占インタビューを敢行。現代的な女性像が浮かび上がる「ほったらかしにしたらアカン」連載の特別版です。
気がつくと私にとって相方のような存在になっていました
自分の恋愛の話を誌面でほとんどしたことがないのでどう話せばいいんだろう…と戸惑いながらインタビューを受けています(笑)。はい、結婚しました!彼と結婚しようと思った一番の理由は、誠実で嘘がないと思える話し合いができること。これから一緒に暮らしていく中で、何か問題が起きても、この人なら話し合いを重ねて良い関係を維持できるって信じられたから。これまで何度となくケンカしたけれど(納得いくまで話したくて気付いたら朝になっていたことも…!)、どんな状況でも私に寄り添ってくれるし、ベストな落とし所を探して譲歩してくれました。私はとことんまで自分の思ったことを伝えたいし、上手くいかないことや不満を相手だけのせいにしたくない。だから「これは私が悪い、でもこれはゆずれない。どうしたら解決できるか」と論理的に考えたいし、その場しのぎじゃなくてお互い納得できる解決策を見つけたいんです。話し合いが苦手で「もういい」って投げ出しちゃう人もいると思うんです。でも彼はそうじゃなかった。極論だけど、相手と合うか合わないって、話ができるかできないか、だと思ってて。よく相手との出逢いについてビビッときたとか、結婚する直感が働いたとか聞くけど、私はそういうのとは少し違いました。話し合いを重ねた結果にこの結婚があります。…って話すとすごく打算的に聞こえちゃいますね。ノロケが苦手で(笑)。
「年齢は数字にすぎない」…って言いたいんですけど、私は30の節目でいろいろ考えました。シンプルに、まわりに結婚する友達が多くて。正直に言うと「いつプロポーズしてくれるのかな?」って思ったり。恋人であり相方のような存在でもある人がいいなという感覚かもしれません。どうしてもまわりに気を遣う性格だし、目標としていた仕事が決まっても友達にも素直に言えない。全く気を遣わずに仕事の話ができて、美味しいものが食べられて、旅に行けて…彼は私の弱いところも全部見せられる人でした。一度、仕事でキツかったときに彼の前でバッと涙が出たことがあったんです。年々泣かなくなってきたのに…。そんな自分が嬉しくもあったんですよね。
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撮影/生田昌士(hannah management) モデル/堀田 茜 ヘアメーク/笹本恭平(ilumini.) スタイリング/三好 彩 撮影協力/バックグラウンズファクトリー 取材/野田春香 編集/藤田摩吏子、小林麻衣子 再構成/Bravoworks,Inc.
※文中の素材はWG=ホワイトゴールド、D=ダイヤモンドを表します。