今月は東京でおすすめしたいフラッと立ち飲みできるお店を2つご紹介します。
1.自由が丘で「女友達と」
小皿でカジュアルに楽しめる!レストラン級の本格メニュー
バーやスナックなどが軒を連ねる渋い路地に、昨年12月にオープンしたばかり。シェフとして厨房に立つのは、「ザ・リッツ・カールトン大阪」や「ウェスティンホテル東京」、「中華香彩JASMINE」で研鑽を重ねた井上史子さん。カウンター越しに名店仕込みの技を目の当たりにして、立ち上る香りや音に食欲をくすぐられるのは小体な立ち飲みだからこそ。レストランではコースや大皿で供されることが多い本格中華が、1人でも楽しめるポーションになっているのも嬉しいポイント。お茶割りには高級台湾茶「UMACHA」の香り高い水出しを使い、料理もドリンクもカジュアルながらハイクオリティ!
1人でも楽しめるように小ぶりの魚を蒸し上げ、熱々の油をジュッ。海鮮自慢の「立ち呑み 鉄砲玉」の系列ゆえ素材は上質。香港風蒸し魚¥1,290
「中華香彩JASMINE」の看板料理を井上シェフ流に。しっとり柔らかい総州古白鶏に、タレは花巻につけても楽しめるようにたっぷりと。名物よだれ鶏¥690
中国醤油の香ばしさがたまらない一品は、お酒のアテにも〆にも◎。香港焼そば¥790
\店舗情報/
立呑み中華 起率礼
【住所】東京都目黒区自由が丘2-14-2
【TEL】03-4400-0235
【営業時間】16:00~23:00
【定休日】月曜
https://www.instagram.com/kiriturei_jiyugaoka/
2.代々木で「ひとりでも」
自然派ワイン、ビール、蕎麦… 厳選メニューを角打ちスタイルで
“食とカルチャーのセレクトショップ”をテーマに、全国各地から集めたものからオリジナルまで、選りすぐりのフード&ドリンク、グッズが揃い踏み。注目は何といっても、京都の大人気立ち食い蕎麦店「すば」の味が楽しめること。小洒落たつまみを蕎麦前にして、だしが染み入る旨さの一杯で〆てもよし。冷蔵庫から好きな自然派ワインやクラフトビールを選んで、気楽な角打ちスタイルを満喫してもよし。併設されたショップで、アートブックやレコードなどを購入してもよし。どんなシーンで訪れても、おいしい+αで迎えてくれます。
蕎麦屋でお馴染みの一品も、こちらならではの洗練された味わいに。蕎麦のだしを使ってふっくら焼き上げ、フレッシュライムの皮を削りかけて爽やかに。オリジナルクラフトビールと好相性。だし巻きライム玉子¥880、FRESH DRINK SERVICE West Coast IPA¥935
レモン、ガーリック、ナンプラーでマリネしてからカラッと揚げた手羽中は、お酒を誘うこと間違いなし。寄チキ10本¥770
麺もだしも京都から直送される。食べ進めるうちに油かすのコクがだしに広がり、ぐっと味わい深くなる。京都すばホルモン油かすと九条ネギ¥1,430
\店舗情報/
寄(よせ)
【住所】東京都渋谷区代々木3-38-10 1F
【TEL】03-6381-6131
【営業時間】11:30~23:00(L.O.22:30)
【定休日】水曜
https://www.instagram.com/yose_tokyo/
撮影/佐藤顕子、今井裕治 取材/首藤奈穂 編集/陣内素実 再構成/Bravoworks,Inc.