【実録】みんなの副業、うまくいくコツ4選

収入源を分けるというメリットの

収入源を分けるというメリットのほか、「主体的にキャリアを形成したい」「本業とは別分野のやりたいことに挑戦したい」…そんな願いを叶える副業。興味はあるけれど、実際みんなはどんな風に働いている?本業にも副業にも全力で向き合うCLASSY.世代4人のケースを取材しました。

Aさん(27歳)の場合

愛犬との生活が副業のきっかけに

「あったらいいな」を探していた

「あったらいいな」を探していたら「自分でできるかも」に変わっていきました
4年前に愛犬を迎え、ドッグフレンドリーなカフェを巡るようになったのですが、ドッグキャリーを持ち歩くのが辛くて…。荷物を減らしたい一心でアイテムを探すも理想のものは見つからず、「自分で作る」という選択に。リサーチの結果自分でも始められそうなことがわかり、さっそくOEMに製作を依頼したのですが、完成したサンプルはイメージとかけ離れており…。試行錯誤を重ね、第4弾で商品として販売できるレベルに。デザインの構想から販売後の対応まで一人で行うので相談相手がいない大変さはありますがお客様からの嬉しい声、そして何より愛犬とのお出かけが快適になった実感がモチベーションに繋がっています。

【こんなスケジュールで働いています】

Bさん(27歳)の場合

業務委託形式で、本業で得た知識をアウトプット

「得る」「活かす」2つのアプロ

「得る」「活かす」2つのアプローチでキャリアを積み上げていきたい!
前職でお世話になった先輩が独立し、マーケティング支援会社を立ち上げることに。本業で得たスキルの腕試しに副業を始めたいけれど自分で探すほどの動機はない…という私の相談を覚えてくれていて数年ぶりに連絡をもらい現在業務委託形式でリサーチや資料作成を任されています。以前から会社に執着せず転職や起業をしてキャリアを積み上げていきたいと考えていたので、本業でインプット→副業でアウトプットする今の働き方がしっくりきています。スキルベースで本業を選び、副業はそこで学んだ知識を活かし、いかに楽しく仕事ができるかを試す場所。「ワクワクする内容か?」を重視して続けていきたいです。

【こんなスケジュールで働いています】

Cさん(27歳)の場合

本業のほかに2種の副業!パワフルに収入源を分散

頑張る先はいくつあってもいい!

頑張る先はいくつあってもいい!体力と時間を「分散投資」したい
自分らしく信念を持って働くフリーランスの方との仕事をきっかけに、企業に所属しない働き方に興味を持ちました。そんな時、私の本業を知る方からのお誘いがあり副業を始めてみることに。現在商品パッケージ企画、サイトやSNS運営に携わっています。正直、本業のスキルをそのまま転用できてコスパがいいし、裁量が大きくやりがいを感じています。また、所属先が複数あることで一方で失敗しても、もう一方の存在のお陰でまた前を向けるように。自由に使える体力と時間がある今、頑張る先は多い方がいいと感じ、業務量が落ち着いた今年から新たにカフェアンバサダーの副業も始めました。

【こんなスケジュールで働いています】

Dさん(27歳)の場合

「好き!」を諦めずに行動して見つけた兼業

「趣味」が「仕事」に変わったら

「趣味」が「仕事」に変わったら自分のアイデンティティが見えてきました
本業以外の仕事として、自然や植物をモチーフに、商業利用するイラストや展示用の絵を描いています。もともとは趣味で描いていたのですがとあるきっかけで出会った方と植物の話題で盛り上がり、SNSにアップしていた作品を見てもらうことに。その後、絵の依頼をしたいと連絡をもらったのが始まりです。創作に対価が伴ってからは自分とは何者かを深く考えるように。自分の内面を黙々と見つめて作品にのせています。一方、本業は新規事業のコンセプトを構築していくチームワーク。この静と動のバランスが心地よく、相乗効果を感じています。両方あることが大事なので、本業/副業というより「兼業」している感覚です。

【こんなスケジュールで働いています】

イラスト/Erika Skelton 取材/飯室紗季 編集/陣内素実 写真/AC 再構成/Bravoworks,Inc.

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最新号 202412月号

10月28日発売/
表紙モデル:山本美月

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